———————————————————————-Page10910-1810/09/\100/頁/JCLS国の施設からの報告とほぼ一致する49).一方,Angらはシンガポールでは1.8%のみ,イギリスではまったく認められていないことを報告し,本疾患が欧米ではほとんど問題とならず,アジア,とりわけ日本に特異的に多いことを示した9,10).本疾患の平均発症(発見)年齢は70歳代で高齢者に多く,その約8割が女性という.本疾患患者のLIの施行目的をみると,急性閉塞隅角緑内障(緑内障発作)発症時のLIが50%,発作眼の僚眼と狭隅角眼などの緑内障発作が発症していない眼に対する予防的LIが50%で,本疾患は緑内障発作の有無にかかわらず発症しうる4,6).発症頻度は,原発閉塞隅角緑内障もしくは閉塞隅角症の有病率を反映すると考えられ,高齢者に多いことも一致する.また,性差は原発閉塞隅角緑内障が女性は男性の3倍,閉塞隅角症は9倍多いといわれており3,11),LI適応数の差で説明される.一方,地域差については,原発閉塞隅角緑内障は東アジアでは欧米に比べてかなり多いことが最近明らかにされた3,11).しかし日本以外のアジア諸国において現在のところ本疾患はそれほど問題になっていない.この理由は,原発閉塞隅角緑内障,閉塞隅角症に対する治療状況の違い,使用レーザーの違いが関係していると推論されているが,今後の検討が待たれる6,9,10).先の日本の全国調査において,使用レーザーの種類は半数例で不明で,明らかなものに限っては96%がアルゴンレーザーであったのに対し,YAGレーザー単独もはじめにレーザー虹彩切開術(LI)は緑内障発作の解除,または予防的治療として広く用いられ,数多くの患者を救済してきた.しかし,1984年にPollackがLI後の水疱性角膜症の最初のケースを報告し1),1988年にSchwartzの多数例報告によってLIと角膜内皮障害の関連性が決定づけられた2).以後LIによる水疱性角膜症の報告は相つぎ,わが国では角膜移植患者の原因疾患の第2位を占めるに至り,この数年注目されている.時を同じくして,東アジアでの疫学調査や超音波生体顕微鏡(UBM)の発達から原発閉塞隅角緑内障のメカニズムが新たに見直され,LIを含むその治療戦略については昨年来議論の的となっている3).本誌でも2007年(Vol.25)7号,8号でそれぞれ特集として取り上げ,詳細な解説が掲載された.本稿では,本疾患の病態と治療について最近の文献を引用整理して述べたい.I臨床プロフィール2007年の日本角膜学会水疱性角膜症スタディグループの全国調査の報告4)をはじめ,近年相ついで報告されたさまざまな施設からの臨床調査報告によって本疾患のプロフィールが明らかになってきた.島の推計によれば,LI術後の水疱性角膜症の発症頻度はLI施行症例の約1.8%とされ5,6),非常にまれな疾患と考えてよい.しかしながら,角膜移植を必要とした水疱性角膜症のなかでLIによるものは23.4%を占め,この傾向は他のわが(35)173910295特集●角膜内皮疾患を理解するあたらしい眼科26(2):173178,2009レーザー虹彩切開術による水疱性角膜症BullousKeratopathyafterLaserIridotomy山本康明*大橋裕一*———————————————————————-Page2174あたらしい眼科Vol.26,No.2,2009(36)以上の特徴を表1にまとめて示す.II臨床所見LIによる水疱性角膜症の臨床所見は基本的に角膜浮腫,混濁であるが,異なった病型が存在する1214)(図1).京都府立医科大学の報告によれば,浮腫が全体に及ぶもの(全体型)が72.5%,浮腫がLI部位に一致するもの(上方型)が13.2%,下方から浮腫が生じているもの(下方型)が14.3%で,さらに上方や下方の局所の角膜浮腫症例はしだいに全体に及ぶ場合があるとしている13,15)(図2).また,予防的LIで不穿孔の場合や偽落屑症候群を合併するケースが少なからず存在することを指摘している13).細隙灯顕微鏡による観察では一般にLIから時間を経た初診時において前房内の炎症所見は認められない.