眼科診療における点眼アドヒアランスの現状と課題:教育・行動支援・デジタル技術を統合した多面的戦略AdherencetoOphthalmicEyeDropsinClinicalPractice:CurrentStatus,Challenges,andtheMultimodalStrategyofIntegratingEducation,BehavioralSupport,andDigitalTechnology猪俣武範*はじめに点眼薬は眼科診療においてもっとも頻用される治療手段の一つであり,緑内障,ドライアイ,白内障をはじめとした術後管理,アレルギー性結膜炎など,多岐にわたる疾患に適応されている1.4).その有効性は多くの臨床試験や長期観察研究により裏づけられており,眼科薬物治療の基盤をなしてきた.しかし,点眼薬がもつ本来の効果を最大限に引き出すためには,患者が処方どおりに継続的かつ正確に使用することが必須である5).点眼薬には経口薬と比較して特有の困難が存在する.第一に「使用忘れに気づきにくい」こと6),第二に「滴下操作の難易度が高い」こと7),第三に「生活リズムや環境との結びつきが強い」こと8)である.このため,点眼アドヒアランス(遵守度)が治療効果に及ぼす影響はきわめて大きい9).さらに,点眼は可視的な行為でありながら家庭や職場での支援を得にくく,患者個人の努力に依存しやすい9).こうした特徴は,点眼薬による治療が他の薬物療法と比較してアドヒアランスの確保を困難にする要因となっている.従来用いられてきたコンプライアンスは医師の指示を患者が受動的に守るという意味合いが強かった10)(図1).一方,アドヒアランスは患者が主体的に治療に参加し,医師と協働して継続する姿勢を強調する概念であり,より双方向的で能動的な意味を含む.世界保健機関(WorldHealthOrganization:WHO)はアドヒアランスを「患者の行動が医師の推奨と一致している程度」と図1コンプライアンスとアドヒアランスの概念的差異コンプライアンスは医師の指示を患者が受動的に遵守することを強調するのに対し,アドヒアランスは患者主体の治療参加と医師との協働を前提とする.定義し,薬剤使用のみならず食事・運動療法や生活習慣改善など広範な行動を含むものとしている11).眼科領域においても点眼アドヒアランスは臨床アウトカムに直結する12).緑内障では点眼アドヒアランスが視野障害進行の抑制に,ドライアイでは角膜上皮障害や自覚症状の改善に直結する1,2).白内障術後では感染や炎症予防に不可欠であり,アレルギー性結膜炎では症状の再燃防止に重要である3,4).しかし現実には,緑内障点眼薬のアドヒアランスは処方1年以内に40.60%が中断し12),ドライアイ患者においても人工涙液を定期的に使用できているのは半数に満たない13).したがって,眼科疾患における点眼アドヒアランスは臨床的有効性を左右する鍵であり,その改善は失明予防や生活の質(quali-tyoflife:QOL)向上に直結する重要課題である.本稿では,まず眼疾患ごとに点眼アドヒアランスの現状と課題を概観する.そのうえで,教育的介入,行動変容支援,薬剤処方の工夫,デジタル技術やデバイスの活*TakenoriInomata:順天堂大学医学部眼科学講座〔別刷請求先〕猪俣武範:〒113-8421東京都文京区本郷2-1-1順天堂大学医学部眼科学講座(1)(11)1375用について検討する.さらに規制・制度上の課題や将来展望を提示し,点眼アドヒアランス改善のための多面的戦略を論じる.I点眼アドヒアランスの現状と課題緑内障は世界の失明原因の第2位を占める慢性進行性疾患14)であり,点眼薬による眼圧下降が治療の第一選択である15).しかし,その点眼アドヒアランスは一貫して不十分であり,処方1年以内に40.60%が治療を中断している12).自己申告調査では点眼アドヒアランスが70.80%と高めに報告される一方,電子モニタリングによる客観的評価では50%前後にとどまることが明らかになっており,両者の間には大きな乖離が存在する1,16).さらに,薬剤特性による差も大きく,プロスタグランジン関連薬は1日1回投与ですむため,比較的点眼アドヒアランスは高いが,b遮断薬や炭酸脱水酵素阻害薬のように複数回投与を要する薬剤では点眼アドヒアランスの低下が顕著である17,18).加えて,緑内障は無症候性であることから「薬を中止しても変化がない」と患者が誤認しやすく,米国の大規模コホート研究では3年後の継続率が30.40%にすぎず12),日本や欧州でも同様の傾向が確認されている19).近年のメタアナリシスでは点眼アドヒアランスが80%以上の群において進行リスクが有意に低下することが示されており20),点眼アドヒアランスが視野障害進行の抑制に直結することが明確となった.日本の長期観察研究でも点眼アドヒアランスの高い患者群は低い群に比べて失明率が有意に低く,社会生活維持におけるQOLも良好であることが報告されている12,21,22).