———————————————————————-Page10910-1810/08/\100/頁/JCLSmann圧平眼圧計で座位にて無治療時眼圧日内変動を測定し,1日平均眼圧(全測定時刻の眼圧平均値),最高眼圧および最低眼圧をきたした時刻,眼圧変動幅(最高眼はじめに緑内障治療において唯一エビデンスのある治療法は眼圧を低く安定させることである.しかし,外来診察時間帯の眼圧は十分低くても視野障害が徐々に進行する症例も珍しくない.このような症例のなかには,実は夜間に著しく眼圧が上昇している場合があることが知られている(図1)13).また,近年,夜間の眼圧上昇と全身血圧低下による視神経乳頭血流障害が緑内障視神経障害の原因の一つである可能性が指摘されており4),昼間のみならず夜間も含めた24時間眼圧コントロールの重要性が高まっている.そこで,本稿では正常人,各種緑内障の無治療時眼圧日内変動の特徴およびおもな緑内障点眼薬の眼圧日内変動に及ぼす効果について解説する.I無治療時の眼圧日内変動1.正常人および原発開放隅角緑内障(広義)正常人および原発開放隅角緑内障(広義)における無治療時眼圧は,座位または仰臥位のいずれかの姿勢で測定された場合,一般に昼間高く夜間低い変動をする57).また,原発開放隅角緑内障のほうが正常人より眼圧変動幅が大きいことが知られている5).最近では,生活姿勢(昼間は座位,睡眠時間帯は仰臥位)に合わせて眼圧を測定すると睡眠時間帯の眼圧のほうが昼間より高くなることも報告されている8).筆者らは正常眼圧緑内障145例290眼を対象にGold-(33)783*KenjiNakamoto:東京警察病院眼科〔別刷請求先〕中元兼二:〒102-0071東京都千代田区富士見2-10-41東京警察病院眼科特緑内障点眼薬─選択のイントあたらしい眼科25(6):783788,2008眼圧日内変動への影響EfectofOcularHypotensiveDrugsonDiurnalIntraocularPressureVariation中元兼二*図1視野障害進行と治療時眼圧日内変動における夜間眼圧上昇61歳,男性,正常眼圧緑内障.ラタノプロスト両眼夜1回,ゲル基剤チモロール0.5%両眼朝1回点眼にて外来診察時間帯の眼圧は10mmHg以下で推移していたが,Humphrey視野検査中心プログラム10-2(グレースケール,パターン偏差)で両眼視野障害が進行した症例.治療時眼圧日内変動測定で夜間の眼圧上昇を認めた.1013161922137測定時刻(時)681012141618:右眼:左眼左眼右眼眼圧(mmHg)2000年6月2003年9月———————————————————————-Page2784あたらしい眼科Vol.25,No.6,2008(34)3.落屑緑内障落屑緑内障では,正常人や原発開放隅角緑内障患者と同様に昼間に最高眼圧をきたす11,12)が,正常人17),原発開放隅角緑内障12)より1日平均眼圧,最高眼圧,最低眼圧はいずれも高く,眼圧変動幅も広いことが報告されている.II緑内障点眼薬の眼圧日内変動に及ぼす効果緑内障点眼薬の眼圧下降効果にも薬剤の種類により特有の日内変動がある.より質の高い24時間眼圧コントロールを得るためには,それぞれの点眼薬の24時間にわたる効果の特徴について知る必要がある.ここでは,代表的な緑内障点眼薬の眼圧日内変動への効果について述べる.1.プロスタグランジン(PG)関連薬ラタノプロスト1319)(図5),トラボプロストはいずれも24時間を通して眼圧を著明に下降させる1820).ラタノプロストとトラボプロストの眼圧日内変動における効果を比較した報告には,両者に差がないとするもの18)や夕方19,21,22)または点眼24時間後19,21,23)でトラボプロストのほうがラタノプロストより有意に眼圧が下降していたとするものがある.その他,両薬剤点眼中止後48時間まで両薬剤の眼圧下降効果を比較した報告21)に圧最低眼圧)を検討した(図24).この結果,全体の2/3の症例は外来時間内に最高眼圧を示すが,1/3の症例は外来時間外に最高眼圧を示した.また,正常眼圧緑内障においても10mmHgにも及ぶ大きな眼圧変動をする症例があることもわかった.外来診察時間内に眼圧が低いとされている正常眼圧緑内障患者の3割程度に,実際は診察時間外に最高眼圧がもっと高い症例があることを念頭におかなければならない.2.原発閉塞隅角緑内障レーザー虹彩切開術前の原発閉塞隅角緑内障は,夜間に最高眼圧を示す9).レーザー虹彩切開術後では,昼間に最高眼圧をきたすことが多いことが報告されている9,10).図2正常眼圧緑内障の無治療時眼圧日内変動正常眼圧緑内障145例290眼.