虹彩前癒着や後癒着は緑内障発作の有無,程度によっても異なるが,瞳孔は正円に見えるものもあれば,不正で運動しない例もあり,虹彩萎縮を伴うこともある(図1).LIによって瞳孔ブロックが解除されていても,プラしくは併用は4%のみとされている.YAGレーザーはアルゴンに比べて照射エネルギーが圧倒的に少ない.しかし,水疱性角膜症症例の照射エネルギーは10J未満が50%,1020Jが31%,20J以上が19%とされ,過剰照射でない例も多い.既往症については糖尿病5.7%,虹彩炎0.8%があげられている.LI施行から受診までの期間は2カ月20年(平均6.8年)と広範にわたり,LI後長年にわたって持続的に角膜内皮障害が継続していたことを示唆する4,6).表1LI後水疱性角膜症の臨床プロフィール①多くのLI施行例にもかかわらず発症は限られている.②高齢,女性に多い.③欧米では少なく日本で多い.④アルゴンレーザーが多くYAGレーザーではまれ.⑤過剰凝固例ではないケースも多い.⑥緑内障発作眼,予防的治療眼はそれぞれ50%程度.⑦糖尿病,角膜内皮疾患が存在するケースもある.⑧LI施行から発症までの年月は平均67年で晩発例も多い.虹彩癒着瞳孔固定例上方型下方型全体型図1LIによる水疱性角膜症―浮腫の発症パターン———————————————————————-Page3あたらしい眼科Vol.26,No.2,2009175(37)らが提唱してきたように術中,術後の炎症や眼圧上昇に対するコントロールが大切で,ステロイドの全身投与,点眼,あるいは降圧剤を十分に投与する.また,瞳孔管理を行い虹彩癒着を避けることも念頭におく必要がある17).本疾患の角膜移植術治療成績の報告は,ほかの水疱性角膜症と比較して良好とするものが多い.島らの報告をあげると,最終観察時の角膜透明治癒率は81.3%(最新の報告では92.9%5))で水疱性角膜症全体の透明治癒率75.6%,白内障術後水疱性角膜症の透明治癒率77.3%を上回る.また,拒絶反応,眼圧上昇も比較的少ないとされている6)(表2).IV発症メカニズムの推察最近推察されている代表的な発症メカニズムとして,①レーザー照射による前房内の温度上昇や活性酸素やフリーラジカルの増加が関与するとする説(獨協医大妹尾,高山ら)18)や,②虹彩血管透過性亢進による前房内炎症物質の漏出(京都府立医大東原ら)13),さらにアルゴンレーザーにより散布した虹彩色素,変性蛋白に対するマクロファージの関与する免疫反応が原因とする説(東京大山上ら)19),あるいは③虹彩切開窓からの噴出流などの異常房水動態(愛媛大山本,宇野ら,筑波大加治ら)20,21)や,続発する角膜内皮細胞創傷治癒障害説(筑波大加治ら)22)などが報告されている.各説はそれぞれ単独ですべての臨床的事実を説明できるわけではなく(表3),複合して作用しているとしたほうが病態の説明に無理がない.それぞれの要因の相互関係を臨床病型に着目してまとめた(図3).(1)LI施行部位からの浮腫をみるパターン(上方型)このパターンは,角膜浮腫発症部位は術中にレーザーエネルギーの影響を直接受けた領域と一致する.したがトー虹彩や水晶体要因(厚みの増加,前方移動)といった閉塞隅角緑内障のほかの要因が強く残存するケースでは,周辺部の前房深度が極端に狭い場合もしばしば存在する16).その場合,周辺虹彩前癒着(PAS)の進展,白内障進行やphacodonesis,眼圧コントロール不十分,多剤緑内障点眼などの悪要因を持ち合わせて経過してきている可能性が高い.III治療本疾患の治療は,ほかの原因による水疱性角膜症と同様に角膜移植しかない.浅前房および進行した白内障を伴うケースが多いことから,白内障手術,眼内レンズ挿入を併用する.最近ではDSEK(角膜内皮移植術)も行われるが,浅前房内で視認性の悪い白内障手術が要求されるなど手技的にも難易度が高く,その適応の是非は今後の検討が待たれる17).本疾患の角膜移植術中には,ほかの原因による場合に比べてフィブリン析出が強いことが指摘されている12).