ドライアイは,世界的な有病率が約5.50%と非常にばらつきがあるものの,視覚障害やQOL低下をもたらすもっとも頻度の高い眼疾患の一つである23).治療の中心は人工涙液や抗炎症点眼であるが,「症状のあるときだけ使用する」という傾向が強く,点眼の継続使用率は低い8).Eguchiらのドライアイ研究用スマホアプリ「ドライアイリズム」を用いたデジタルコホート研究では症状性ドライアイ患者の半数以上が点眼を使用しておらず,スクリーン時間,睡眠不足,肥満などの生活習慣が点眼アドヒアランスの低下に寄与していることが明らかとなった24).さらに,TearFilmandOcularSurfaceSocietyDryEyeWorkshopII(TFOSDEWSII)では,点眼アドヒアランス低下が治療効果減弱や症状改善遅延に直結することを指摘している2).日本のコホート研究においても点眼アドヒアランスの高い群では角膜上皮障害スコアや自覚症状スコアの改善が有意に大きいことが報告されており25),デジタルリマインダーを用いた介入によって眼表面疾患指数(ocularsurfacediseaseindex:OSDI)スコアが改善する事例も示されている26).これらは,行動支援やテクノロジー活用がドライアイ治療の持続性を高め得ることを示唆している27).白内障手術は世界でもっとも施行される外科手術の一つであり28),術後の抗菌薬・抗炎症薬点眼は感染予防と炎症抑制に不可欠でとされている29).しかし,高齢者を中心に複数点眼の管理は容易ではなく,日本の多施設研究では抗菌薬点眼の完遂率が70%以下であることが示され,術後説明不足や教育の不十分さがその一因とされる30).米国の臨床研究では,退院時の構造化教育や電話/ショートメール(shortmessageservice:SMS)によるフォローなどの介入が,白内障術後の点眼レジメンに対する理解・実施を改善しうることが示唆されており,患者のリテラシー不足が点眼アドヒアランス低下の主要因となることも報告されている31).欧州でも,遠隔モニタリングやSMSを組み合わせた術後フォローの前向き試験が進み,患者体験や安全性・費用対効果の観点から術後管理の強化が検討されている32).このように,白内障術後においては高齢者特有の操作困難や認知機能低下に加え,教育不足が大きな課題となっている.アレルギー性結膜炎では抗ヒスタミン薬や肥満細胞安定化薬点眼が広く用いられているが33),その症状が軽快すると中断する患者が多いことが知られている4).さらに,タクロリムス点眼は刺激感が強いために長期継続が困難で点眼アドヒアランスが低い34).また,小児では保護者の協力が不可欠であり,家庭の支援体制が乏しい場合には点眼アドヒアランスが著しく低下することが報告されている35).そのため医療機関に加えて教育現場や地域社会との連携が点眼アドヒアランス向上に寄与する可能性がある.以上のように,緑内障,ドライアイ,白内障術後管表1疾患別にみた点眼アドヒアランスとおもな課題点眼アドヒアランスおもな課題改善介入方法緑内障1年後のC40.C60%中断無症候性,複数回投与教育,配合材,デジタルリマインダードライアイ半数未満が不定期使用症状依存,生活習慣デジタルリマインダー,生活指導白内障術後抗菌薬完遂率<7C0%高齢者操作困難,教育不足家族介入,反復教育アレルギー性結膜疾患改善後中断例多数症状軽快時の中断,小児における保護者依存保護者指導,学校支援緑内障では「無症候性による中断」,ドライアイでは「症状依存的な使用」,白内障術後では「高齢者による操作困難」,アレルギー性結膜炎では「症状軽快後の中断」が主要因となっている.疾患ごとに特異的要因がある一方,共通課題として操作の煩雑さと支援不足が浮き彫りになる.表2点眼アドヒアランス評価法の比較評価法強み弱み自己申告簡便・低コスト過大評価・想起バイアス残薬調査(点眼本数カウント)客観的・容易過大評価・改ざん可,点眼タイミング不明電子モニタリング正確・点眼タイミング取得可高コスト・負担スマートデバイス患者・市民の生活圏における自動取得デバイスの普及前提AI(人工知能)予測モデル個別予測・フィードバック可開発段階,妥当性や信頼性の検証が必要が得られにくいことが知られている.近年では,スマートデバイスやウェアラブル機器を活用した客観的な測定手法が導入され,従来の主観的評価を補完しうる有用なデータが蓄積されつつある39.42).さらに人工知能(arti.cialintelligence:AI)を用いた解析により,患者属性や生活習慣から点眼アドヒアランス低下リスクを予測するモデルの開発が進展しており43),将来的には個別化された介入戦略の設計に寄与することが期待される.表2は代表的なアドヒアランス評価法の強みと弱みの比較である.CIIIアドヒアランス改善の工夫1.教育と説明教育的介入は点眼アドヒアランス向上にもっとも基本的かつ効果的な戦略の一つであり,多くの研究で遵守率をC10.20%改善することが示されている44,45).