全対象の眼圧平均値は10時に最高値を,夜間の22時に最低値を示した.1日平均眼圧(全測定時刻の眼圧平均値)は13.5±2.5mmHgであった.Mean±SE13141510131619221370測定時刻(時)12眼圧(mmHg)図3最高眼圧,最低眼圧を記録した時刻正常眼圧緑内障145例290眼.最高眼圧は昼間に,最低眼圧は夜間に多く認められた.全体の1/3の症例は外来時間外に最高眼圧を示しているのが注目される.040801201601013161922137測定時刻(時)眼数(眼):最高眼圧(16.0±2.4mmHg):最低眼圧(11.5±2.1mmHg)図4正常眼圧緑内障の眼圧変動幅正常眼圧緑内障145例290眼.眼圧変動幅(最高眼圧最低眼圧)は4.3±1.6mmHgであった.約3割の症例で眼圧変動幅が6mmHg以上あり,10mmHgに及ぶ症例もあった.020406080眼数(眼)12345678910眼圧変動幅(mmHg)———————————————————————-Page3あたらしい眼科Vol.25,No.6,2008785(35)ている26).また,チモプトールRXE0.5%とリズモンRTG0.5%を比較した報告では,両者の眼圧下降効果は同等であったとされている27).カルテオロールの眼圧日内変動に及ぼす効果に関しては現時点では報告がない.筆者らは正常眼圧緑内障患者10例10眼に2%カルテオロールを点眼し,治療前後で眼圧日内変動を測定したよると,仰臥位眼圧は1248時間までトラボプロストのほうがラタノプロストより眼圧が下降していた.現在のところ,海外の文献ではトラボプロストのほうがラタノプロストより眼圧下降持続時間が長い可能性を示唆する報告が多い21,23,24).ただし,わが国で使用できるトラボプロストは塩化ベンザルコニウム非含有剤であり,眼圧日内変動における効果が海外で使用されている塩化ベンザルコニウム含有製剤と同等であるかは不明である.その他,プロスタグランジン関連薬は,点眼時刻により眼圧下降効果が異なることが報告されている.ラタノプロスト16,18),トラボプロスト20)いずれの薬剤も,夜点眼では昼間の眼圧下降効果が朝点眼より良好となる特徴がある(図6).2.b遮断薬チモロールの24時間眼圧日内変動に及ぼす効果については,これまで多くの報告がある1315,24).ほとんどの報告において,チモロール0.5%は,昼間は強力な眼圧下降効果を示すが,夜間は減弱またはほとんど効果を示していない(図7).チモロール(チモプトールR)0.5%とゲル基剤チモロール(チモプトールRXE)0.5%は,落屑緑内障,原発開放隅角緑内障を対象とした比較試験で,朝10時(点眼2時間後)で有意にチモプトールRのほうがチモプトールRXEより眼圧下降効果が優れていることが示され図6ラタノプロスト朝点眼と夜点眼の眼圧日内変動に及ぼす効果の違い正常眼圧緑内障17例34眼の左右眼のうち1眼をラタノプロスト朝点眼,もう片眼をラタノプロスト夜点眼として治療前後で眼圧日内変動を測定した.午前中は夜点眼のほうが,逆に夜間は朝点眼のほうが,眼圧下降効果が大きい傾向があった.朝7時において夜点眼の眼圧下降効果が朝点眼を有意に上回っていた.:朝点眼:夜点眼*p<0.05Mean±SE*05101520251013161922137眼圧下降率(%)測定時刻(時)図7ゲル基剤チモロール0.5%の治療前後の眼圧日内変動正常眼圧緑内障22例22眼.ゲル基剤チモロール(チモプトールRXE)0.5%治療後,眼圧は大方の時刻で有意に下降していたが,夜間の22時と3時には有意な眼圧下降を認めなかった.チモロールは房水産生が低下する夜間における眼圧下降効果が少ないと考えられる.(文献13より):治療前:治療後*p<0.05Mean±SE*******101316192213710測定時刻(時)01012141618眼圧(mmHg)図5ラタノプロスト治療前後の眼圧日内変動正常眼圧緑内障25例25眼.ラタノプロスト治療後,すべての時刻で有意に眼圧が下降していた.ラタノプロストは無治療時に低値を示す夜間の低い眼圧にも有意な眼圧下降効果を発揮する.(文献13より)01012141618101316192213710測定時刻(時)眼圧(mmHg):治療前:治療後*p<0.05Mean±SE*********———————————————————————-Page4786あたらしい眼科Vol.25,No.6,2008(36)れの薬剤がふさわしいか.