———————————————————————-Page10910-1810/07/\100/頁/JCLSれまでにも糖尿病黄斑浮腫と関連のある全身因子として収縮期血圧1,2),蛋白尿1),HbA1C(ヘモグロビンA1C)1,3,4),インスリン治療1),心血管疾患1)などが報告されている.1.血糖コントロールと糖尿病黄斑浮腫DCCT(DiabetesControlandComplicationTrial)は血糖コントロールが糖尿病網膜症の発症と進展を抑制することを報告した代表的な大規模臨床研究である.本研究では,血糖を厳格にコントロールした強化療法群と従来のインスリン療法を行う従来治療群の2群を比較し,平均6.5年の経過観察を行っている.その結果,強化療法群では,従来治療群に比較し網膜症の発症も進展も抑制され,また,研究の終了時点においては,糖尿病黄斑浮腫の割合が従来療法群に比較し強化療法群で有意に低いことがわかった.EDIC(EpidemiologyofDiabetesInterventionsandComplications)Study4)はDCCTの調査終了後に引き続き行われた追加調査であり,DCCTの終了後さらに4年の経過観察が行われた.血糖コントロールは,DCCTが終了してから従来治療が行われていた患者は強化療法に変更され,強化療法の患者は強化療法を継続させることを前提として,それぞれのクリニックに戻された.その結果,両治療群の平均HbA1C値の差は縮まり,4年間の平均HbA1C値は強化療法群で7.9%,従来治療群で8.2%とほぼ近い値であったにもかかわらず,4年間の観察終了時点において,両治療群の糖尿病黄斑浮腫の有病率はさらに大きな差が開き,はじめに現在でも糖尿病はさらに増加傾向にあり,とりわけ若年者に増加していることが指摘されている.若年者糖尿病患者の増加は将来的に長い罹病期間を有する患者が増加することになるが,罹病期間が長く糖尿病網膜症のステージが進行すると糖尿病黄斑浮腫の頻度が増加することが知られている.1984年のKleinら1)の調査によると,30歳以上で糖尿病を発症し軽症非増殖糖尿病網膜症を有する場合は,罹病期間が14年以下で糖尿病黄斑浮腫は2.6%であるのに対し,罹病期間が15年以上では6.3%と約2倍になることが報告されている.また,罹病期間にかかわらず軽症の非増殖糖尿病網膜症と比較して中等症~重症の非増殖糖尿病網膜症では,糖尿病黄斑浮腫の頻度が10倍以上になることが報告されている.今後,糖尿病患者の増加により糖尿病黄斑浮腫がますます増加することが予想される.このため,糖尿病黄斑浮腫の予防と治療の戦略的アプローチが重要になると考えられ,本稿ではその対策を解説する.I糖尿病黄斑浮腫と全身状態硝子体手術や薬物療法などあらゆる眼局所の治療を行ってもまったく軽減しない黄斑浮腫が,腎機能が改善したとたんに急速に減少することがある.このような症例に遭遇すると,改めて糖尿病黄斑浮腫が全身疾患の一部であったことを認識させられる.治療の成績の向上を目指すためには全身状態を無視するわけにはいかない.こ(27)????*:山形大学医学部附属病院眼細胞工学講座〔別刷請求先〕山本禎子:〒990-9585山形市飯田西2-2-2山形大学医学部附属病院眼細胞工学講座特集●糖尿病網膜症:一次予防,二次予防,三次予防の戦略あたらしい眼科24(10):1299~1304,2007糖尿病網膜症二次および三次予防のエビデンス─黄斑浮腫による視力低下阻止を目指して─?????????????????????????????????????????????????????????????????????:?????????????????????????????????????????????山本禎子*———————————————————————-Page2????あたらしい眼科Vol.24,No.10,2007従来治療群と比較して強化治療群で圧倒的に低い結果となった(図1).これらの大規模臨床研究により,糖尿病網膜症のみならず糖尿病黄斑浮腫も血糖コントロールと強く関連することが明らかにされた.2.高血圧と糖尿病黄斑浮腫糖尿病網膜症と血圧の関係についての大規模臨床研究は,UKPDS(UnitedKingdomProspectiveDiabetesStudy)の第38報5)で行われている.本研究では,2型糖尿病および高血圧を有する症例1,148例について,血圧が144/82mmHg以下を目標値とした厳格血圧コントロール群と154/87mmHg以下を目標値とした通常血圧コントロール群の2群に分け,大血管および細小血管障害の発症および進展のリスクについて検討している.