———————————————————————-Page10910-1810/09/\100/頁/JCLS(特に白内障)と外傷別に,ひき起こされる角膜内皮障害の特徴を日本角膜学会の全国調査の結果を交えて述べてみたい.II白内障術後の内皮障害白内障手術は内皮障害の原因として最も重要なものであり,水疱性角膜症の原因の半数近くを占めている.白内障術後に水疱性角膜症に至る割合について,明らかなデータはないがおおよそ0.10.5%と推測されている.1.患者背景と病態全国調査の結果では,平均年齢は72歳程度で性差はなく,通常の白内障手術と大差ないと考えられた.既往歴として糖尿病をもつものが8.1%,併発疾患として緑内障が13.2%と多く,その他ぶどう膜炎や角膜疾患をI内眼手術後の角膜内皮障害重症の角膜内皮障害の最大の原因は,間違いなく内眼手術である.手術器械や技術の進歩にもかかわらず内皮障害の件数が増えていることは皮肉であるが,内眼手術件数の増加に伴って,水疱性角膜症の件数も増加傾向にある.1999年から2001年に治療を受けた患者を対象とした日本角膜学会の全国調査によれば,水疱性角膜症全体の約6割が内眼手術に起因するものであった1)(図1).そのなかには,手術操作そのものの侵襲に起因するもののほか,表1にあげたようなリスクファクターを有した例で,眼内手術をきっかけに角膜浮腫を生じるケースも多い.また,複数回の手術の結果として水疱性角膜症になることも実際には多く,厳密に原因を特定することがむずかしいものもある.以下に代表的な内眼手術(41)179Simaai眼272851351113眼特集●角膜内皮疾患を理解するあたらしい眼科26(2):179185,2009内眼手術,外傷に伴う角膜内皮損傷CornealEndothelialDamageCausedbyIntraocularSurgeryandTrauma島潤*表1角膜内皮障害のリスクファクター1.先天性疾患:前房分離不全症候群,先天性角膜内皮変性症2.後天性疾患(ア)原発性:ICE症候群,偽落屑症候群,角膜内皮炎(イ)続発性:糖尿病,高眼圧,閉塞隅角緑内障,虹彩炎,角膜炎,水晶体脱臼,円錐角膜急性水腫3.外傷:鉗子分娩,鈍的外傷,穿孔性眼外傷4.薬剤:抗精神病薬,抗Parkinson病薬5.内眼手術:全層角膜移植,佐藤氏法,白内障,レーザー虹彩切開,緑内障濾過手術,硝子体手術,薬剤誤注入6.加齢7.長期のコンタクトレンズ装用ICE症候群:虹彩角膜内皮症候群.白内障術後428レーザー虹彩切開術225その他83他眼疾患41佐藤氏法15分娩時外傷15Fuchs変性症18硝子体手術21緑内障26外傷40緑内障手術51(単位=眼)図1わが国における水疱性角膜症の原因(文献1より改変)———————————————————————-Page2180あたらしい眼科Vol.26,No.2,2009(42)で生じた(図4).わが国においてこれらの眼内レンズはあまり普及しなかったのは幸いであった.その他,眼内レンズの固定不良や,レンズループの接触によって内皮障害がひき起こされる例もある.早期であればレンズ位置の調整によって内皮障害の進行を抑えることも可能であるが,角膜浮腫が生じた例ではいずれ水疱性角膜症となる場合も多い.3.治療と予後a.保存的治療内皮機能不全の初期では,高張食塩水(5%程度)の点眼で角膜浮腫を一時的に軽減させることができる.また疼痛を制御するために,治療用ソフトコンタクトレンズ,軟膏点入,眼帯,needlepunctureなどが行われる.しかし,角膜浮腫が長期にわたると,角膜全体の残存内有するものが4%程度にみられた.また当然であるが,術前から内皮細胞が減少している眼では,術後の水疱性角膜症が生じやすいが,白内障術後に水疱性角膜症となった症例のうちどのくらいがこうしたリスクファクターを有していたかのデータはほとんどない.手術器械の発展とともに,内皮細胞減少例でも白内障手術が安全に行われる頻度は増えている.