ラタノプロスト(夜点眼)とチモロール(チモプトールRまたはチモプトールRXE)0.5%の眼圧下降効果を眼圧日内変動で比較した報告によると,原発開放隅角緑内障,正常眼圧緑内障,高眼圧症において,昼間の眼圧下降効果は両者同等13,14,16)あるいはラタノプロストのほうが大きく15),夜間の眼圧下降効果はラタノプロストのほうが優れているとしている(図9)1316).よって,眼圧日内変動への効果を考慮すると,緑内障治療の第一選択薬は,現時点では眼圧下降効果が強力で,かつ,夜間も含めた24時間眼圧下降効果を維持できるラタノプロスト(あるいはトラボプロスト)がふさわしいと考える.IVラタノプロストと他剤併用効果Tamerら30)の報告によると,ラタノプロスト単独治療における眼圧コントロールが不良な原発開放隅角緑内障患者36例36眼にチモロール0.5%とドルゾラミド2%(1日2回点眼)をそれぞれ4週間ずつ追加し,両者のラタノプロストとの併用効果を眼圧日内変動で比較したところ,ラタノプロストとドルゾラミド併用眼は24時間すべての測定時刻でラタノプロスト単独治療を上回ところ,カルテオロールもチモロール同様夜間の眼圧下降効果はほとんどなかった(図8).3.炭酸脱水酵素阻害薬ドルゾラミド2%は,1日3回点眼により24時間眼圧下降効果を示す.ドルゾラミド2%とチモロール0.5%を比較すると,日中の眼圧下降効果はドルゾラミド2%のほうがチモロール0.5%より小さいが,夜間はドルゾラミド2%のほうがチモロール0.5%より眼圧下降効果が大きい14,15).ただし,わが国で使用可能なドルゾラミドは2%ではなく1%であることに留意されたい.4.a遮断薬ブナゾシンの眼圧日内変動に対する効果に関しては,正常人を対象に午前7時から午後9時まで2時間ごとに眼圧測定し比較した報告があり,すべての測定時刻で有意な眼圧下降を示している28).III眼圧日内変動を考慮した薬剤選択(第一選択薬は?)現在,緑内障治療薬の第一選択薬には,優れた眼圧下降効果と良好な認容性により,プロスタグランジン関連薬またはb遮断薬が推奨されている29).では,眼圧日内変動を考慮すると,第一選択薬はいず図8カルテオロール2%点眼前後の眼圧日内変動正常眼圧緑内障10例10眼.カルテオロール2%治療後の眼圧は,昼間(10時,13時,16時,7時)は有意な下降を示したが,夜間(19時,22時,1時,3時)は有意な眼圧下降を示さなかった.:治療前:治療後*p<0.05**p<0.01Mean±SE0121416182010眼圧(mmHg)13161922137測定時刻(時)108*******:ラタノプロスト(n=25):ゲル基剤チモロール(n=22)*p<0.05眼圧下降率(%)*101316192213710測定時刻(時)0510152025図9ラタノプロストとゲル基剤チモロールの眼圧日内変動に及ぼす効果比較ラタノプロスト(夜1回)点眼群(正常眼圧緑内障25例25眼),ゲル基剤チモロール(チモプトールRXE)点眼群(正常眼圧緑内障22例22眼)の各測定時刻の眼圧下降率を両群間比較すると,夜間の3時において,ラタノプロスト点眼群のほうがゲル基剤チモロール点眼群より眼圧下降効果が有意に大きかった.(文献13より)———————————————————————-Page5あたらしい眼科Vol.25,No.6,2008787(37)があるなら後者というように個々の症例に応じた治療ができれば理想的である.しかし,日常診療では夜間の測定が困難であるため,高齢で全身的安全性を考えるなら後者,角膜内皮障害があるなら前者というように副作用やコンプライアンスを考慮して使い分けることが現実的であると考える.おわりに24時間眼圧コントロールにより,眼圧下降治療の質を高めることができる.クリニックの外来診察時間帯のみでもこの考えを取り入れることは可能であり,具体的にはできる限り治療前後で時刻を変えて複数回眼圧を測定する.治療の第一選択薬にはラタノプロストやトラボプロストのような眼圧下降効果が大きく,夜間も含めた24時間眼圧下降効果を有する薬剤を用いる.ここで,注意すべき点は,無治療時の最高眼圧は,先に述べたように2/3の症例が外来診察時間帯にみられるのに対して,点眼治療時の最高眼圧は無治療時とは逆に2/3が外来診察時間外にあること1)や早朝に最高眼圧をきたす症例が多いことである2,3).よって,外来時間帯の眼圧が低くても,視野障害が進行するようであれば,外来時間外の眼圧も気にかけなければならない.可能であれば外来診察時間外の早朝または夜間に,患者を来院させ眼圧測定するなど,症例に応じたきめ細かな対応が重要である.