その結果,平均8.4年の経過観察で糖尿病網膜症や糖尿病黄斑浮腫に対して網膜光凝固治療が必要となった割合は,通常血圧コントロール群に比較し厳格血圧コントロール群で有意に低い結果となった.また,ETDRS(EarlyTreatmentDiabeticRetinopathyStudy)視力表で3段階以上視力が低下した割合は厳格血圧コントロール群で10.2%であったのに対し,通常血圧コントロール群では19.4%と厳格血圧コントロール群で有意に低かった.Kleinら6)は2型糖尿病における視力低下の原因の多くは糖尿病黄斑浮腫によると報告しているので,UKPDSの結果は,厳格な血圧コントロールが糖尿病黄斑浮腫の発症および進行を抑制する可能性があることを示している.II糖尿病黄斑浮腫の治療近年,糖尿病黄斑浮腫の治療には多くの新しい治療法が開発され,臨床的に導入されてきている.ここでは,各種の治療法についてその概略を解説する.1.薬物全身投与─ProteinkinaseCb(PKCb)阻害薬─高血糖になるとジアシルグリセロールが多く産生され,その結果,網膜内でPKCbが活性化される.PKCbは血管内皮細胞増殖因子(vascularendothelialgrowthfactor:VEGF)を介して血管透過性を亢進させることにより糖尿病黄斑浮腫を発生させる7).Ruboxistaurinmesylate(LY333531)はPKCのbアイソフォームの選択的阻害薬であり,眼科領域では糖尿病網膜症および糖尿病黄斑浮腫に対する治療目的で開発された.糖尿病黄斑浮腫を対象とした多施設二重盲検無作為研究8)では,mild~moderatelysevere非増殖糖尿病網膜症を有し,浮腫が黄斑中心部から300?m以上離れ,視力が0.6以上の条件を満たす686例を対象にプラセボ,4mg,16mg,32mgの内服を行い,30カ月間経過を観察した.エンドポイントは,(1)網膜の肥厚が黄斑中心から100?m以内に迫ってきた場合,(2)研究開始時において網膜肥厚が黄斑中心から1,300?m以上離れていたものが300?m以内に迫った場合,(3)黄斑部光凝固を施行した場合とされた.その結果は,プラセボ,4mg,16mg,32mgの各群の黄斑浮腫の悪化率をKaplan-Meier法により経時的に観察したところ,4群間に統計学的有意差はみられなかった(図2).しかし,Coxの比例ハザードモデル(図3)では,ruboxistaurin32mg,BMI(bodymassindex),治療開始時の視力,平均収縮期血圧,ETDRSで定義されたsevereの黄斑浮腫,1型糖尿病,HbA1Cについて検討したところ,プラセボ群とruboxi-staurin32mg群の比較で有意な関連がみられ,この結果より,糖尿病黄斑浮腫の浮腫増悪をruboxistaurin32mgが抑制する可能性があると結論された.本薬剤については今後さらなる検討が必要であるが,黄斑浮腫の予防やレーザー治療や手術療法などの補助療法,再発防止などに用いられる可能性がある.(28)図1糖尿病黄斑浮腫(文献4より改変)02468101214従来群強化群EDIC4年後従来群強化群DCCT終了時発症率(%)オッズ減少率46%p=0.03補正後オッズ減少率58%p<0.001———————————————————————-Page3あたらしい眼科Vol.24,No.10,2007????2.局所治療a.局所性黄斑浮腫に対する治療─光凝固治療─局所性黄斑浮腫は漏出点が明らかな局所性の黄斑浮腫であり,光凝固治療が第一選択となる.局所黄斑浮腫に対する光凝固治療の大規模臨床研究はETDRS9)による研究が代表的であり,現在も本研究より得られた知見が基本となって治療が行われている.ETDRSは,糖尿病黄斑浮腫が原因で現在あるいは近い将来に視力低下を生じる可能性のある黄斑浮腫を,臨床的に問題となる浮腫(clinicallysigni?cantmacularedema:CSME)として定義した.つぎに示すいずれかの所見があればCSMEとされる(図4)10).①黄斑中心部から500?m以内にみられる網膜肥厚,②黄斑中心部から500?m以内の網膜肥厚を伴った硬性白斑,③1乳頭径以上の大きさの網膜肥厚が黄斑中心部より1乳頭径以内にあるもの.以上のCSMEにおいて浮腫の原因となっている漏出部分(毛細血管瘤や毛細血管床からびまん性に漏出している部分)が黄斑中心部から2乳頭径以内で,かつ500?m以上離れている病巣に対して光凝固を行ったところ,3年間の経過観察で中等度視力低下〔ETDRSチャートで3段階,スネレン(Snellen)視力表で2段階以上の視力低下〕を生じた割合を50%以上減少させ,約12%以下にすることができた(図5).