———————————————————————-Page10910-1810/08/\100/頁/JCLS2002年にブリンゾラミド(エイゾプトR)が発売となり,両者はプロスタグランジン関連薬(以下,PG関連薬),b遮断薬とともに,現在の緑内障点眼薬のゴールデン・スタンダードの三角形を成している.さらに今後,b遮断薬とCAIの合剤であるコソプトRが導入されることにより,より多くの緑内障患者にCAIが単剤または合剤の形で使用されることになると予想される.本稿では,CAIの薬理作用と代謝,現在発売されている2剤のCAI点眼薬の眼圧下降効果や使用感などの違い,経口CAIとの切り替え・併用による眼圧下降効果,さらにPG製剤と併用した場合の2番手薬としての位置づけなどについて小括する.はじめに経口の炭酸脱水酵素阻害薬(以下,CAI)であるアセタゾラミド(ダイアモックスR)が眼圧下降薬として臨床応用されたのは1954年のBeckerの報告1)以来であり,半世紀以上の長きにわたって緑内障薬物治療の一端を担ってきた.当時の他の緑内障点眼薬を上回る強力な眼圧下降作用を有する一方で,代謝性アシドーシス,低カリウム血症,手足のしびれ感,全身倦怠感,尿路結石,消化器症状,体重減少,血球系機能障害などさまざまな全身的副作用がみられるため(表1),アセタゾラミド内服は,使用できる症例が限られる,長期投与には向かない,などの問題点があった.このような理由から開発が待ち望まれていた点眼使用可能なCAIとして,1999年にまずドルゾラミド(トルソプトR)が,ついで(15)765*JunUeda:新潟大学大学院医歯学総合研究科視覚病態学分野〔別刷請求先〕上田潤:〒951-8510新潟市旭町通一番町754新潟大学大学院医歯学総合研究科視覚病態学分野特緑内障点眼薬─選択のイントあたらしい眼科25(6):765770,2008炭酸脱水酵素阻害薬─2剤の位置づけCarbonicAnhydraseInhibitor─ThePlaceofTwoDrugsinMedicalTherapy上田潤*表1内服炭酸脱水酵素阻害薬の全身的副作用眼ののしびのしびドースリ酸作下重全身めいけい障害全全機下障害機障害表薬のによりに用し———————————————————————-Page2766あたらしい眼科Vol.25,No.6,2008(16)CA-II,CA-IVに対して同等の阻害作用をもつが,ブリンゾラミドはCA-Iに対しても強い阻害作用を有している.毛様体での房水産生にはおもにCA-IIが関与しているので,両点眼薬による房水産生阻害には差がなく,臨床的にも眼圧下降には差がないとする報告が多I作用機序炭酸脱水酵素(CA)は,二酸化炭素と水から水素イオンと炭酸イオンを作る酵素であり,毛様体無色素上皮にはその14種類あるアイソザイムの一つであるCA-IIが存在している.アセタゾラミド,ドルゾラミド,ブリンゾラミドは,いずれもCA-IIに高い選択性をもつCAIである(図1).当初CAIの点眼薬を開発する目的で,アセタゾラミドを点眼や結膜下注射で投与する実験が行われたが,水溶性で角膜透過性が低いために眼圧下降は得られなかった.また,CAは非常に活性の高い酵素であるために,房水産生抑制の作用を得るためにはきわめて強力に酵素活性を抑制する必要があった.脂溶性が高く若干の水溶性も備えているスルホンアミド系薬剤で,有望なものが見つかったのは1987年のことである.米国メルク社の開発によりthienothiopyran-2-sulfon-amide系の薬剤から,酵素阻害作用が強く,眼刺激症状が少ないドルゾラミドが選択された.