———————————————————————-Page10910-1810/07/\100/頁/JCLS進展を阻止しうる」ことが明確になった.I1型糖尿病患者を対象としたDiabetesControlandComplicationsTrial(DCCT)/Epidemi-ologyofDiabetesInterventionsandCompli-cations(EDIC)1.1型糖尿病患者を対象としたDiabetesControlandComplicationsTrial(DCCT)米国とカナダの29施設において,1型糖尿病患者を対象に,強化インスリン療法を用いた厳格な血糖コントロールにより細小血管合併症の発症を予防しうるか(一次予防試験),また細小血管合併症の進展を抑制しうるか(二次介入試験)について検討した研究である.登録した1型糖尿病患者(1,441例)は,研究開始時に網膜症を認めなかった一次予防群,網膜症をすでに有していた二次介入群に分け,さらに,無作為に従来インスリン療法(conventionalinsulintherapy)群と頻回注射を用いた強化インスリン療法(intensiveinsulintherapy)群に分けられ,平均6.5年間(3~9年間)の観察がなされた3).インスリン療法は,従来インスリン療法群では混合型インスリンを含む1日1~2回のインスリン注射により,強化インスリン療法群では1日3回以上のインスリン頻回注射またはCSII(continuoussubcutaneousinsulininfu-siontherapy)により施行され,血糖コントロールの目標は,従来インスリン療法群では,高血糖症状のないこと,強化インスリン療法群では,空腹時血糖値70~120mg/はじめに血糖コントロールが長期間不良な患者では網膜症の発症進展が生じやすいことが,米国のKleinらの一連の研究(ウィスコンシン糖尿病網膜症疫学研究)において示唆されていた1,2).図1に1型糖尿病,2型糖尿病の10年間の観察により若年発症糖尿病(おもに1型),30歳以上発症の糖尿病でインスリン治療中の患者,30歳以上発症の糖尿病でインスリン以外の治療法により加療されている者(2型)のいずれにおいても,HbA1C(ヘモグロビンA1C)が高値となると網膜症の進展率が高いことを示す.その後,1型糖尿病および2型糖尿病患者を対象に,厳格な血糖コントロールにより糖尿病性慢性血管合併症の発症,進展を阻止しうるかを検討した無作為前向き調査研究の成果が,国内外で相ついで報告され,「厳格な血糖コントロールにより糖尿病網膜症の発症,(3)????*1HidekiKishikawa:熊本大学保健センター*2NakayasuWake&EiichiAraki:熊本大学大学院医学薬学研究部代謝内科*3MotoakiShichiri:生長会生活習慣病研究所〔別刷請求先〕岸川秀樹:〒860-8555熊本市黒髪2-40-1熊本大学保健センター特集●糖尿病網膜症:一次予防,二次予防,三次予防の戦略あたらしい眼科24(10):1275~1280,2007糖尿病の代謝コントロールと網膜症の発症進展阻止─DCCT/EDIC,KumamotoStudy,UKPDSの結果から─????????????????????????????????????????????????:???????????????????????????????????????????????????岸川秀樹*1和気仲庸*2荒木栄一*2七里元亮*3図1ウィスコンシン糖尿病網膜症疫学研究(WESDR)002040680100HbA1C(%)網膜症の進展率:5.4~8.5:8.6~10.0若年(30歳未満)発症,ほぼ1型30歳以上発症ほぼ2型,インスリンにより治療30歳以上発症,ほぼ2型,非インスリンにより治療:10.1~11.5:11.6~20.8———————————————————————-Page2????あたらしい眼科Vol.24,No.10,2007d?,食後血糖値180mg/d?未満,午前3時の血糖値65mg/d?以上,HbA1C6.05未満とされた.その結果,強化インスリン療法群では,HbA1Cは,研究開始後6カ月後約7.0%まで低下し,観察期間中維持されたが,従来インスリン療法群では研究開始後明らかな変化は認められなかった.網膜症については,ETDRS(EarlyTreatmentDiabeticRetinopathyStudy:25段階)分類で3段階以上の上昇時を網膜症の悪化と定義し経過をみたところ,網膜症悪化率(平均観察期間6年の成績)は,一次予防群,二次介入群ともに,従来インスリン療法群に比し,強化インスリン療法群で有意な低値を示した(図2).