0910-1810/10/\100/頁/JCOPYを行うものにとってその「かすみ」の原因を知ることは大切である.この3 点において現在まで明らかにされたポイントを述べたい.I緑内障患者のquality of vision を評価する対象者の視覚的な不自由度を評価する研究手法の一つとして対象者にさまざまなアンケート調査を行うことがある.質問によって明らかにされる内容が異なるし,なるべく短時間で調査を行う必要があるためにさまざまな質問表が考案されている.質問表には対象者の疾患を特定しない「包括的尺度」,眼疾患に特化した「眼疾患特異的尺度」および緑内障に限定した「緑内障特異的尺度」の3 つの種類がある4).「包括的尺度」では眼疾患と関係のない質問も含まれるので,眼疾患に伴う不自由度を解釈するには検討項目が不適切な場合もある.一方,「緑内障特異的尺度」は緑内障性視機能障害をよく反映するものの,他の眼疾患との比較はむずかしくなり,それぞれの質問表には一長一短がある.何を明らかにしたいか目的別に質問表を選ばなければいけない.緑内障性視野障害の評価も,単純に片眼ずつ測定したHumphrey 視野のmean deviation(MD), pattern standarddeviation(PSD),corrected pattern standard deviation(CPSD)など視野のグローバルインデックスを用いる場合と,両眼を開放したまま測定するEsterman 視野検査を使う場合がある(図1).生活の不自由度の評価にはEsterman 視野のように実生活に近い両眼開放下で測はじめに緑内障は視神経乳頭と視野に特徴的な変化をきたす疾患である.その視野障害は基本的に固視点近傍の暗点からはじまる.暗点は鼻側に拡大し,さらに進行すると固視点あるいは耳側に島状の視野を残すのみとなりやがてそれも消失する.しかし,ゆっくりと視野障害が進行すること,左右の眼が視野障害を補い合うことから末期まで視機能障害の自覚はないことが多いといわれていた.さらに最近では脳が視野障害部周辺からの色と形の情報で暗点を穴埋めするために,視機能障害を自覚しにくいとも報告されている1).多治見スタディでは40 歳以上の人口の5%に緑内障があることが報告された2,3).自覚症状が乏しく,有病率が高いことがあいまってわが国では失明原因の第1 位となっている.緑内障患者はどの程度障害を受けると生活のどんなところに不自由を感じはじめるのであろうか.Quality oflife(QOL),quality of vision(QOV)が重視されるようになってきたことを受けて,緑内障患者のQOV を患者アンケート調査から評価する報告が増えている.その結果,緑内障患者は自動車の運転に困難を感じやすいことが明らかにされ,交通事故の発生と緑内障の関係を調査した研究も多い.緑内障の治療で患者の視機能が回復することはない.病院のなかで緑内障患者の治療を行っていて医療関係者が患者からの見えにくさが増えたという訴えに直面するのは緑内障手術の後が多い.緑内障手術(27) 165* Yoshiaki Kiuchi & Seiji Tanimoto:広島大学大学院医・歯・薬総合研究科視覚病態学(眼科学)〔別刷請求先〕木内良明:〒734-8551 広島市南区霞1-2-3広島大学大学院医・歯・薬総合研究科視覚病態学(眼科学)特集●眼のかすみ あたらしい眼科 27(2):165.170,2010眼のかすみを起こす疾患(3)緑内障Diseases with Blurred Vision(3):Visual Disability in Glaucoma木内良明*谷本誠治*166あたらしい眼科Vol. 27,No. 2,2010 (28)不自由する人は意外と少ないものの,自動車の運転に困る患者が多いことを明らかにした.欧米ではランダム化された多施設共同研究や疫学研究のなかで緑内障に伴う生活不自由度を測定する試みも行われている.Collaborative Initial Glaucoma TreatmentStudy は緑内障と初めて診断された患者を点眼治療群と手術治療群に振り分けて,どちらの群のほうが視野障害の進行をとめることができるかを検討する多施設共同研究である.また,患者のQOL もどちらの群が優れているかあわせて検討された.エントリー時に「VisualActivity Questionale:VAQ」を用いて患者の自覚症状や視野障害の程度との関連を調べている8).良いほうの眼の視野スコアは有意にVAQ スコアと相関したが,多くの人は緑内障性の視機能障害を自覚していなかった.