文献1)NakakuraS,NomuraY,AtakaSetal:Relationbetweenoceintraocularpressureand24-hourintraocularpres-sureinpatientswithprimaryopen-angleglaucomatreat-edwithacombinationoftopicalantiglaucomaeyedrops.JGlaucoma16:201-204,20072)KragS,AndersenHB,SorensenTetal:Circadianintraocularpressurevariationwithbeta-blockers.ActaOphthalmolScand77:500-503,19993)HughesE,SpryP,DiamondJ:24-hourmonitoringofintraocularpressureinglaucomamanagement:aretro-spectivereview.JGlaucoma12:232-236,20034)HayrehSS,PodhajskyP,ZimmermanMBetal:Roleofnocturnalarterialhypotensioninopticnerveheadisch-emicdisorders.Ophthalmologica213:76-96,19995)ZeimerRC:Circadianvariationsinintraocularpressure.In:RitchRetal(eds):TheGlaucomas,2nded,p429-る眼圧下降効果を示したのに対して,ラタノプロストとチモロール併用眼では,大方の時刻で有意な眼圧下降効果があったが,午前3時において有意な眼圧下降効果を示さなかった.両薬剤のラタノプロスト単独治療時からの眼圧下降値は,ドルゾラミド併用では平均3.0mmHgで,チモロール併用では平均2.3mmHgであり,わずかではあるが有意にドルゾラミド併用治療が優れていることが示された.また,筆者らは,正常眼圧緑内障患者20例40眼の左右眼の片眼にラタノプロストのみを,他眼にラタノプロストにブリンゾラミドを併用し,8週後両眼の眼圧日内変動を比較した.2剤併用治療眼は日中・夜間ともラタノプロスト単独治療眼より,有意に眼圧下降効果が大きかった17)(図10).V併用薬の使い分けラタノプロストまたはトラボプロスト単独治療で眼圧下降効果が不十分な症例に対して,b遮断薬を加えるか,炭酸脱水酵素阻害薬を加えるかは症例によって使い分けることが勧められる.可能であれば,治療時眼圧日内変動で昼間に最高眼圧がある場合は前者,夜間に最高眼圧図10ラタノプロスト単独治療とラタノプロスト・ブリンゾラミド併用治療の眼圧日内変動への効果比較正常眼圧緑内障20例40眼の同一患者の左右眼のうち片眼はラタノプロスト単独治療(夜1回),他眼はラタノプロスト・ブリンゾラミド併用治療を行い,治療前後で眼圧日内変動を測定した.ラタノプロスト・ブリンゾラミド併用治療は日中,夜間ともにラタノプロスト単独治療より有意に眼圧下降効果が大きかった.(文献17より)01013161922137121416:無治療時(両眼平均値):ラタノプロスト単独治療:ラタノプロスト・ブリンゾラミド併用治療Mean±SE眼圧(mmHg)測定時刻(時)———————————————————————-Page6788あたらしい眼科Vol.25,No.6,2008(38)eectsoflatanoprost,travoprost,andbimatoprostoncir-cadianintraocularpressureinpatientswithglaucomaorocularhypertension.Ophthalmology113:239-246,200619)KonstasAG,KozobolisVP,KatsimprisIEetal:Ecacyandsafetyoflatanoprostversustravoprostinexfoliativeglaucomapatients.Ophthalmology114:653-657,200720)KonstasAGP,MikropoulosD,KaltsosKetal:24-hourintraocularpressurecontrolobtainedwithevening-ver-susmorning-dosedtravoprostinprimaryopen-angleglaucoma.Ophthalmology113:446-450,200621)Garcia-FeijooJ,Martinez-de-la-CasaJM,CastilloAetal:CircadianIOP-loweringecacyoftravoprost0.004%ophthalmicsolutioncomparedtolatanoprost0