その後アルコン社により,ドルゾラミドとほぼ同じ骨格をもつブリンゾラミドが開発された(図1).Friedenwaldは,毛様体無色素上皮ではNa+-K+ATPaseによってナトリウムイオンが後房側に分泌され,生じた浸透圧勾配によって水が後房側に輸送されることによって房水産生が行われているとする,酸化還元説を提唱した2).CAはナトリウムイオンの逆イオンである炭酸イオンを供給することで房水産生の調節に関与しており,CAの阻害薬であるCAIは炭酸イオンの生成を抑制することでナトリウムイオンの能動輸送機構を抑制し,その結果房水産生を低下させる(図2)と考えられている.ドルゾラミドとブリンゾラミドの両者は表2内服炭酸脱水酵素阻害薬の禁忌および慎重投与禁忌スルンミド薬剤にるののし機障害全のドースのに副機全ルンスミゾール投与慎重投与重重障害機障害重タリススロイドは副ルモン投与塩療法時図13種類の炭酸脱水酵素阻害薬の構造式CH3CONHHHSO2NH2SO2NH2SO2NH2アセタゾラミドドルゾラミドブリンゾラミドNHCH2CH3HNHCH2CH3CH3SSSSOOSSSSOOCH3O(CH2)2NNNNNNSS炭酸脱水酵素阻害薬毛様体無色素上皮後房CO2CO2+H2OCACl-Cl-HCO3-HCO3-H+H+Na+Na+Na+K+K+K+H2OH2OH2OH2OH2OTightjunctionATPATP×+図2炭酸脱水酵素阻害薬の作用機序(文献18より)———————————————————————-Page3あたらしい眼科Vol.25,No.6,2008767(17)用に加えて,基剤に対する溶解度の問題があり,ドルゾラミドの至適pHとして5.55.9の酸性度が必要であった.そのため,どうしても点眼時の刺激感(しみる感じ)が避けられなかった.一方,ブリンゾラミドは後発の点眼薬であり,しみる感じを抑え,しかも1日2回で点眼コンプライアンスの向上を期待できるCAIとして登場した.刺激感を軽減するために,ブリンゾラミドは剤形を懸濁液に変えて,生理的pH(約7.5)で製剤化することに成功した.こうすることで,pHの低さによる刺激感は改善されたものの,粒子が点眼後に涙液中で徐々に溶解する徐放剤であるため,点眼してから数分のあいだ視界が曇るという新たな使用感の欠点を生じた.この点について,小林ら3)は60名の原発開放隅角緑内障(POAG)患者を対象とする2剤の切り替え試験における使用感の比較で,軽度以上の刺激感を訴えた患者数はドルゾラミドでは21名(53%)であったが,ブリンゾラミドに変更して7名(18%)に有意に減少したと報告した.点眼後の霧視については,ブリンゾラミドに変更した後,全員が霧視あるいは「白っぽく見えた」と回答し,その程度は重度18名(45%),中等度16名(40%),軽度6名(15%)であったが,2日1週で慣れてしまい「点眼する上で問題点にはならない」と回答したと報告している.また添田ら4)は健常者24名を対象に2剤を点眼した後の自覚的な刺激感と霧視を5段階のスコアで評価した.点眼直後に刺激感があったのは,ドルゾラミドが22名(92%),ブリンゾラミドが9名(38%)であり,刺激の程度のスコアでも前者が有意に高かった.逆に,点眼直後の霧視について気になったのは前者が9名(38%),後者が15名(63%)であり,霧視の程度のスコアでも有意差はみられなかったものの後者が高い.詳細については後述する.CAIはさまざまな副作用(表1)を有し,使用に際しては禁忌・慎重投与(表2)を常に念頭におく必要のある薬剤であり,代謝過程を理解しておくことは重要である.経口投与されたアセタゾラミドは腸管で吸収され,1時間後に血中濃度は最高となる.血液中ではCAIは赤血球および血漿中に存在し,血漿中のアセタゾラミドは分解修飾されないまま腎から排出される.一方,点眼薬のドルゾラミド,ブリンゾラミドはおもに角膜から吸収され,ウサギを用いた動物実験のデータでは,両者の角膜の半減期はそれぞれ2時間と35時間である.頻回点眼によって,眼内では特に,虹彩,毛様体,網膜,脈絡膜に蓄積がみられる.眼局所から血液中にも吸収されるが,血液中ではただちに赤血球に取り込まれるため,血漿中にはほとんど存在せず無視できる.