特に分散型と凝集型の粘弾性物質を組み合わせた「ソフトシェル法」は,内皮の脆弱な症例での白内障手術に有用と報告されている.2.術式と合併症全国調査の結果では,超音波乳化吸引術が約半数で行われ,水晶体外摘出術(ECCE),内摘出術(ICCE)がそれぞれ28%,21%で行われていた(図2).現在行われている術式と比較するとECCE,ICCEの割合が多く,以前に手術が行われた例や,術中合併症を起こした例が多く含まれていることを示唆している.いかに安全に研修医に白内障手術を教育するかは,今後とも大きな問題であることを示している.眼内レンズが使用されている例では後房レンズが使用されているものが最も多かったが,無水晶体眼であった例も比較的多く,前房レンズや虹彩支持型眼内レンズの例は比較的少なかった(図3).前房レンズのなかでも特に,closed-loop型とよばれるものは,術後に前後方向の動揺が続くために角膜内皮に対して持続性の障害をもたらす.これに対し,open-loop型の前房レンズはこうした障害が少ないとされる.アメリカではclosed-loop型の前房レンズや虹彩支持型の眼内レンズが1980年代を中心に多用されたので,その後水疱性角膜症が高頻度水晶体乳化吸引術(PEA)?外摘出術(ECCE)?内摘出術(ICCE)不明図2白内障術後水疱性角膜症の術式(文献1より改変)後房レンズ前房レンズIriscrip無水晶体眼不明図3白内障術後水疱性角膜症での眼内レンズ使用状況(文献1より改変)図4Iriscrip型眼内レンズによる角膜浮腫(反帰光による撮影)———————————————————————-Page3あたらしい眼科Vol.26,No.2,2009181(43)おく.オープンスカイの状態で,必要に応じて前部硝子体切除を行った後に,虹彩の後ろ側を滑らせるようにして眼内から強膜フラップに向けて通糸して固定する(図5).術後には,黄斑浮腫の発生が多いことに留意する.c.内皮移植1)概念と適応水疱性角膜症では多くの場合,内皮細胞のみに異常があるので,その部分のみを移植すればいい,というのが内皮細胞の考え方の基本である.最近ではDescemet’sstrippingand(automated)endothelialkeratoplasty〔DS(A)EK〕が主流となった感がある.2004年にオランダのMellesらによって発表された本術式には,PKPと比べて表2のような利点がある.水疱性角膜症が適応となるが,無水晶体眼,強い瞳孔偏位や広範囲な虹彩前癒着を伴うもの,緑内障濾過胞のあるものでは施行がむずかしい.また,角膜浮腫が高度なものでは視認性が悪くて手術の施行が困難だし,角膜浮腫が長期間に及んだものでは,実質混濁や血管新生を伴うことがあるので,手術はなるべく早いほうがいい.皮細胞の数が減るので,角膜移植後の内皮細胞の回復が悪くなる.さらに,長期の浮腫による角膜内血管新生,上皮バリア機能障害による感染などの合併症が起こりやすくなるので,安易に長期にわたって保存的治療を続けるのは避けるべきである.網膜・視神経障害などで視力回復の見込めない例では,結膜被覆,羊膜移植などによって上皮の接着を強固にして,疼痛の軽減とともに上皮バリア機能の回復を図ることも一法である.b.全層角膜移植全層角膜移植(PKP)は,現在に至るまで内皮障害治療のゴールドスタンダードであり続けている.角膜学会の全国調査では,PKPが大半の症例で行われ,PKP単独手術が71%の例で行われていた.その他の例では,眼内レンズの交換,摘出,縫着などが行われていた.透明治癒率は77%で,拒絶反応を47眼に認めた.移植による視力の推移は,術前平均0.017が,術後は0.106となっていた.白内障術後水疱性角膜症でのPKP手術方法は,通常と変わるところはないが,以前の白内障手術の術中所見についてできる限り情報を集めておいたほうがよい.白内障手術時の合併症に起因する眼内レンズの偏位や脱出,後破損やZinn小帯断裂をPKP術中にきたすことが少なくない.