とくに,正しい点眼手技の指導は不可欠であり,複数滴の同時投与回避,容器先端の眼瞼や睫毛との接触防止,滴下後の過剰瞬目の抑制といった基本操作の徹底が重要である46.48).図解資料や動画教材を用いた説明は患者の理解を促進し,自己効力感を高めることにつながる49).さらに,薬剤師や看護師による繰り返しの指導も有効であり,薬剤師が点眼教育を体系的に行うことで点眼アドヒアランスが改善した事例が報告されている45).教育は単発的な指導にとどまらず,継続的な再教育の枠組みとして組み込むことが望ましい.C2.行動変容支援行動変容を促す介入も重要である.リマインダー通知やCSMS配信は短期的な点眼アドヒアランス改善効果を示すものの,長期的な改善には患者個々の生活習慣に合わせた個別化が求められる50,51).近年は行動経済学のナッジ理論を応用52)し,点眼実施に応じてポイントを付与する仕組みや,診療時に遵守度を可視化する方法が試みられており,達成感やモチベーション向上につながるとされる53,54).また,AIを活用し,患者の生活リズムに応じた最適なタイミングでリマインダーを提示することで,従来より遵守率をC20%以上改善したとの報告もある55).さらに,国際比較研究では,文化的背景や医療制度の違いによって点眼アドヒアランス介入効果に差が生じることが示されており,地域特性を考慮した行動支援が必要である6,56).C3.薬剤処方の工夫薬剤設計や処方の工夫も点眼アドヒアランス改善に直結する.投与回数が少ない薬剤ほど遵守率は高く,1日1回の点眼薬や配合剤は継続率を有意に改善する57).さらに,防腐剤フリー製剤は副作用リスクを軽減し,長期使用の持続性を高める58).とくに,抗炎症点眼の徐放インプラントは「毎日の点眼」から「数カ月に一度の処置」へのパラダイムシフトを可能にし,点眼アドヒアランスが改善したと報告されている59).加えて,費用対効果分析においても,徐放製剤の導入は長期的な医療費削減につながることが示されており60),臨床効果だけではなく,医療経済的観点からも有効な戦略と考えられる.以上のように,教育・説明による知識と手技の習得,行動変容支援による日常生活への組み込み,そして薬剤処方の工夫による使用負担の軽減は,いずれも点眼アドヒアランス改善に寄与する重要な要素である.これらは互いに補完的であり,単独の介入では不十分であることが多いため,包括的かつ多層的に組み合わせた戦略として実施する(図2)ことが,臨床現場における持続的な改善につながると考えられる.CIVデジタルヘルスと点眼デバイスの進化1.デジタルヘルス近年では,点眼アドヒアランス向上を目的としたアプリケーションの開発が進んでいる61).代表例として筆者らの開発したドライアイ研究用アプリ「ドライアイリズム」や花粉症研究用アプリ「アレルサーチ」といったスマートフォンアプリケーション(スマホアプリ)は症状と点眼行動を同時に記録でき,患者自身のセルフマネジメント支援と研究データ収集の双方に有用であることが報告されている24,39.42,62).こうした取り組みに加えて,CSoftwareasaMedicalDevice(SaMD)は医療機器としての承認を受けることで,医療提供体制や保険診療体系の中に正式に組み込まれ,診療上の標準的なプロセスとして利用可能となる点で重要である.米国食品医薬品局図2アドヒアランス改善介入の多層構造モデル患者を中心に据えた多層的介入モデル.第C1層は「教育と説明」による基盤形成,第C2層は「行動変容支援」による習慣化促進,第C3層は「薬剤・デバイスの工夫」による負担軽減を表す.外周には「制度整備・社会的支援」が位置づけられ,全体を補完する.calsCandCMedicalCDevicesAgency:PMDA)が審査体制の整備を進めているものの,実用化にはさらなる環境整備が求められている.加えて,点眼アドヒアランスデータは医療情報としてCEUの一般データ保護規則(gen-eralCdataprotectionCregulation:GDPR)や日本の個人情報保護法の規制対象となり,暗号化・匿名化・利用者同意の確実な取得が必須である.とくに高齢者の利用を想定した場合,セキュリティに加え,ユーザーインターフェース/ユーザーエクスペリエンス設計において音声ガイド,大きな文字表示,ワンタッチ操作といった配慮が強く求められる.さらに,制度的観点では保険償還制度が普及の大きな障壁となっている.米国では一部のCSaMDが公的保険や民間保険の対象として認められており,保険償還の仕組みが段階的に整備されつつある.わが国においてもSaMDは保険診療に導入されつつあるが,適用範囲はより限定的であり,この償還制度の進展度の差が両国における普及速度の違いに直結している.とくに緑内障患者において,失明を防ぐことによる医療費削減につながる効果はC20年間で累積C1,100億円規模に及ぶとの試算もあり76),費用対効果を考慮した制度設計は喫緊の課題といえる.