研究開始後4 から5 年の時点での視野障害の進行度は両群に差がでていない9).The Los Angeles Latino EyeStudy10,11)はロサンゼルス在住のラテン系アメリカ人を対象とした緑内障疫学調査である.緑内障性視野障害が強くなると「車の運転」および「他人に依存せずに生活できる」という項目のスコアが良くなかった.わずかな網膜感度低下でも生活の質が低下することが示されMD値が4.5 dB 低下するだけで総合的に生活の質が下がるという結果が示された10).多くの報告をまとめると他の眼疾患と比べて緑内障の人は日常生活のなかで視機能障害を自覚していないことが多いことが確認できた.普段は自覚していなくても詳細な質問で読み書きや,段差の識別がむずかしい不自由さが浮き上がってくる.網膜感度がMD 値で4.5 dB低下するだけで生活の質が低下するという報告が複数あること,わが国でも欧米でも車の運転に不自由を感じる緑内障患者が多いことが明らかになった.II交通事故と緑内障さまざまな方法で緑内障と交通事故発生の関係が調べられた.ほとんどの報告で緑内障患者は交通事故を起こしやすいと結論づけている12.15).20 人の緑内障患者と20 人の健常者に10 km の運転をしてもらい運転の基本動作の習熟度と危険運転行為の頻度を調べた報告がある14).10 km の運転の途中には定した視野検査結果を用いるべきとの考えがある.一方で,緑内障患者に対しては通常の診療の場においては片眼ずつ視野検査を行う.そのため,日常生活の不自由度も片眼ごとに測定した視野の結果を用いて検討するほうがより現実的に対応できるとの考え方も成立する.Esterman 視野検査はHumphrey 視野計に内蔵されているプログラムである5).両眼開放下で測定し,その測定ポイントは日常生活に重要な中心,下方と水平経線上に多くの測定点が配置されている.刺激輝度は10 dB だけで,120 点の測定点のうち何点感知できたかを点数化してEsterman スコアとして評価に用いる.藤田ら6)はEsterman スコアと独自に作成した「眼疾患特異的尺度」を用いて緑内障患者の視覚的不自由度を検討した.その結果,両眼に緑内障性視野障害があってもほとんど生活に不自由があると感じていない症例が多いことがわかった.しかし,読み書き,階段・段差の検出および夜間の外出に困難を感じることが多いことを明らかにした 6).また,同じく眼疾患特異的尺度であるVFQ-25(VisualFunctioning Questionnaire-25)を用いて検討した浅野ら7)は視力良好眼の視力が(0.7)以上に保たれているとQOV の低下が少なく,(0.3)をきると,また視野ではMD 値が.5 dB より悪化すると生活の質が悪くなると報告している.洗顔,化粧,衣服の選択など日常生活に図 1Esterman 視野の測定ポイント(29) あたらしい眼科Vol. 27,No. 2,2010167ともあり,緑内障の手術後に患者から「かすみ」を訴えられることも少なくない.高いQOV が求められる現在,その原因を知ることは大切である.緑内障手術後の視力低下の原因として低眼圧黄斑症,白内障の進行,術後惹起乱視などがあげられている 16.18).術後早期から視機能に影響するのは術後惹起乱視であろう.低眼圧時に縫合を行うこと,術後の過剰濾過を防ぎ前房形成を維持するために tight に縫合を行うこと,縫合糸数が多くなること,などの理由で強膜弁縫合の緊張度が強まり,乱視の増加につながる結果になると考えられている19).強膜窓を広く開けることは,乱視の増加を招く結果になりうる20).線維柱帯切除術では強膜フラップを中心に乱視が強くなる傾向があるが必ずしも一定ではない 21.23).惹起乱視量も不安定で予測不能である.線維柱帯切除術では術後惹起乱視の予測がつきにくい17)という特徴がある.また,惹起乱視は6 カ月以内に乱視が軽減したと報告されることもある22)が,術後1 年を経過しても持続する症例があるため予断を許さない21).線維柱帯切開術は線維柱帯切除術より惹起乱視が少なく,その乱視は術後3.6 カ月で落ち着く.その理由として,線維柱帯切開術では房水の漏出を考慮する必要がないために強膜縫合が線維柱帯切除術より弱いことなどが考えられている 21).線維柱帯切開術は線維柱帯切除術55 の運転基本動作が含まれており,一人の自動車学校の指導教官が運転者の技術と危険行為の評価を行っている.