局所性黄斑浮腫では光凝固治療が有効な症例が多いので,日頃から黄斑部光凝固の手技に十分に熟練しておくことが望まれる.b.びまん性黄斑浮腫の治療局所性黄斑浮腫では黄斑部光凝固が有効な症例が多く,治療の第一選択は光凝固であるが,びまん性黄斑浮腫では局所凝固のみでは十分な効果が得られない症例が多い.このため,格子状光凝固や以下に示す薬物の眼球注射や硝子体手術などが検討されている.(29):プラセボ:4mgofRBX:16mgofRBX:32mgofRBX6050403020100糖尿病黄斑浮腫の悪化率0369121518212427303336経過観察期間(月)図2LY333531の各濃度における糖尿病黄斑浮腫の悪化RBX:ruboxistaurin.(文献8より改変)*500μm500μm網膜肥厚硬性白斑1DD*図4Clinicallysigni?cantmacularedema(CSME)(文献10より)0.250.501.002.004.00ハザード比p値0.020.050.390.10.050.060.003Ruboxistaurin(32mg)Bodymassindex(>30)治療開始時の視力(<84letters)平均収縮期血圧(>105mmHg)糖尿病黄斑浮腫(severe)1型糖尿病HbA1C(>10%)図3各因子のCox比例ハザードモデル(文献8より改変):従来の光凝固:局所凝固3020100中等度視力低下眼の割合(%)122436観察期間(月)図5黄斑部光凝固による視力の推移(文献9より改変)———————————————————————-Page4????あたらしい眼科Vol.24,No.10,2007(1)抗VEGF抗体糖尿病黄斑浮腫の病態にはVEGFが大きく関わることから,抗VEGF抗体を治療薬として用いる試みが行われており,糖尿病黄斑浮腫に対する治療薬として,抗VEGF抗体pegaptaniboctasodium(MacugenTM)の第2相臨床研究の結果が2005年に報告されている11).PegaptaniboctasodiumはSELEX法(試験管内人工進化法)により得られたVEGF165に対する高親和性リガンドの28塩基のオリゴヌクレオチドである.第2相臨床研究が対象とした症例は,黄斑の中心部に浮腫が及んでいるが,16週間は黄斑部光凝固を行わないでも問題ないと判断された172例である.用いられた薬剤は0.3mg,1mg,3mgとプラセボの4種類である.投与方法は,観察開始時点,6週後,12週後の3回は全例に投与を行い,その後さらに追加注入が必要と判断された場合は最高6回まで6週間隔で注入可能とした.局所および格子状光凝固は必要と判断された場合は12週以降に行われた.その結果,治療開始から36週の時点において多くの症例が2,3段階の視力改善を得た(図6).また,0.3mg,1mg,3mgの比較では,低濃度(0.3mg,1mg)で視力改善効果が得られた(表1).同じ抗VEGF抗体であるbevacizumab(AvastinTM)は米国で第2相臨床研究が進行中である.Arevaloら12)は6カ国6施設の糖尿病黄斑浮腫例88例110眼を対象とした後ろ向き多施設研究を報告している.本研究では,bevacizumab1.25mgあるいは2.5mgを硝子体内に投与し,視力および網膜厚について検討している.その結果,平均観察期間約6カ月の間で2回の硝子体内注射を行ったものが20%(1回目の硝子体内注射から平均13.8週目で2回目投与),3回投与されたものが7.7%であり,投与時と最終観察時点の比較では,視力および網膜厚は有意に改善していたことが報告されている.(2)ステロイドこれまでにも,眼内の血液眼関門が障害され,増殖機転が生じた眼内にtriamcinoloneacetonideを注入する研究は試みられていた13)が,びまん性糖尿病黄斑浮腫の治療目的で本剤を硝子体内に注射する試みがMartidisら14)により行われた.しかし,その後に副作用の報告が相つぎ,眼圧上昇12),感染性眼内炎15),白内障などが報告された.また,糖尿病黄斑浮腫例に対し,Tenon?下から注入針を刺入し眼球周囲にtriamcinoloneを投与する方法がOhguroら16)により報告された.しかし,triamcinoloneの作用は永続的ではなく,薬剤としての効果が消失すると黄斑浮腫が再発する症例がある.Massinら17)はtriamcinolone投与後12週まではコントロール群に比較して投与群で有意に網膜厚が減少したものの,24週では有意差が消失したことを報告している.