無水晶体性の水疱性角膜症にPKPを行う場合には,眼内レンズの挿入を同時に行うことが考慮される.これには,1.後房レンズをそのまま挿入(後が保たれている場合)2.前房レンズ挿入3.後房レンズの虹彩縫着4.後房レンズの毛様溝縫着の4つの方法が考えられる.70歳以上の高齢者で,前房が深く保たれ,瞳孔偏位や虹彩癒着がない例では,open-loopの前房レンズを使用するのも一法である.この適応さえ守れば,術後の合併症や視力予後は,他の方法と遜色ないことが数多く報告されている2).オープンスカイでの後房レンズの毛様溝縫着の場合は,手術の初めに2カ所で強膜フラップを作製し,縫着用の眼内レンズ(CZ70BD,Alcon社製)に10-0プロリン糸を通して表2DSEKがPKPに比べて優れている点1.角膜全面の形状変化が少ないので,乱視,不正乱視が少ない2.術後の視力回復が早い3.術後視機能の変動が少ない4.縫合糸に関連する合併症(糸の緩み,断裂,縫合糸感染)がない5.異物感が少ない6.拒絶反応が少ない図5PKPと眼内レンズの毛様溝固定手術———————————————————————-Page4182あたらしい眼科Vol.26,No.2,2009(44)②Descemet膜切開ついで前房内に粘弾性物質を入れ,マーキングの後,逆Sinskeyフックを入れてDescemet膜を7.5mm程度の径で円形に切開する(図6).スクレーパーでDesce-met膜を実質よりがし眼外につまみ出す.前房内に残った粘弾性物質を除去し,前房メインテナーをサイドポートより入れる.③グラフトの準備・挿入グラフトをドナー角膜パンチで内皮側より切除する.当科では7.75mm径をおもに用いている.挿入後に裏表がわからなくならないように,実質側にピオクタニンでマーキング後,内皮側に粘弾性物質を少量乗せる.一般的には,眼内レンズ挿入眼か,白内障の同時手術が確実に行うことができる眼を適応としたほうがいい.2)術式①強角膜切開まず5mm程度の強角膜切開を作製し,短めのトンネルを作り,3時と6時(上方よりのアプローチの場合)にサイドポートを作製する.白内障の同時手術を行う場合には,ここで行う.前房内の視認性が悪い場合には,上皮離を併用したり,スリット光や斜照明の併用,前染色など,できる限りの視認性確保の努力をすべきである.図6内皮側よりDescemet膜を切開図7鑷子によるグラフトの前房内への引き込み(pull-through法)図8偽水晶体性水疱性角膜症の前眼部写真図9図8の症例の内皮移植術後———————————————————————-Page5あたらしい眼科Vol.26,No.2,2009183(45)よって角膜内皮障害が起こることが報告されている.また,ビトレクトミーでシリコーンオイルや眼内滞留ガスを多量に使用した場合,角膜内皮障害を生じうることが報告されている3).2.治療と予後PKPが治療の基本となる.眼内レンズ挿入眼では,内皮移植が考慮されることもあるが,硝子体手術眼や濾過胞がある眼では,前房内に空気注入を行って圧を高めてグラフトを接着させることが困難な場合が多い.PKPを行う際の問題点としては,緑内障術後では術後早期の脈絡膜離や低眼圧,浅前房を生じやすいことがあげられる.また,PKPをきっかけに濾過手術の効果が悪くなる可能性もある.一方,ビトレクトミーを行った眼では,オープンスカイで眼球虚脱が著明に生じることが多いので,いつもより多めに強膜リングをかけておくことが重要である.また,シリコーンオイルが入っている眼では術中にオイルが脱出することが避けられない.必要に応じて手術の最後か二期的にオイルの再注入を考える.また,PKP術中にはオイルが術野を満たすので視認性が悪くなるし,手が滑ってあらゆる操作がやりにくくなる.IV佐藤氏法による内皮障害1.患者背景と病態角膜の前面のみならず後面も切開することで近視の矯正を図ったいわゆる「佐藤氏法」は,1950年代を中心に行われ,術後10年以上経ってから内皮機能不全となる症例が多発した4)(図10).