対象患者の視野が良いほうの平均MD は.1.7 dB,悪いほうの平均MD は.6.5 dB であった.健常者と緑内障患者の間には基本運転技術の習熟度には差がなかったが,危険運転行為は緑内障患者の60%,健常者の20%に指摘され,緑内障患者は有意に危険運転行為が多く,特に緑内障患者では歩行者の見落としが多かった.悪いほうの眼の視野障害の程度が技術点の減点と関連し,.4 dB を超えると危険運転率が4 倍になった.Humphrey視野検査で悪いほうの眼の視野障害程度と事故に関係があるならば,片眼性の緑内障でも事故を起こしやすいことを意味する.MD 値が.4 dB と比較的障害が少ない時期でも生活不自由度だけでなく,交通事故を起こす危険性が高いことを考えると,緑内障に対する早期発見,早期治療の重要性が再認識される.現時点では視野障害の位置と事故の発生率の関係,事故の種類(信号の見落としや側方不注意など)と視野障害の関係は明らかにされていない.今後解決すべき問題点は多い.III緑内障手術の影響緑内障の手術は眼圧を下降させることが主目的である.基本的に緑内障手術で視力が向上することはないこ 0R装用レンズC+5D Ax180°C+5D Ax180°C+5D Ax90°C-5D Ax180°網膜像装用レンズ網膜像① 0 ⑤0L R L R LC+5D Ax135°C+5D Ax45°R L00 0+5 +5+5② 0 ⑥+5C-5D Ax45°C-5D Ax135°0-5 0 0 -5-5③ 0 ⑦-5C+5D Ax45°C+5D Ax135°0+5 0 0 +5+5④ 0 ⑧0C-5D Ax135°C-5D Ax45°00 -5 -5 0図 2 円柱レンズ矯正に伴う網膜像のひずみ(文献25 より)168あたらしい眼科Vol. 27,No. 2,2010 (30)筆者らは,緑内障手術前後で低次収差・高次収差が実際にどの程度変化するかについて検討を行ってみた.対象は広島大学病院眼科で線維柱帯切除術を施行し,術後3 カ月まで経過観察できた17 例18 眼(男性7 例,女性10 例,平均年齢65.2±11.9 歳).術前眼圧は17.2±3.0mmHg であったが, 術後1 カ月の眼圧は11.1±6.5mmHg と有意に低下した.術後3 カ月の眼圧は11.4±よりも惹起角膜乱視だけでなく高次収差,コントラスト感度に影響が少なく,涙液層が安定していることが報告されている24).濾過胞手術で生じた術後の乱視をコンタクトレンズで矯正することは,濾過胞感染の危険性があるために推奨できない.しかし,眼鏡での矯正も限界がある.乱視を円柱レンズで矯正すると網膜像にひずみが生じる.直乱視を円柱レンズで矯正すると網膜像は上下方向に短く,倒乱視では網膜像は左右方向に短くひずむ(図 2).垂直,水平方向の網膜像の拡大,縮小は順応しやすいが,斜め方向は順応がむずかしい.緑内障手術を行うに当たって2 回目,3 回目の手術が必要になる可能性を考慮して,耳上側,鼻上側に強膜フラップを作製することが多い.両眼に手術を受けて,左右の眼で軸の方向が異なる場合は同時視や両眼視にダメージを受けて空間のゆがみを感じるために完全矯正できない場合がでてくる25).IV緑内障手術と高次収差術後のQOV の低下を招く原因の一つとして不正乱視とともに高次収差の増加が考えられている.収差(aberration)とは,光学系において一点から出た光がレンズを通過する際に,波長の違いや位置・方向によって一点に収束せずに,ずれを生じることを意味している.収差には光の波長(色)による屈折率の違いがもたらす光収差(chromatic aberration)と,単一波長による光線が違った形状のレンズを通過する際に生じる単色収差(monochromaticaberration)がある.使用頻度が増加している波面センサー(wavefront analyzer)は,光を波面の進行として捉え,理想的なきれいな球面波と実際の歪んだ波面との差を「ずれ」として距離(μm)で表し,収差量を数値化して評価している.波面をZernike 多項式で表し,波面収差(wavefront aberration)をZernike 多項式の和で表現し収差を解析しているのが特徴である.波面収差には低次収差と高次収差(球面収差,コマ収差)があり, 高次収差は眼鏡では矯正できない要素で, QOVを左右する重要な要因となりうる.