このため,現在では黄斑部光凝固とtriamcinoloneの併用療法が試みられたり18),または,糖尿病黄斑浮腫に対する?uocinoloneacetonideの除法剤の埋植システムが検討されている19).(30)01020304050100908070600Lines改善1Lines改善2Lines改善3Lines改善症例数の割合:Pegaptanib0.3mg(n=44):Pegaptanib1mg(n=44):Pegaptanib3mg(n=44):Sham(n=42)*p<0.05†p<0.01***†**図6治療開始後36週における視力維持および改善の割合(文献11より改変)表1ベースラインからの視力変化度観察時期Pegaptanibプラセボ(n=42)0.3mg(n=44)1mg(n=44)3mg(n=42)ベースラインからの視力改善度0週+0.4-0.0+0.2+0.96週+1.8+2.9+3.6+1.412週+3.5+4.3+2.5+1.330週+5.4+4.1+2.3+0.636週+4.7+4.7+1.1-0.436週におけるプラセボ群との比較(p値)0.040.050.55(文献11より改変)———————————————————————-Page5あたらしい眼科Vol.24,No.10,2007????(3)硝子体手術糖尿病黄斑浮腫に対する硝子体手術は,最初にLewisら20)が肥厚した後部硝子体膜を認める糖尿病黄斑浮腫に対して硝子体手術を行い,浮腫の軽減が得られたことを報告して以来,多くの報告が相ついだ.筆者も,肥厚した後部硝子体膜や後部硝子体?離の有無にかかわらず,びまん性黄斑浮腫に対し硝子体手術が有効な症例があることを報告した21).また,硝子体手術を行った糖尿病黄斑浮腫例73眼を1年間以上経過観察した結果,ステロイドや抗VEGF抗体の局所投与などが投与後に再発する症例が多くみられるのに対し,硝子体手術が有効であった症例では術後3カ月頃から浮腫は軽減し,術後2年の時点で97%の症例で黄斑浮腫の改善がみられた.一方,視力改善は浮腫の軽減からやや遅れて12カ月頃からみられ,24カ月まで視力改善は維持された22).III今後の展望これまでも,新しい治療法や薬剤の効果について1施設,少数例,コントロールと比較検討されていない報告は多い.しかし,その有効性について確実性の高い検討を行うためには大規模,多施設,前向き,比較対照試験であることが望ましい.そこで,現在,米国のNationalEyeInstituteが中心となってTheDiabeticRetinopa-thyClinicalResearchNetwork(DRCRnet)23)が組織され,糖尿病黄斑浮腫に関する大規模臨床研究が進行中または予定されている.そのいくつかについて簡単に紹介する.(1)糖尿病黄斑浮腫に対する硝子体手術の治療効果:視力が0.025以上の糖尿病黄斑浮腫例400例について硝子体手術を行い,視力,網膜厚,網膜牽引の変化,手術合併症について検討する.(2)汎網膜光凝固後に生じる黄斑浮腫の検討:早期の増殖糖尿病網膜症あるいは重症の非増殖糖尿病網膜症で,OCT(光干渉断層法)で測定した黄斑中心部が200?m以下の症例に対して汎網膜光凝固を1回で行う群と4回に分けて行う群の2群に分けて網膜厚と視力の推移について比較検討する.(3)無症候性糖尿病黄斑浮腫の検討:検眼鏡的には中心窩に黄斑浮腫は認められず視力低下もないが,OCTによる測定で225?m以上299?mの網膜厚の肥厚を認める糖尿病黄斑浮腫がどのように変化するかについて観察する.その観察結果から無症候性糖尿病黄斑浮腫の予後因子,浮腫増悪時の徴候について検討する.(4)糖尿病黄斑浮腫に対する光凝固療法の検討.(5)糖尿病黄斑浮腫に対するtriamcinoloneの硝子体内注射と光凝固の無作為比較研究.(6)糖尿病黄斑浮腫に対するtriamcinolone眼球周囲注射の検討.(7)糖尿病黄斑浮腫に対する抗VEGF療法─アバスチンの評価─第2相臨床試験,第3相臨床試験.(8)白内障手術と糖尿病黄斑浮腫.以上の検討項目はすべて糖尿病黄斑浮腫の治療を考えていくうえで必要不可欠なものであり,これらの大規模臨床研究から得られる結果によってさらに糖尿病黄斑浮腫の治療法が改善され,黄斑浮腫による視力低下が減少し,よりよい視力が保持できることが期待できる.