二次介入群の網膜症悪化率においては,研究開始当初,従来インスリン療法群に比し強化インスリン療法群で高率となるがその後に逆転するという所見となり,DCCTに先行する1型糖尿病患者を対象としたヨーロッパの小規模研究と同様な所見となった.研究開始当初より進行した網膜症を有する患者が,DCCTの二次介入群に多数含まれていたことが示されており,強化インスリン療法導入後の網膜症悪化との関連も推測される.2.EpidemiologyofDiabetesInterventionsandComplications(EDIC)─DCCT終了後のDCCT登録患者における慢性血管合併症の発症・進展に関する前向き調査研究EDICではDCCT終了後も登録患者を継続観察し,DCCT終了後4年間の網膜症の発症・進展に関する調査結果が報告された4).1,208名の眼底所見,および血糖コントロール状況を調査したところ,前項で述べたDCCT調査期間中に従来インスリン療法群に割り付けられた患者群と強化インスリン療法に割り付けられた患者群におけるHbA1Cの差(従来インスリン療法群で9.1%,強化インスリン療法群で7.2%)は,DCCT終了後4年間の間に従来インスリン療法群の多数の患者が強化インスリン療法に移行したため,縮小していた(従来インスリン療法群で8.2%,強化インスリン療法群で7.9%).したがって,2群におけるEDIC調査期間中の血糖コントロール状態に明らかな差はなかったが,DCCT研究時従来インスリン療法を施行した群と強化インスリン療法を施行した群における4年間の網膜症の累積悪化(4)図2DCCTにおける糖尿病網膜症の推移網膜症の増悪:modi?edETDRS25段階分類3段階上昇.6050403020100累積悪化率(%)0123456789経過期間(年)一次予防:従来インスリン療法:強化インスリン療法6050403020100累積悪化率(%)0123456789経過期間(年)二次介入図3EpidemiologyofDiabetesInterventionsandComplications(EDIC)─網膜症累積悪化率01432従来インスリン療法強化インスリン療法網膜症の悪化はDCCT終了時の所見からの悪化(ETDRS25段階分類の3段階)網膜症累積悪化率DCCT終了後の年数24201612840———————————————————————-Page3あたらしい眼科Vol.24,No.10,2007????は明らかに強化インスリン療法施行群で,持続的に低値となり(図3),また,EDIC調査4年後の両群の網膜症悪化率,増殖網膜症の発症率,網膜浮腫発症率,光凝固施行率は,DCCT研究時従来インスリン療法を施行した群に比べ,強化インスリン療法を施行した群で明らかな低値となった(図4).したがって,厳格な血糖コントロールの網膜症発症・進展に及ぼす好影響は,施行後4年間にわたり続くことが示された.EDICにおける厳格な血糖コントロールによる同様の長期効果は,腎障害,神経障害についても報告されている.II2型糖尿病患者を対象とした熊本スタディ熊本大学代謝内科において中間型インスリン朝1回または朝夕2回で加療されていた糖尿病患者110例を,中間型インスリン療法継続群(conventionalinsulininjectiontherapy:CIT群)または頻回インスリン注射療法群(multipleinsulininjectiontherapy:MIT群)に割り付け,研究開始時に網膜症を認めず尿中アルブミン排泄量<30mg/dayの患者における細小血管合併症の発症に及ぼす厳格な血糖コントロールの影響(一次予防(5)図4EpidemiologyofDiabetesInterventionsandComplications(EDIC)─網膜症リスク減少率:従来インスリン療法:強化インスリン療法a.網膜症の進展c.網膜浮腫b.増殖または重症網膜症d.