デジタルヘルスと点眼デバイスの臨床的有用性を裏づけるエビデンスを積み上げるとともに,政策的支援や保険償還の整備を進めることが,実臨床での普及と持続可能な導入に不可欠である.CVI将来展望AIを用いた解析によるリスク予測と個別化介入は,今後の点眼アドヒアランス管理において中核的役割を果たすと考えられる.米国で行われた臨床試験では,AIアルゴリズムを活用したリマインダー介入により遵守率がC20%以上改善したと報告されており55),従来の一律的アプローチに比べて高い効果が期待される.さらに,スマートウォッチや眼鏡型デバイスとの連携により,点眼行動や視機能関連パラメータをリアルタイムで記録・解析することが可能となり,眼圧や涙液分泌を評価するセンサーとの統合によって閉ループ型治療管理(図3)の実現が視野に入っている77).このようなシステムは,点眼行動を単なる遵守指標から疾患制御の一部として動的に位置づけし直す契機となる.また,アプリやデバイスを通じて得られるリアルワールドデータ(realworlddata:RWD)は,疾患傾向や治療効果の評価を精緻化するのみならず,医療政策立案や費用対効果分析に資する基盤情報としての価値を有している24,41).とりわけ高齢化社会における医療資源の効率的配分において,RWDの活用はきわめて重要である78.80).一方で,低・中所得国においては薬剤アクセス自体が主要な制約因子であり,先進国型の高度デジタル介入をそのまま導入することは困難である81).WHOはモバイルヘルス技術の活用による低コストかつ広範囲な支援の有効性を指摘しており82),シンプルかつ持続可能な介入の設計が求められる.今後は国際的なデータ共有や標準化が進むことで,先進国と途上国の双方に適応可能な包括的戦略の構築が期待され,世界規模での点眼アドヒアランス改善につながると考えられる.将来展望として,AIやスマートデバイスの進化は点眼アドヒアランス管理の質を飛躍的に高め,閉ループ型の治療体系を現実のものとしうる(図3)77).また,RWDの活用は医療政策や費用対効果分析に資する新たな基盤を提供する.一方で,グローバルな視点では低コスト・高効率の介入が求められ,国際的な協調と標準化が不可欠である.したがって,今後は技術革新と制度整備を両輪とし,先進国・途上国を問わず持続可能な点眼アドヒアランス改善戦略を構築することが重要である.おわりに点眼アドヒアランスは,眼科治療の成否を左右するもっとも重要な要素の一つである.その概念は単なる「指示の遵守」にとどまらず,患者が主体的に治療へ参加し,医師や医療スタッフと協働して継続的に治療を遂行するという広義の意味を含んでいる.近年の研究により,教育的介入や行動変容支援,薬剤設計の工夫が点眼アドヒアランス向上に寄与することが実証されており,さらにアプリやCSaMD,スマートデバイスといった技術革新が新たな解決策として現れつつある.これらは従来の課題を補完し,患者個々の背景に即した点眼アドヒアランス改善を可能にする.図3将来展望:AIとデジタル技術による閉ループ型管理モデル閉ループ型治療管理(closed-looptherapymanagement)とは,患者の状態を継続的にモニタリングし,そのデータをリアルタイムで解析して,治療の調整を自動的または半自動的に行う仕組み.「測定C→判断C→投与」をひとつのループとして閉じることで人の介入を最小化し,より精密で個別化された管理・治療を実現する.whenCdiscussingCtheCneedCforCadditionalCoralCmedicationCwithCtypeC2Cdiabetespatients:InsightsCfromCtheCcross-nationalCIntroDiaRCstudy.CDiabetesCResCClinCPractC148:C179-188,C201911)WorldCHealthOrganization:WorldCHealthCReportC2003,CGeneva,200312)QuarantaCL,CNovellaCA,CTettamantiM:AdherenceCandCpersistencetomedicaltherapyinglaucoma:anoverview.OphthalmolTherC12:2227-2240,C202313)WuCWL,CChangSW:CharacterizationCofCindividualsCwithChigh-frequencyCarti.cialCtearCsupplementCuse.CJCClinCMedC14:202514)KingmanS:GlaucomaCisCsecondCleadingCcauseCofCblind-nessCglobally.CBullCWorldCHealthCOrganC82:887-888,C200415)WangCT,CCaoL,CJiangCQ:TopicalCmedicationCtherapyCforCglaucomaCandCocularChypertension.CFrontCPharmacolC12:C749858,C202116)CateCH,CBhattacharyaCD,CClarkA:PatternsCofCadherenceCbehaviourCforCpatientsCwithglaucoma.CEye(Lond)C27:C545-553,C201317)BaudouinCC,CMyersCJS,CVanCTasselSH:AdherenceCandCpersistenceConCprostaglandinCanaloguesCforglaucoma:aCsystematicCreviewCandCmeta-analysis.CAmCJCOphthalmolC275:99-113,C202518)BolandMV,ChangDS,Frazier,T:Electronicmonitoringtoassessadherencewithonce-dailyglaucomamedicationsandCriskCfactorsCfornonadherence:theCautomatedCdosingCreminderstudy.JAMAOphthalmolC132:838-844,C201419)KashiwagiCK,CFuruyaT:PersistenceCwithCtopicalCglauco-maCtherapyCamongCnewlyCdiagnosedCJapaneseCpatients.CJpnJOphthalmolC58:68-74,C201420)ShuCYH,CWuCJ,CLuongT:TopicalCmedicationCadherenceCandCvisualC.eldCprogressionCinopen-angleCglaucoma:CanalysisCofCaClargeCUSChealthCcareCsystem.CJCGlaucomaC30:1047-1055,C202121)SleathCB,CBlalockCS,CCovertD:TheCrelationshipCbetweenCglaucomaCmedicationCadherence,CeyeCdropCtechnique,CandCvisualC.eldCdefectCseverity.COphthalmologyC118:2398-2402,C201122)ThompsonCAC,CWoolsonCS,COlsenMK:RelationshipCbetweenCelectronicallyCmeasuredCmedicationCadherenceCandCvision-relatedCqualityCofClifeCinCaCcohortCofCpatientsCwithCopen-angleCglaucoma.CBMJCOpenCOphthalmolC3:Ce000114,C201823)StapletonF,AlvesM,BunyaVY:TFOSDEWSIIepide-miologyreport.OculSurfC15:334-365,C201724)EguchiA,InomataT,NakamuraM:HeterogeneityofeyedropCuseCamongCsymptomaticCdryCeyeCindividualsCinJapan:large-scaleCcrowdsourcedCresearchCusingCDryEye-Rhythmapplication.JpnJOphthalmolC65:271-281,C202125)UchinoCM,CUchinoCY,CDogruM:DryCeyeCdiseaseCandCworkproductivitylossinvisualdisplayusers:theOsakastudy.AmJOphthalmolC157:294-300,C201426)AshwiniCDL,CVeCRS,CNoschD:E.cacyCofCblinkCsoftwareCinCimprovingCtheCblinkCrateCandCdryCeyeCsymptomsCinCvisualCdisplayCterminalCusersC-ACsingle-blindedCrandom-izedCcontrolCtrial.CIndianCJCOphthalmolC69:2643-2648,C202127)SaldanhaCIJ,CPetrisCR,CIfantidesC:PatientCbarriersCandCfacilitatorsCforCmakingCenvironmentalCandCbehavioralCmodi.cationsfordryeyeintheUnitedStates.OptomVisSciC101:84-89,C202428)HashemiCH,CFayazCF,CHashemiA:GlobalCprevalenceCofCcataractsurgery.CurrOpinOphthalmolC36:10-17,C202529)AragonaCP,CPostorinoCEI,CAragonaE:Post-surgicalCman-agementCofcataract:LightCandCdarkCinCtheC2020s.CEurJOphthalmolC31:287-290,C202130)LeeK,LeeG,LeeS:Advancesinophthalmicdrugdeliv-eryCtechnologyCforCpostoperativeCmanagementCafterCcata-ractsurgery.ExpertOpinDrugDelivC19:945-964,C202231)DevireddyCN,CFarooqiCI,CHidingerI:EyedropCcomplianceCandliteracy-relatedadherencebarriersaftercataractsur-geryCinCKoforidua,CGhana.CClinCOphthalmolC19:1223-1228,C202532)ClaessensJLJ,WantenJC,BauerNJC:Remotefollow-upafterCcataractsurgery(CORE-RCT):studyCprotocolCofCaCrandomizedCcontrolledCtrial.CBMCCOphthalmolC23:41,C202333)LeonardiCA,CQuintieriCL,CPresaIJ:AllergicCconjunctivitismanagement:updateonophthalmicsolutions.CurrAller-gyAsthmaRepC24:347-360,C202434)OhashiCY,CEbiharaCN,CFujishimaH:ACrandomized,Cplace-bo-controlledCclinicalCtrialCofCtacrolimusCophthalmicCsus-pension0.1%insevereallergicconjunctivitis.JOculPhar-macolTherC26:165-174,C201035)MiyazakiCD,CTakamuraCE,CUchioE:JapaneseCguidelinesCforCallergicCconjunctivalCdiseasesC2020.CAllergolCIntC69:C346-355,C202036)FriedmanDS,HahnSR,GelbL:Doctor-patientcommuni-cation,Chealth-relatedCbeliefs,CandCadherenceCinCglaucomaCresultsCfromCtheCGlaucomaCAdherenceCandCPersistencyCStudy.OphthalmologyC115:1320-1327,C200837)OkekeCO,QuigleyHA,JampelHD:Adherencewithtop-icalglaucomamedicationmonitoredelectronicallytheTra-vatanCDosingCAidCstudy.COphthalmologyC116:191-199,C200938)TsaiJC:ACcomprehensiveCperspectiveConCpatientCadher-enceCtoCtopicalCglaucomaCtherapy.COphthalmologyC116:CS30-S36,C200939)InomataCT,CNakamuraCM,CIwagamiM:RiskCFactorsCforCSevereCDryCEyeDisease:CrowdsourcedCResearchCUsingCDryEyeRhythm.OphthalmologyC126:766-768,C201940)InomataCT,CNakamuraCM,CIwagamiM:Symptom-basedCstrati.cationCforChayfever:aCcrowdsourcedCstudyCusingCthesmartphoneapplicationAllerSearch.AllergyC76:3820-3824,C202141)InomataT,NakamuraM,SungJ:Smartphone-baseddig-italCphenotypingCforCdryCeyeCtowardCP4medicine:aCcrowdsourcedCcross-sectionalCstudy.CNPJCDigitCMedC4:C171,C202142)InomataT,NakamuraM,Iwagami,M:Individualcharac-teristicsandassociatedfactorsofhayfever:alarge-scalemHealthCstudyCusingCAllerSearch.CAllergolCIntC71:325-334,C202243)MarineciCD,ValeanuA,ChiriC..C:DevelopmentandvalC-idationCofCpredictiveCmodelsCforCnon-adherenceCtoCantihy-pertensivemedication.Medicina(Kaunas)C61:1313,C202544)BarakatCNA,CAlGhanemCR,CAbdulrazeqB:Improvingmedicationadherenceinglaucomapatients:arandomizedcontrolledCinterventionalCstudy.CJCPharmCHealthCServCResC15:202445)AleemCA,CAminCF,CAsimMH:ImpactCofCpharmacist-ledCinterventionsinimprovingadherencetoglaucomamedica-tionsCinCtheCgeriatricCpopulation.CEurCJCHospCPharmC28:Ce191-e196,C202146)Al-TaieA:ACsystematicCreviewCofCimproperCeyeCdropCapplicationCandCroleCofCpharmacistsCforCpatientCeducation.CClinExpOptomC108:760-770,C202547)DavisCSA,CSleathCB,CCarpenterDM:DropCinstillationCandCglaucoma.CurrOpinOphthalmolC29:171-177,C201848)NorsiahCA,CSalizarCMohamedL:ACself-instillationCeyedrop(SIED)techniqueamongglaucomapatient:arecentcomprehensivestructuredreview.IJEPCC9,C202449)DavisSA,CarpenterDM,BlalockSJ:Arandomizedcon-trolledCtrialCofCanConlineCeducationalCvideoCinterventionCtoCimproveCglaucomaCeyeCdropCtechnique.CPatientCEducCCounsC102:937-943,C201950)LaiY,WuY,ChaiC:Thee.ectofpatienteducationandtelemedicineCremindersConCadherenceCtoCeyeCdropsCforCglaucoma.OphthalmolGlaucomaC3:369-376,C202051)BiranA,GoldbergM,ShemeshN:Improvingcompliancewithmedicaltreatmentusingeyedropaids.EncyclopediaC3:919-927,C202352)BhattacharjeeCS,CBhattacharyaS:LeveragingCAI-drivenCnudgeCtheoryCtoCenhanceChandhygieneCcompliance:pav-ingCtheCpathCforCfutureCinfectionCcontrol.CFrontCPublicCHealthC12:1522045,C202453)Huang,CS,CAndrewN:ImprovingCeyeCdropadherence:aCsimpleCtechniqueCusingCaCcableCtie.CActaCOphthalmolC98:Ce396,C202054)McVeighCKA,CVakrosG:TheCeyeCdropchart:aCpilotCstudyCforCimprovingCadministrationCofCandCcomplianceCwithCtopicalCtreatmentsCinCglaucomaCpatients.CClinCOph-thalmolC9:813-819,C201555)TabuchiCH,CNishimuraCK,CAkadaM:Real-worldCevalua-tionCofCnovelCeyeCdropCbottlesensors:Cloud-basedCAICsupportCforCeyeCdropCadherence.CHeliyonC10:e34167,C2024C56)McQuaidCEL,CLandierW:CulturalCissuesCinCmedicationadherence:disparitiesCandCdirections.CJCGenCInternCMedC33:200-206,C201857)KimCY,ParkKH,AhnJ:Treatmentpatternsandmedi-cationCadherenceCofCpatientsCwithCglaucomaCinCSouthCKorea.BrJOphthalmolC101:801-807,C201758)EconomouMA,LaukelandHK,Grabska-LiberekI:BettertoleranceCofCpreservative-freeClatanoprostCcomparedCtoCpreservedCglaucomaCeyedrops:theC12-monthCreal-lifeCFREEstudy.ClinOphthalmolC12:2399-2407,C201859)CaoCY,CSamyCKE,CBernardsDA:RecentCadvancesCinCintraocularCsustained-releaseCdrugCdeliveryCdevices.CDrugCDiscovTodayC24:1694-1700,C201960)DaiCX,CChangCDF,CChenA:UseCandCcostCofCsustained-releaseCcorticosteroidsCforCcataractCsurgeryCunderCtheCmedicarepass-throughprogram.JAMAOphthalmolC141:C844-851,C202361)NaginoK,SungJ,Midorikawa-InomataA:Clinicalutilityofsmartphoneapplicationsinophthalmology:asystemat-icreview.OphthalmolSciC4:100342,C202462)OkumuraCY,CInomataCT,CMidorikawa-InomataA:DryEy-eRhythm:areliableandvalidsmartphoneapplicationfortheCdiagnosisCassistanceCofCdryCeye.COculCSurfC25:19-25,C202263)LeshnoCA,CGatonCD,CSingerR:ACnovelCEyePhonecCappCforCimprovingCadherenceCtoCglaucomaCtherapy.CGraefesCArchClinExpOphthalmolC259:1253-1262,C202164)HirotaCM,COkumuraCY,CNaginoK:SafetyCevaluationCinChealthyCadultsCofCmotion-basedCvirtualCrealityCdichopticCtrainingCforCpediatricCpatientsCwithamblyopia:Prospec-tiveInterventionStudy.JMIRFormResC9:e69801,C202565)NaginoK,OkumuraY,YamaguchiM:DiagnosticAbilityofCaCsmartphoneCappCforCdryCeyedisease:protocolCforCaCmulticenter,Copen-label,Cprospective,CandCcross-sectionalCstudy.JMIRResProtocC12:e45218,C202366)KyriazakosCS,CPnevmatikakisCA,CKostopoulouK:Bench-markingCtheCclinicalCoutcomesCofCHealthentiaCSaMDCinCchronicCdiseasemanagement:aCsystematicCliteratureCreviewCcomparison.CFrontCPublicCHealthC12:1488687,C202467)HwangCD,CChangCJW,CBenja.eldAV:E.ectCofCtelemedi-cineCeducationCandCtelemonitoringConCcontinuousCpositiveCairwayCpressureCadherence.CTheCTele-OSACRandomizedCTrial.AmJRespirCritCareMedC197:117-126,C201868)BittonE,BouskilaJ:SqueezabilityofeyedropcontainersusedCinCdryCeyeCdiseaseCmanagement.CClinCExpCOptomC108:444-449,C202569)ChowA,ChoiJ,BacharachJ:Thee.ectofeyedropsizeonpupillarydilationusingthenanodropperbottleadapter.ClinOphthalmolC19:1217-1221,C202570)GatwoodCJD,CJohnsonCJ,CJerkinsB:ComparisonsCofCself-reportedCglaucomaCmedicationCadherenceCwithCaCnewCwirelessdevice:aCpilotCstudy.CJCGlaucomaC26:1056—-