さらに前房水の性状が粘稠であったという所見も聞かれ,東原らの指摘する虹彩血管からの蛋白漏出の亢進の存在を示唆する13).したがって,本疾患においては木下全体型72.5%上方型13.2%下方型14.3%図2京都府立医大初診時の角膜浮腫出現部位(文献15より)表2水疱性角膜症(BK),白内障術後BK,LI後BKの予後原因眼数平均年齢(歳)拒絶反応発生率(%)術後眼圧上昇(%)透明治癒率(%)水疱性角膜症全体96368.8±12.310.815.575.6白内障手術後BK42871.7±11.010.916.977.3LI後BK22571.7±7.8810.181.3(文献6より改変)———————————————————————-Page4176あたらしい眼科Vol.26,No.2,2009(38)い前房から後房への房水逆流が形成される.虹彩血管透過性の亢進による前房水性状変化も考えられる.PASがLI後に進行することや緑内障点眼の長期使用などという要因もあり,これらのすべては前房内の房水循環,クリアランス効率を低下させる可能性がある.すなわち房水循環不全を背景に重力に従って炎症物質などが前房内の下方領域に分布,沈着を起こしやすい環境が考えられる.東原らは角膜下方の浮腫を発症した偽落屑症候群眼の前眼部蛍光造影の所見として,虹彩血管より漏出した蛍光色素が時間とともに下方に貯留する現象を報告している13).って,そのメカニズムにレーザー凝固が直接関わっている可能性が高い.またLI切開窓を通る房水の噴出が角膜内皮に衝突して刺激となる領域とも一致する.(2)LI施行部位とは離れた位置から浮腫をみるパターン(下方型)下方から発症する具体的なメカニズムは検討が必要であるが,プラトー虹彩や水晶体要因の進行(膨隆,前方移動)をはじめとする閉塞隅角緑内障に伴う浅前房による房水循環の低下の関与を考えている.物理的なシミュレーション計算をすると,前房深度が浅いほど温流スピードは遅くなる(図4).また,LI後には生理眼にはな表3臨床的事実とメカニズム仮説臨床的事実①過剰凝固─活性酸素説─②血液房水柵破綻─炎症・免疫反応説─③噴出流─房水循環障害説─長期的な経過で起こる白内障手術で内皮減少が止まる移植後の経過は通常のブラスと同じ下方から浮腫の生じる例があるPI後ではまず起こらないYAGレーザーでは起こりにくい比較的大きな孔でも起こる切開窓は閉塞しても起こる○○○○○○○○○○○○○○*○○○:臨床的事実の理由として,関与が強いと考えられるもの.(*房水循環不全としてのみ)PI:peripheraliridotomy(周辺虹彩切除術).必術前術後LI水疱性角膜症?敏??貼冐?癸?鐸評??????哲琢廬磔???疝??讓漑???疝????磔丁????瞥渧?磔?????????図3LIによる水疱性角膜症,危険因子の相互関係図4前房深度と温流スピード流体解析ソフトにて前房深度2.8,1.8,1.5,1.0mmの前房形状を構築し,角膜内皮面36℃,虹彩表面37℃に設定して角膜内皮側で下降する温流スピードをそれぞれシミュレーション計算した.0.230.110.0760.037y=0.1094x-0.080900.050.10.150.20.250.511.522.53温流スピード(mm/s)前房深度(mm)———————————————————————-Page5あたらしい眼科Vol.26,No.2,2009177(39)房深度が浅いままの例や白内障進行例では早期に白内障手術の追加を行う.このことは異常房水動態の緩和にもつながるが,LI後の内皮障害が白内障手術で停止したとする報告例があること22),LIによる水疱性角膜症に対するtripleprocedureの予後は比較的よいという事実,さらにはLIのみでは閉塞隅角緑内障の瞳孔ブロック以外の要因は解消されず,眼圧コントロールなど予後不良なケースが珍しくないといった緑内障治療の観点からも支持される3).おわりに先に述べたように,LIによる水疱性角膜症は数多くのLI施行例があるにもかかわらずまれであるという事実からは,多くの悪要因の複合が長年作用した限られたケースのみに発症していることが示唆される.したがって,LIの有用性は決して否定されるものではない.