光凝固療法発症率(%)オッズ減少76%修正後オッズ減少75%6040200DCCT終了時DCCT終了4年後発症率(%)オッズ減少46%修正後オッズ減少58%12840DCCT終了時DCCT終了4年後発症率(%)オッズ減少68%修正後オッズ減少69%20100DCCT終了時DCCT終了4年後発症率(%)修正後オッズ減少75%修正後オッズ減少52%12840DCCT終了時DCCT終了4年後図5KumamotoStudyにおける網膜症の推移網膜症の増悪:modi?edETDRS19段階分類2段階上昇.80706050403020100累積悪化率(%)012345678109経過期間(年)一次予防従来インスリン療法群強化インスリン療法群80706050403020100累積悪化率(%)012345678109経過期間(年)二次介入従来インスリン療法群強化インスリン療法群———————————————————————-Page4????あたらしい眼科Vol.24,No.10,2007試験)および研究開始時に単純網膜症を認め,尿中アルブミン排泄量<300mg/dayの患者の細小血管合併症の進展に及ぼす厳格な血糖コントロールの影響(二次介入試験)を調査した5~7).血糖コントロール目標は,CIT群においては空腹時血糖値140mg/d?以下,MIT群では空腹時血糖値140mg/d?以下,食後血糖値200mg/d?以下,HbA1C7.0%以下とした.その結果,10年間の経過観察中,空腹時血糖値,HbA1C値は,CIT群に比し,MIT群で有意な低値を示し,MIT群における厳格な血糖コントロールが示唆された.網膜症の悪化をmodi?edETDRS分類(19段階)において2段階以上の悪化を認める場合と定義し,10年間の網膜症累積悪化率を算出したところ,一次予防試験および二次介入試験ともに,CIT群に比し,MIT群で有意な低値となった(図5).また,血糖コントロール状態と網膜症の進展,増悪率の関係を対数線形ポアソン(Poisson)回帰分析で検討した結果,網膜症の進展,増悪率は,血糖コントロール状態の悪化とともに増大することが明らかにされた.III2型糖尿病患者を対象としたUnitedKingdomProspectiveDiabetesStudy(UKPDS)1.血糖コントロールに関する研究UKPDSでは,2型糖尿病患者において代謝コントロールが糖尿病合併症に及ぼす影響を明らかにするため,血糖と血圧コントロールの効果がともに検討された.血糖コントロールに関する研究においては,より厳格に血糖コントロールを行うと合併症のリスクが減少するか,血糖をコントロールする際の治療(スルフォニル尿素剤,インスリン,メトホルミン)に差があるのか,肥満2型糖尿病に対するメトホルミンは有用かを明らかにすべく,新規に糖尿病と診断された2型糖尿病患者5,102例を対象に,3カ月間の食事指導の後,空腹時血糖値が108~207mg/d?の患者を選択,一部を肥満2型糖尿病に対するメトホルミン研究に組み込み,残り3,867例を従来療法(食事療法)群,またはより良好な血糖コントロールを目指す強化療法群(当初より経口剤,インスリンなどの薬物治療を開始する群)に割り付けた8).研究期間中の平均HbA1C値は,強化療法群で7.0%となり,従来療法群の平均HbA1C値7.9%に比し有意な低値となった.観察期間中の合併症の発症・進展から,強化療法施行群では,従来療法群に比し,白内障手術などのリスクが有意に低下すること,網膜症の発症進展(modi-?edETDRS21段階分類の2段階上昇時に悪化と定義)が低下することが示され(図6),血糖コントロールによる血管合併症のリスク減少は,使用された薬剤(スルフォニル尿素剤,インスリン)間に差がなかったことも報告された.UKPDSでは,熊本スタディにおいて示唆された頻回インスリン注射療法を用いた良好な血糖コントロールの細小血管合併症に及ぼす好影響が,インスリン以外の経口薬など,あらゆる糖尿病治療法についてもあてはまることが示唆された8).2.血圧コントロールに関する研究UKPDSの高血圧合併糖尿病患者においては,高血圧の是正により血管合併症を阻止しうるか,アンギオテンシン変換酵素(ACE)阻害薬とb遮断薬の効果に差があるかが検討された9,10).血糖コントロール研究に登録された5,102例のうち,高血圧があった1,148例を,ACE阻害薬またはb遮断薬の投与により厳格に血圧管理を行う群(降圧目標:150/80mmHg以下)と,ACE阻害薬またはb遮断薬を使用せずゆるやかに血圧管理を行(6)図6強化療法による細小血管合併症のリスク減少率UKPDS:12年後のデータ.従来療法群(n=1,138)の平均HbA1C:7.9%.強化療法群(n=2,729)の平均HbA1C:7.0%.網膜症の増悪:modi?edETDRS21段階分類2段階上昇.神経障害(振動覚)の増悪:両足の平均値≧25V.