今回の全国調査の結果では10眼で,佐藤氏法後初めて水疱性角膜症を生じていた.④グラフトの前房内挿入グラフトを前房内に入れるやり方には,鑷子で入れる方法(tacomethod)と,対側より鑷子を入れてグラフトをつかんで引き入れる方法(pull-through法)がある(図7).グラフトへの負担を軽減させるために,手術の専用器械の開発が行われている.グラフトを挿入したら,BSSや鈍針,フックなどの先で正しい位置に移動させ,グラフトの下に空気を入れてグラフトを実質側に押しつけて固定させる.グラフトと実質の間にはわずかにスペースが残っていることが多いので,角膜表面をこするようにして押し出すか,傍中心部にVランスで表層切開をおいて,中の液を出すようにする(stubincision).3)DSEK後の合併症と術後管理DSEKに固有の合併症としては,グラフトの偏位がある.ホストの角膜実質との接着が保たれていれば,グラフトは少しくらい中央から変位していても構わない.整復には,手術室でグラフトを中央に動かし,その下に空気を入れる.DSEK術後の管理はPKPと比べて容易である.縫合糸にかかわる合併症がなくて不正乱視が少ないために,視力の安定が早期より得られるのが特長である(図8,9).III白内障以外の内眼手術1.患者背景と病態白内障以外では,緑内障,ビトレクトミー後に水疱性角膜症を生じた例が多かった(表3).いずれも複数回にわたる手術が施行されているものが多く含まれており,緑内障手術ではトラベクレクトミーに代表される濾過手術に続発する例が多かった.濾過手術後には,浅前房に表3原因別水疱性角膜症の背景と予後原因眼数平均年齢(歳)男性の割合(%)PKP単独手術の割合(%)拒絶反応発生率(%)術後高眼圧(%)透明治癒率(%)白内障手術42871.7±11.047.770.310.916.979.3緑内障手術5664.0±14.855.473.217.93.669.6外傷5552.9±16.961.867.916.421.878.8佐藤氏法1566.3±3.873.333.313.36.785.7全体96368.8±12.341.751.610.815.377.4———————————————————————-Page6184あたらしい眼科Vol.26,No.2,2009(46)う.PKPを行う場合,併発する異常の有無によって,無水晶体眼では眼内レンズの縫着,瞳孔偏位眼では瞳孔形成の適応について考慮する.眼瞼の障害によって閉瞼不全を伴っている場合には,PKP術後の創傷治癒が遅延することがあるので留意する.VI分娩時外傷による角膜内皮障害1.患者背景と病態通常の分娩であっても角膜障害をひき起こすことはときにあるが,ほとんどの場合は出生後自然に回復するために臨床上問題となることはない.これに対して,鉗子分娩の場合は,ときに不可逆性の内皮障害を起こす.鉗子分娩による角膜障害では,眼球は眼窩上縁に強く押しつけられるので,Descemet膜が垂直方向(やや斜めになることが多い)に裂けて強い角膜浮腫を生じる.程度が軽い場合には出生後数週のうちに浮腫が自然に緩解するが,程度が強いと瘢痕を生じたり,著しい場合には内皮障害が遷延する.分娩時外傷によってDescemet膜破裂が生じた場合,強い直乱視が残ることが知られている.さらに非外傷眼に比べて近視も有意に強い.そのため,角膜浮腫が残らなくても屈折弱視となることがある.分娩時の内皮障害が自然に回復しても,内皮密度が少ないまま経過し,加齢や他眼疾患の合併をきっかけに水疱性角膜症となることがある.スリットランプで垂直方向に走るDescemet2.治療と予後佐藤氏法後の水疱性角膜症は,角膜移植後の予後が不良であることが報告されている.角膜前面,後面の双方より切開されているのでグラフト縫着時に縫合不全が生じやすく,切開層に新生血管が侵入して術後の拒絶反応が高くなることなどがその理由として推測される.