最近の機器の進歩により波面センサーの臨床での応用が進み,眼球,角膜,眼球内部の高次波面収差を正確かつ簡便に測定することが可能になった.0510152025術前術後1 カ月眼圧(mmHg)術後3 カ月図 3線維柱帯切除術後の眼圧変化00.10.20.30.40.5Corn(High)角膜高次収差(μm)Corn(S3+5) Corn(S4+6)■:pre■:1M□:3M*図 5線維柱帯切除術後の角膜高次収差の変化術前術後1 カ月乱視量(D)術後3 カ月00.511.522.5図 4線維柱帯切除術後の乱視量(Jaffe 法)の経時的変化(31) あたらしい眼科Vol. 27,No. 2,2010169ように,線維柱帯切除術後早期には高次収差の増加に伴いものが「かすむ」ことがあり,高次収差の増加を網膜像シミュレーションで確認することができる.このように,緑内障手術後早期には高次収差の有意な変化が原因でQOV が低下する可能性がある.術後の良好なQOV が求められる現在,緑内障手術においても術後の高次収差の変化に留意した治療を心がける必要がでてきたといえる.文献1) Hoste AM:New insights into the subjective perception ofvisual field defects. Bull Soc Belge Ophtalmol 287:65-71,20032) Iwase A, Suzuki Y, Araie M et al:The prevalence of primaryopen-angle glaucoma in Japanese. The Tajimi Study.Ophthalmology 111:1641-1648, 20043) Yamamoto T, Iwase A, Araie M et al:The Tajimi Studyreport 2:prevalence of primary angle closure and secondaryglaucoma in a Japanese population. Ophthalmology112:1661-1669, 20054) 国松志保:Quality of Vision 最近の話題6. 緑内障.眼科50:691-698, 20085) Esterman B:Functional scoring of the binocular field.Ophthalmology 89:1226-1234, 19826) 藤田京子,安田典子,中元兼二ほか:緑内障患者における日常生活困難度と両眼開放視野.日眼会誌 112:447-450,20087) 浅野紀美江,川瀬和秀,山本哲也:緑内障患者のQuality ofLife の評価.あたらしい眼科 23:655-659, 20068) Mills RP, Janz NK, Wren PA et al:Correlation of visualfield with quality-of-life measures at diagnosis in the Col2.8mmHg であった(図3).まず低次収差である術後の乱視変化についての解析を行ってみると,図4 に示すごとく,術後1 カ月で乱視は増加したが術前に比べ有意な変化ではなかった(Jaffe 法).術後3 カ月には惹起乱視は軽減しており,今回の検討では術後早期の惹起乱視が明らかなQOV の低下を招いているとは考えられなかった.つぎに術後の高次収差の変化について前述の18 眼での解析を行ってみたところ,術後1 カ月で角膜の球面収差が有意に増加しているという結果が得られた.また,術後3 カ月には一時的に増加していた収差が減少しているのが確認できた(図5).以上の結果から,緑内障手術後にQOV が低下する原因の一つとして高次収差の変化が関与しうる可能性があると考えた.収差の増加の原因として考えられるのは,手術操作により生じた眼球形態の変化とそれに伴う惹起乱視の影響,術後の眼圧下降による眼球剛性の変化や,濾過胞形成による眼球形態の変化と涙液層への影響などがあげられる24).そのほかに,術後は有意に眼圧が下がることで生じる短眼軸化も,角膜の収差の増加に影響を与えているであろう.図6 に示した症例では術前後で眼圧は下降し,矯正視力の顕著な低下はなかった.緑内障の進行を少しでも遅らせることができたとほっと一息つきたいところである.しかし患者には術後に「かすみ」の自覚があり,波面センサーを用いて解析を行ったところ術前後で高次収差が増加しており,網膜像シミュレーションをみてみると,患者の自覚に一致する結果が得られた(図6).この図 6線維柱帯切除術前後の高次収差の変化(網膜像シミュレーション)の1 例術前術後170あたらしい眼科Vol. 