微量アルブミン尿:50mg/?,蛋白尿:>300mg/?.網膜症神経障害(振動覚)微量アルブミン尿腎症血漿クレアチニン値2倍増加218333474010080204060リスク減少率(%)NS蛋白尿———————————————————————-Page5あたらしい眼科Vol.24,No.10,2007????う群(降圧目標:180/105mmHg以下)に分け,その後の経過(平均8.4年)を観察した結果,研究期間中の平均血圧は,ゆるやかな血圧管理群(154/87mmHg)に比し,厳格な血圧管理群(144/82mmHg)で有意に低値となること,厳格な血圧管理群では,ゆるやかな血圧管理群に比し,網膜症の進展が抑制されることが明らかになった(図7).また,合併症抑制効果は使用した薬剤(ACE阻害薬とb遮断薬)間に有意な差がなかったこと,収縮期血圧を10mmHg下降させることにより,細小血管障害(光凝固・硝子体出血など網膜症の増悪および腎不全状態)のリスクが13%低下したことが明らかにされた(図8)11).網膜症の発症進展阻止におけるACE阻害薬の有用性は,高血圧のない糖尿病患者を対象とした研究においても報告されている.正常血圧1型糖尿病を対象とした2年間のEUrodiabControlledtrialofLisinoprilinInsu-lindependentDMStudy(EUCLID;ユークリッド研究)では,網膜症を5段階に分類し1段階以上の上昇を認めたとき網膜症悪化と定義し,ACE阻害薬が網膜症の発症進展に及ぼす影響が検討された12).その結果,プラセボ群に比し,ACE阻害薬(リシノプリル)投与群では,網膜症の発症進展率が約50%低下すること,プラセボ群に比したリシノプリル群の収縮期血圧低下は,わずか3mmHgであったこと,網膜症の進展と微量アルブミン尿の間に相関がなかったことが報告され,ACE阻害薬に,腎症抑制,血圧低下作用とは独立した機序で,網膜症予防?網膜血管保護作用を有する可能性が示唆された.ACE阻害薬による腎症進展抑制効果については肯定的な研究が多いが,ACE阻害薬による網膜症の発症進展に関しては否定的な報告も多く,今後検討すべき問題となっている.おわりに糖尿病の代謝管理においては,脂質代謝異常のコントロールも重要である.EDICにおいては,脂質代謝異常が網膜症の進展に関与することが報告され,脂質代謝正常化の必要性が示唆されている13).網膜症をはじめとする細小血管合併症の発症予防および進展阻止のためには,1型糖尿病,2型糖尿病のいずれにおいても,糖尿病発症早期から厳格な代謝コントロールを行うことが不可欠である.文献1)KleinR,KleinBE,MossSEetal:Glycosylatedhemoglo-binpredictstheincidenceandprogressionofdiabeticofdiabeticretinopathy.????260:2864-2871,19882)KleinR,KleinBE,MossSEetal:Relationshipofhyper-glycemiatothelong-termincidenceandprogressionofdiabeticretinopathy.???????????????154:2169-2178,1994(7)図8UKPDSにおける収縮期血圧コントロールの細小血管エンドポイントに及ぼす影響サブポピュレーション(n=3,642)の解析.収縮期血圧10mmHg低下に対し13%のリスク減少.1010.5110120130140150160170p<0.0001収縮期血圧(mmHg)リスク比図7UKPDSにおける厳格な血圧コントロールによる細小血管合併症のリスク減少率UKPDS:網膜症7.5年後,腎症6年後のデータ.網膜症の増悪:modi?edETDRS21段階分類2段階上昇.神経障害(振動覚)の増悪:両足の平均値≧25V.微量アルブミン尿:50mg/?,蛋白尿:>300mg/?.厳格な血圧コントロール群(n=758)の平均血圧:144/82mmHg.ゆるやかな血圧コントロール群(n=390)の平均血圧:154/87mmHg.網膜症神経障害(振動覚)微量アルブミン尿腎症血漿クレアチニン値2倍増加342939010080204060リスク減少率(%)NSNSNS蛋白尿———————————————————————-Page6????