しかしながら瞳孔ブロック以外の閉塞隅角緑内障や閉塞隅角症の要因がLI後に解消されるわけではないことから,LI後の無治療や放置が本疾患の最大の危険因子であることを再認識したい.上記の治療戦略を持ち合わせて対処すればわが国特有の本疾患の発症率も低下できると考えられる.(3)浮腫が全体に及ぶもの(全体型)全体型は,局所型よりも内皮障害がより進行した状態をみていると考えられる.また,糖尿病,原発性角膜内皮異常などの基礎疾患は内皮細胞障害を持続あるいは増幅する因子となる.緑内障発作,レーザー過剰照射などの手術前後の要因はその影響は一過性と考えられるものの,急激に内皮残存数を減少させるため本疾患の発症時期を早めていると考えられる.V予防対策以上のように,LIによる水疱性角膜症の臨床像や原因は輪郭が明らかになりつつあるが,実際の角膜内皮障害メカニズムについてはいまだ謎が多い.しかしながら,この疾患に対する治療が角膜移植しかない現状にあって,メカニズムが解明しないからといって手をこまねいているわけにはいかず,本疾患の特徴をふまえて予防策を講じる必要がある.図5に角膜内皮を減らさないための予防対策フローチャートをまとめてみた.①予防的LIの適応を考え直すことも予防策である.隅角の十分な評価なしに安易にLIを行うことは慎むべきである.特に,非発作眼に対する予防治療においては内皮異常の有無のチェックは欠かせない.さらに偽落屑(PE),Zinn小帯脆弱,糖尿病の有無,患者の生活環境なども考慮したうえで白内障手術適応を含めて判断すべきことは言うまでもない.②過剰なレーザー凝固を避ける.アルゴンレーザーは出血予防と前房深度の確保目的で前段階照射のみにとどめ,YAGレーザーを使用してLIを完成させる.特に発作眼の場合は角膜浮腫が強いままでの無理な照射を避け,困難例では観血的虹彩切除術を選択する.③術後消炎は十分に行い定期観察をマメに行う.LI後の虹彩血管透過性亢進という事実から,東原らは低濃度ステロイドを長期使用することを推奨している.④白内障手術の追加を検討する.予後や移植の必要性に対する理解と準備が十分整っている条件下に限定されるが,角膜内皮減少が進行する例も適応になりうる.また,LIが完成しても周辺部の前内皮異常のチェックYAG-LI施行進行性の内皮減少,極端な浅前房,PAS進行,白内障進行,眼圧コントロール不良白内障手術発作眼非発作眼困難なとき観血的虹彩切除術なしなし定期的観察異常あり観血的虹彩切除術前房深度房水の生理的流れの回十分な術後消炎白内障手術適応評価YAG-LI施行隅角の評価適応あり図5予防対策フローチャート———————————————————————-Page6178あたらしい眼科Vol.26,No.2,2009(40)レーザー虹彩切開術後水疱性角膜症の病態─血液・房水柵破綻説─.あたらしい眼科24:871-878,200714)LaurenceS,LeonardPK,TinAetal:Inferiorcornealdecompensationfollowinglaserperipheraliridotomyinthesuperioriris.AmJOpthalmol142:166-168,200615)森和彦:原発閉塞緑内障のカッティングエッジ.レーザー虹彩切開術と角膜障害:LIに続発する角膜内皮障害についての最新の知見.あたらしい眼科24:1011-1014,200716)HeM,FriedmanDS,GeJetal:Laserperipheraliridoto-myinprimaryangle-closuresuspects:biometricandgonioscopicoutcomes:theLiwanEyeStudy.Ophthalmol-ogy114:494-500,2007,Epub2006Nov2117)木下茂:レーザー虹彩切開術後水疱性角膜症を解剖する.レーザー虹彩切開術後に生じた水疱性角膜症に対する角膜移植.あたらしい眼科24:897-900,200718)妹尾正,高山良,千葉桂三:レーザー虹彩切開術後水疱性角膜症を解剖する.