文献1)KleinR,KleinBE,MossSEetal:TheWisconsinEpide-miologicStudyofDiabeticRetinopathy.IV.Diabeticmacu-laredema.?????????????91:1464-1474,19842)UKProspectiveDiabetesStudy(UKPDS)Group:Inten-siveblood-glucosecontrolwithsulphonylureasorinsulincomparedwithconventionaltreatmentandriskofcompli-cationsinpatientswithtype2diabetes(UKPDS33).???????352:837-853,19983)DiabetesControlandComplicationsTrialResearchGroup:Thee?ectofdiabetesonthedevelopmentandprogressionoflong-termcomplicationsinsulin-dependentdiabetesmellitus.????????????329:977-986,19934)TheDiabetesControlandComplicationsTrial/Epidemiolo-gyofDiabetesInterventionsandComplicationsResearchGroup:Retinopathyandnephropathyinpatientswithtype1diabetesfouryearsafteratrialofintensivethera-py.????????????342:381-389,20005)UKProspectiveDiabetesStudyGroup:Tightbloodpres-surecontrolandriskofmacrovascularandmicrovascularcomplicationsintype2diabetes:UKPDS38.???317:703-713,19986)KleinR,MossSE,KleinBEetal:TheWisconsinEpide-miologicStudyofDiabeticRetinopathy.XI.Theincidenceofmacularedema.?????????????96:1501-1510,19897)AielloLP,BursellSE,ClermontAetal:Vascularendo-(31)———————————————————————-Page6????あたらしい眼科Vol.24,No.10,2007thelialgrowthfactor-inducedretinalpermeabilityismedi-atedbyproteinkinaseCinvivoandsupressedbyanorallye?ectivebeta-isoform-selectiveinhibitor.?????????46:1473-1480,19978)PKC-DMESStudyGroup:E?ectofruboxistaurininpatientswithdiabeticmacularedema:thirty-monthresultsoftherandomizedPKC-DMESclinicaltrial.???????????????125:318-324,20079)EarlyTreatmentDiabeticRetinopathyStudyResearchGroup:Photocoagulationfordiabeticmacularedema.EarlyTreatmentDiabeticRetinopathyStudyreportnum-ber1.???????????????103:1796-1806,198510)山本禎子,山下英俊:特集眼科診療とEBM7.糖尿病網膜症.眼科48:911-921,200611)MacugenDiabeticRetinopathyStudyGroup:AphaseIIrandomizeddouble-maskedtrialofpegaptanib,ananti-vascularendothelialgrowthfactoraptamer,fordiabeticmacularedema.?????????????112:1747-1757,200512)ArevaloJF,Fromow-GuerraJ,Quiroz-MercadoHetal:Primaryintravitrealbevacizumab(Avastin)fordiabeticmacularedema:resultsfromthePan-AmericanCollabor-ativeRetinaStudyGroupat6-monthfollow-up.????????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