点眼後血漿濃度が低いことにより全身的な副作用が少ないことは,12年の長期点眼で血液のアシドーシスや電解質異常がないことからも裏付けられている.ドルゾラミドは赤血球のCA全体の活性を42%まで減少させ,ブリンゾラミドは約30%まで減少させるが,全身的な副作用(表3)はまれで,最終的には数カ月かけて腎から排出される.II2剤の違いわが国では,CAI点眼液として1999年5月に0.5%および1%ドルゾラミド(トルソプトR)が,2002年12月に1%ブリンゾラミド(エイゾプトR)が発売されており,前者は無色透明な水溶液で1日3回点眼,後者は水性懸濁液で1日2回点眼の使用方法となっている.CAIの点眼化にあたっては,角膜透過性や強力な酵素阻害作表3点眼炭酸脱水酵素阻害薬の副作用塩酸ドルゾラミド点眼の副作用眼局所副作用眼刺激症状(点眼時しみる),流涙,結膜充血,点眼直後のかすみ,羞明,痒感,アレルギー性結膜炎,白色結膜下沈着物,眼瞼への付着全身副作用点眼後のにがみ,頭痛,悪心ブリンゾラミド点眼の副作用眼局所副作用霧視,不快感(点眼時べたつき感),結膜充血,角膜炎,眼痛,異物感,眼瞼炎,乾燥感角膜炎,アレルギー性結膜炎,複視,眼瞼への付着,眼瞼辺縁痂皮,流涙全身副作用点眼後のにがみ(味覚倒錯),口内乾燥,嘔気,下痢,頭痛,鼻炎,胸部痛,呼吸困難,めまい(主に添付文書より引用)———————————————————————-Page4768あたらしい眼科Vol.25,No.6,2008(18)が変化する可能性も考慮する必要があると考察し,相互切り替え試験の検討結果としては両者の眼圧下降効果には差がないと報告した.さらに,Michaudら10)は,チモロールを前投与されている,多施設241眼のPOAG,高眼圧症を2群に振り分け,2%ドルゾラミド1日2回点眼と,1%ブリンゾラミド1日2回点眼とでb遮断薬との併用効果を比較したが,眼圧下降に関して両群に有意差はみられなかった.2剤の眼圧下降作用に差がないことは,薬理作用として両者のCA-II阻害作用に差がないことと矛盾していない.III内服との違いアセタゾラミドの内服は,点眼での眼圧コントロールが困難な症例で,手術までの期間緊急回避的に用いるというような場合が多いが,確かに強力な降圧作用を有している.ダイアモックスR500mg内服後,前房内濃度は1.5時間から有意に上昇し,6時間後にピーク値41±7%まで達する.緑内障・高眼圧症に対する眼圧下降効果も内服後26時間で最高となり,約3040%の眼圧下降率を示し,これは点眼CAIの眼圧下降率である約20%を上回る.Mausら11)は,フルオロフォトメトリー法で房水流量測定を行い,内服CAIの房水産生抑制作用が30%に対して,点眼CAIでは17%であり,有意に内服CAIの眼圧下降作用のほうが強力である可能性を示している.わが国における臨床試験では,北澤ら12)による内服CAIからドルゾラミド点眼への切り替え試験があり,それによるとドルゾラミド点眼で内服CAIと同等あるいはそれ以上の眼圧下降効果があることが示された.内服CAIも点眼CAIも作用点が同じであるため,両者の併用による相加作用は望めない.Rosenbergら13)は,ドルゾラミド点眼後にアセタゾラミド250mg内服によってさらに眼圧下降が得られるか,逆に内服前投与後に点眼を併用した場合はどうか,眼圧と房水産生量の測定で評価したが,いずれの場合も相加効果はみられなかったと報告した.ただし,内服CAIの眼圧下降効果は,それ自体点眼CAIを上回っており,内服量を増やせば用量依存的に降圧効果も増すので,どうしても眼圧を下げたいケースでは,今後も依然として内服CAIのかった.これらの刺激感や霧視は時間とともに軽減し,5分後ではすべて消失した.長谷川ら5)も,同じく2剤の切り替え試験における使用感や点眼コンプライアンスに関する問診結果について報告している.