あたらしい眼科Vol.24,No.10,20073)TheDiabetesControlandComplicationsTrialResearchGroup:Thee?ectofintensivetreatmentofdiabetesonthedevelopmentandprogressionoflong-termcomplica-tionsininsulin-dependentdiabetesmellitus.?????????????329:977-986,19934)TheDiabetesControlandComplicationsTrial/Epidemiolo-gyofDiabetesInterventionsandComplicationsResearchGroup:Retinopathyandnephropathyinpatientswithtype1diabetesfouryearsafteratrialofintensivethera-py.????????????342:381-389,20005)OhkuboY,KishikawaH,ArakiEetal:Intensiveinsulintherapypreventstheprogressionofdiabeticmicrovascu-larcomplicationsinJapanesepatientswithnon-insulin-dependentdiabetesmellitus─arandomizedprospective6-yearstudy─.???????????????????28:103-117,19956)ShichiriM,KishikawaH,OhkuboYetal:Long-termresultsoftheKumamotoStudyonoptimaldiabetescon-trolintype2diabeticpatients.?????????????23(Suppl2):B21-B29,20007)WakeN,HisashigeA,KatayamaTetal:Cost-e?ective-nessofintensiveinsulintherapyfortype2diabetes─Aten-yearfollow-upofKumamotoStudy─.???????????????????48:201-210,20008)UKProspectiveDiabetesGroup:Intensiveblood-glucosecontrolwithsulphonylureaorinsulincomparedwithcon-ventionaltreatmentandriskofcomplicationsinpatientswithtype2diabetes(UKPDS33).??????352:837-853,19989)UKProspectiveDiabetesGroup:Tightbloodpressurecontrolandriskofmacrovascularandmicrovascularcom-plicationsintype2diabetes(UKPDS38).????????317:703-713,199810)UKProspectiveDiabetesGroup:E?cacyofatenololandcaptoprilinreducingriskofmacrovascularcomplicationsintype2diabetes(UKPDS39).????????317:713-720,199811)AdlerAI,StrattonIM,NeilHAWetal:Associationofsystolicbloodpressurewithmacrovascularandmicrovas-cularcomplicationsoftype2diabetes(UKPDS36):pro-spectiveobservationalstudy.????????321:412-419,200012)ChaturvediN,SjolieA-K,StephensonJMetal:E?cacyoflisinoprilonprogressionofretinopathyinnormotensivepeoplewithtype1diabetes.??????351:28-31,199813)LyonsTJ,JenkinsAJ,ZhengDetal:Diabeticretinopa-thyandserumlipoproteinsubclassesintheDCCT/EDICcohort.?????????????????????????45:910-918,2004(8)