27,No. 2,2010 (32)16) 前野亜矢,林研,大鹿哲郎ほか:線維柱帯切除術後の角膜不正乱視のフーリエ解析.臨眼 54:587-590, 200017) 門脇弘之,黒田真一郎,松村美代ほか:緑内障術後乱視の検討.眼科手術 14:265-270, 200118) 越後希,吉田秀彦,川越直顕:緑内障手術後乱視の検討線維柱帯切除術と非穿孔線維柱帯切除術の単独手術および白内障同時手術での比較.臨眼 59:373-377, 200519) 青山裕美子,上野聡樹:緑内障手術における強膜縫合法の術後乱視に与える影響.眼紀 47:681-686, 199620) Vernon SA, Zambarakji HJ, Potgieter F et al:Topographicand keratometric astigmatism up to 1 year followingsmall flap trabeculectomy(microtrabeculectomy). Br JOphthalmol 83:779-782, 199921) 一圓公治,山本哲也:トラべクレクトミー後の角膜乱視.眼科手術 10:309-313, 199722) 林みゑ子,落合万里,井岡大治:線維柱帯切除術後に生じる角膜の形状変化.あたらしい眼科 12:1115-1118,199523) Law SK, Mansury AM, Vasudev D et al:Effects of combinedcataract surgery and trabeculectomy with mitomycinC on ocular dimensions. Br J Ophthalmol 89:1021-1025, 200524) 豊川紀子,宮田三菜子,木村英也ほか:緑内障手術の視機能への影響.臨眼 62:461-465, 200825) 植田喜一: 成人の眼鏡. あたらしい眼科 26:755-762,2009laborative Initial Glaucoma Treatment Study(CIGTS). JGlaucoma 10:192-198, 20019) Lichter PR, Musch DC, Gillespie BW et al:Interim clinicaloutcomes in the Collaborative Initial Glaucoma TreatmentStudy comparing initial treatment randomized to medicationsor surgery. Ophthalmology 108:1943-1953, 200110) McKean-Cowdin R, Verma R, Wu J et al:Severity ofvisual field loss and health-related quality of life. Am JOphthalmol 143:1013-1023, 200711) McKean-Cowdin R, Wang Y, Wu J et al:Impact of VisualField Loss on Health-Related Quality of Life GlaucomaThe Los Angeles Latino Eye Study. Ophthalmology 115:941-948, 200812) McGwin G Jr, Xie A, Mays A et al:Visual field defectsand the risk of motor vehicle collisions among patientswith glaucoma. Invest Ophthalmol Vis Sci 46:4437-4441,200513) Haymes SA, Leblanc RP, Nicolela MT et al:Risk of fallsand motor vehicle collisions in glaucoma. Invest OphthalmolVis Sci 48:1149-1155, 200714) Haymes SA, LeBlanc RP, Nicolela MT et al:Glaucomaand on-road driving performance. Invest Ophthalmol VisSci 49:3035-3041, 200815) 青木由紀,国松志保,原岳:自治医科大学緑内障外来にて交通事故の既往を認めた末期緑内障患者の2 症例.あたらしい眼科 25:1011-1016, 2008