それによると,ドルゾラミドでは,さし心地がよいという症例が25名中10名(40%)を占めていたのに対し,ブリンゾラミドではさし心地が悪いという症例が7名(28%)に上った.ドルゾラミドでは,18名(72%)で自覚症状がなく,7名(28%)に,べとつき感,白い付着物,刺激感などの自覚症状を訴えた.一方,ブリンゾラミドへの点眼の変更に対して抵抗のなかったものはわずか2名のみで,23名(92%)の症例で自覚症状があった.内容としては,べとつき感(64%),白い付着物(28%),一過性の霧視(40%),充血(8%),味覚倒錯(苦み)(4%)であった.逆に,点眼コンプライアンスに関しては,ドルゾラミドでは「70%以上点眼した」と「50%以上点眼した」を合わせて8名(32%)がコンプライアンス不良,「指示通り点眼した」と答えたのが17名(68%)であったのに対し,ブリンゾラミドでは25名全例(100%)が「指示通り点眼した」と答えており,昼間の点眼が必要ない分,点眼コンプライアンスの向上が期待できるという結果となった.では,2剤の眼圧下降効果についてはどうだろうか.わが国では1%ドルゾラミド1日3回点眼と,1%ブリンゾラミド1日2回点眼の切り替え試験による眼圧下降効果に関して幾つか報告されており,両者に有意な差はないとするものが多い.海外のデータでは,2%ドルゾラミド1日3回点眼と1%ブリンゾラミド1日2回点眼との比較で同等の眼圧下降効果とされており6),わが国では2%と1%のドルゾラミド1日3回点眼の効果が同等と報告されている7)ので,1%ドルゾラミドと1%ブリンゾラミドでは同等の効果と予想される.長谷川ら5)や秦ら8)の報告では,ドルゾラミドからブリンゾラミドに切り替えた後,さらなる眼圧下降がみられているが,今井ら9)は一旦ブリンゾラミドにswitchし眼圧が下降した後,さらにドルゾラミドにswitchbackしたところ再上昇しなかったとしている.切り替え試験による眼圧下降には,通常の外来診療から臨床試験にエントリーしたことによる「動機づけ」があり,点眼コンプライアンス———————————————————————-Page5あたらしい眼科Vol.25,No.6,2008769(19)ので,副交感神経優位な夜間の眼圧下降作用が弱いため,24時間眼圧のうち夜間についてはCAIが勝るとされている.Tamerら17)の眼圧日内変動に対する作用の検討によると,PG関連薬との併用効果で比べると,CAIは夜間(24時および3時)においてb遮断薬に比べ有意な眼圧下降効果を示した(図3).以上をまとめると,PG関連薬との併用による眼圧下降効果に関しては,CAIはb遮断薬と同等あるいはそれ以上の作用が期待できると考えられる.おわりに全身的な副作用の少ないCAI点眼薬が登場してから,緑内障点眼治療のゴールデン・スタンダードとしてPG関連薬,b遮断薬,CAIの三角形を軸とするパラダイムができつつある.現在市販されている2剤のCAI点眼薬については,単剤でも併用療法でも,眼圧下降作用に大きな差はなく,刺激感や霧視などさし心地の違い,点眼回数の減少による点眼コンプライアンス改善などが,処方を決めるうえでのカギになりそうである.今後,チモロールとドルゾラミドの合剤であるコソプトRが日本でも発売となると,緑内障点眼薬に占めるCAIの位置づけが変化していく可能性がある.しかし,それぞれの患者に,点眼ごとの眼圧下降効果をきちんと評価し,病型に応じた適応・不適応を見きわめ,また副作用を十分考慮したうえで使用しなければ,合剤を用いる本来の効有用性は高いと思われる.IV2番手薬としての併用効果現在市販されている緑内障点眼薬のなかでは,ラタノプロスト(キサラタンR)やトラボプロスト(トラバタンズR)などのPG関連薬の眼圧下降効果が最も高いことから,CAIはb遮断薬と並んで2番手薬に位置する.PG関連薬が使いにくい,血管新生緑内障やぶどう膜炎に伴う続発緑内障,内眼手術後間もない症例,角膜ヘルペスや黄斑浮腫の既往のある眼,色素沈着など美容上の副作用が気になる患者などでは,当然CAIが第一選択となりうる.