レーザー虹彩切開術後水疱性角膜症の病態─過剰凝固説─.あたらしい眼科24:863-869,200719)山上聡:レーザー虹彩切開術後水疱性角膜症を解剖する.レーザー虹彩切開術後水疱性角膜症の発症機序─マクロファージ説─.あたらしい眼科24:885-890,200720)YamamotoY,UnoT,ShisidaKetal:Demonstrationofaqueousstreamingthroughalaseriridotomywindowagainstthecornealendothelium.ArchOphthalmol124:387-393,200621)KajiY,OshikaT,UsuiTetal:Eectofshearstressonattachmentofcornealendothelialcellsinassociationwithcornealendothelialcelllossafterlaseriridotomy.Cornea24:S55-S58,200522)加治優一,榊原潤,大鹿哲郎:レーザー虹彩切開術後水疱性角膜症を解剖する.レーザー虹彩切開術後水疱性角膜症の発症機序─角膜内皮創傷治癒説─.あたらしい眼科24:891-895,200723)園田日出男,中枝智子,根本大志:白内障手術により進行が停止したレーザー虹彩切開術後の角膜内皮減少症の1例.臨眼58:325-328,2004文献1)PollackIP:Currentconceptsinlaseriridotomy.IntOph-thalmolClin24:153-180,19842)SchwartzAL,MartinNF,WeberPA:Cornealdecompen-sationafterargonlaseriridectomy.ArchOphthalmol106:1572-1574,19883)栗本康夫:原発閉塞隅角緑内障の新しい展開緑内障診療の新しい展開.臨眼61:128-135,20074)ShimazakiJ,AmanoS,UnoTetal,JapanBullousKer-atopathyStudyGroup:Naturalsurveyonbullousker-atopathyinJapan.Cornea26:274-278,20075)ShimazakiJ,UchinoY,TsubotaK:Lateirreversiblecor-nealoedemaafterlaseriridotomy.BrJOphthalmol93:125-126,20096)島潤:レーザー虹彩切開術後水疱性角膜症を解剖する.レーザー虹彩切開術後水疱性角膜症─国内外の状況─.あたらしい眼科24:851-853,20077)松田理恵,山田直之,原田大輔ほか:レーザー虹彩切開術後に発症した水疱性角膜症に対する全層角膜移植手術成績の検討.臨眼62:1001-1005,20088)今村直樹:角膜移植に至った水疱性角膜症の検討.臨眼61:585-588,20079)AngLP,HigashiharaH,SotozonoCetal:Argonlaseriri-dotomy-inducedbullouskeratopathyagrowingprobleminJapan.BrJOphthalmol91:1613-1615,200710)KinoshitaS,AngLPK,HigashiharaHetal;Authors’response:Managementofangle-closureglaucomainEastAsianeyes:aresponsetoargonlaseriridotomy-inducedbullouskeratopathy,agrowingprobleminJapan.BrJOphthalmol92:1300-1301,200811)鈴木康之:多治見スタディから見えてきたこと緑内障診療の新しい展開.臨眼61:123-126,200712)金井尚代,外園千恵,小室青ほか:レーザー虹彩切開術後の水疱性角膜症に関する検討.あたらしい眼科20:245-249,200313)東原尚代:レーザー虹彩切開術後水疱性角膜症を解剖する.