しかし,今回の全国調査の結果では他の原因に比べて特に予後不良であるとの結果は得られなかった.これは術後長期が経過してから内皮機能不全に陥った症例では,早期に発症した例に比べて角膜への障害が少ない結果かもしれない.V外傷後の角膜内皮障害1.患者背景と病態鈍的眼外傷によっても,角膜内皮損傷を生じうることが報告されているが,実際に外傷後に水疱性角膜症となるのは穿孔性眼外傷に続発する例が多い.この場合,水晶体や網膜障害,緑内障を合併していることが多いので,その評価が重要となる.外傷直後はまずは創口の閉鎖と感染予防,ついで後眼部障害の治療が優先される.2.治療と予後角膜組織が大きく挫滅,欠損した場合には,初めから治療的角膜移植が行われる場合もあるが,ほとんどは炎症が落ち着いた時点で視力回復を目的に角膜移植を行図10佐藤氏法術後の水疱性角膜症図11鉗子分娩後のDescemet膜瘢痕———————————————————————-Page7あたらしい眼科Vol.26,No.2,2009185(47)膜破裂の跡を見ることで診断がつく(図11).Descemet膜破裂は,並行して何本か形成されていることもあり,前房側にロールしたDescemet膜が残存して認められることも多い.2.治療と予後水疱性角膜症に陥った場合には,PKPの適応となる.その場合既往歴を十分に聴取し,それまでの最高視力を調べておく.弱視が形成されていて,視力回復が不十分に留まることを想定しておくためである.おわりに―内皮障害治療の今後このところの内皮移植に対する外科的治療は,内皮移植に代表されるように,「必要な部分のみを移植する」方向に進んでいる.将来は,培養した内皮細胞をシート状にして移植したり,内皮細胞の増殖を促す薬剤や遺伝子操作を併用する方法が開発される可能性も十分ある.もしかすると「角膜内皮障害は怖くない」という時代がもうすぐくるかもしれない.文献1)ShimazakiJ,AmanoS,UnoTetal:NationalsurveyonbullouskeratopathyinJapan.Cornea26:274-278,20072)MianS,SugarA:Surgicaltrauma:pseudophakicandaphakiccornealedema,Cornea:Fundamentals,DiagnosisandManagement(edbyKrachmerJH,MannisMJ,HollandEJ),p1263-1293,ElsevierMosby,Philadelphia,20053)HassanTS,SoongHK,SugarA,MeyerRF:ImplantationofKelman-style,open-loopanteriorchamberlensesdur-ingkeratoplastyforaphakicandpseudophakicbullouskeratopathy.Acomparisonwithiris-suturedposteriorchamberlenses.Ophthalmology98:875-880,19914)HamillMB:Mechanicalinjury.Cornea:Fundamentals,DiagnosisandManagement(edbyKrachmerJH,MannisMJ,HollandEJ),p1245-1261,ElsevierMosby,Philadel-phia,20055)BeekhuisWH,vanRijG,ZivojnovicR:Siliconeoilker-atopathy:indicationsforkeratoplasty.BrJOphthalmol69:247-253,19856)KanaiA,TanakaM,IshiiRetal:Bullouskeratopathyafteranterior-posteriorradialkeratotomyformyopiaformyopicastigmatism.AmJOphthalmol93:600-606,1982