.005%.CurrMedResOpin22:1689-1697,200622)NetlandPA,LandryT,SullivanEKetal:Travoprostcomparedwithlatanoprostandtimololinpatientswithopen-angleglaucomaorocularhypertension.AmJOph-thalmology132:472-484,200123)DubinerHB,SircyMD,LandryTetal:Comparisonofthediurnalocularhypotensiveecacyoftravoprostandlatanoprostovera44-hourperiodinpatientswithelevateintraocularpressure.ClinicalTher26:84-91,200424)SitAJ,WeinrebRN,CrownstonJGetal:Sustainedeectoftravoprostondiurnalandnocturnalintraocularpres-sure.AmJOphthalmol141:1131-1133,200625)LiuJH,KripkeDF,WeinrebRN:Comparisonofthenoc-turnaleectsofonce-dailytimololandlatanoprostonintraocularpressure.AmJOphthalmol138:389-395200426)KonstasAG,MantzirisDA,MaltezosAetal:Comparisonof24hourcontrolwithTimopticRandTimoptic-XETM0.5%inexfoliationandprimaryopen-angleglaucoma.ActaOphthalmolScand77:541-543,199927)須田生英子,福地健郎,原浩昭ほか:2種のゲル化剤添加チモロール点眼液の比較─第2報:眼圧日内変動について─.あたらしい眼科20:123-125,200328)栂野哲哉,福地健郎,須田生英子ほか:塩酸ブナゾシン点眼の眼圧日内変動に対する効果.あたらしい眼科21:957-959,200429)日本緑内障学会:緑内障診療ガイドライン第2版.日眼会誌110:777-814,200630)TamerC,OksuzH:Circadianintraocularpressurecon-trolwithdorzolamideversustimololmaleateadd-ontreat-mentsinprimaryopen-angleglaucomapatientsusinglatanoprost.OphthalmicRes39:24-31,2007445,Mosby,StLouis,19966)狩野廉,桑山泰明:正常眼圧緑内障の眼圧日内変動.日眼会誌107:375-379,20037)HasegawaK,IshidaK,SawadaAetal:Diurnalvariationofintraocularpressureinsuspectednormal-tensionglau-coma.JpnJOphthalmol50:449-454,20068)LiuJH,KripkeDF,TwaMD,HomanREetal:Twenty-four-hourpatternofintraocularpressureintheagingpopulation.InvestOphthalmolVisSci40:2912-2917,19999)ShapiroA,ZaubermanH:Diurnalchangesoftheintraoc-ularpressureofpatientswithangle-closureglaucoma.BrJOphthalmol63:225-227,197910)SihotaR,SaxenaR,GogoiMetal:Acomparisonofthecircadianrhythmofintraocularpressureinprimarychronicangleclosureglaucoma,primaryopenangleglau-comaandnormaleyes.IndianJOphthalmol53:243-247,200511)Altintas,O,YukselN,Karabas,VLetal:Diurnalintraocu-larpressurevariationinpseudoexfoliations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