また,単剤使用の場合,CAIの眼圧下降率はb遮断薬よりもわずかに劣るといわれているが,緑内障患者の多くは高齢者であり,心血管系,呼吸器系の疾患をもつ患者も多いことから,CAIが第一選択となる症例も少なくない.ただし,そうした副作用からくる適応の問題を除くと,多くの場合PG関連薬の作用のみで視野進行が止められない症例に2剤併用(あるいは多剤併用)として用いられるのが,おもなCAIの位置づけである.では,PG関連薬との併用による眼圧下降効果はb遮断薬と比べてどうだろうか.b遮断薬は単剤ではCAIよりも眼圧下降率に優れ,PG関連薬と作用点が異なることから,従来PG関連薬と併用する場合CAIよりもb遮断薬のほうが優先されていた.しかし最近の報告によると,O’Connorら14)は,PG関連薬の単剤点眼を行った緑内障73眼に,CAI,b遮断薬,a2刺激薬を1年間併用したところ,CAIでさらに3.9mmHg,b遮断薬で2.0mmHg,a2刺激薬で2.0mmHgとCAIを併用した群で有意に眼圧下降が得られたと報告した.また,Maruyamaら15)によると,3カ月間ラタノプロスト単剤点眼を行ったPOAG眼64眼に対して,ドルゾラミド点眼とカルテオロール点眼を3カ月ずつ併用したランダム化,相互切り替え前向き検討では,両群間で併用効果に有意差はみられなかったとしている.Miuraら16)も32眼の緑内障,高眼圧症に対しPG関連薬を1カ月単剤投与した後,CAIとb遮断薬を併用して12週間の眼圧下降効果を比較したが,やはり両群間に有意差はみられなかったと報告している.また,b遮断薬は交感神経に作用して眼圧下降させる図324時間眼圧におけるドルゾラミド(◇)とチモロール(▲)のラタノプラストとの併用療法による眼圧下降作用(文献17より)06:0009:0012:0015:0018:0021:0024:0003:00(時)24.0022.0020.0018.00眼圧(mmHg)ラタノプロスト単剤(ドルゾラミド併用前)ラタノプロスト+ドルゾラミドラタノプロスト単剤(チモロール併用前)ラタノプロスト+チモロール———————————————————————-Page6770あたらしい眼科Vol.25,No.6,2008(20)阻害点眼薬の相互切り替えにおける眼圧下降効果の検討.あたらしい眼科22:987-990,200510)MichaudJE,FrirenB,theInternationalBrinzolamideAdjunctiveStudyGroup:Comparisonoftopicalbrinzol-amide1%anddorzolamide2%eyedropsgiventwicedailyinadditiontotimolol0.5%inpatientswithprimaryopen-angleglaucomaandocularhypertension.AmJOph-thalmol132:235-243,200111)MausTL,LarssonLI,MclarenJWetal:Comparisonofdorzolamideandacetazolamideassuppressionofaqueoushumorowinhumans.ArchOphthalmol115:45-49,199712)北澤克明,山本哲也,東郁郎ほか:炭酸脱水酵素阻害薬MK-507点眼液─経口炭酸脱水酵素阻害薬からの切り替え効果の検討─.眼紀45:914-929,199413)RosenbergLF,KrupinT,TangLQetal:Combinationofsystemicacetazolamideandtopicaldorzolamideinreduc-ingintraocularpressureandaqueoushumorformation.Ophthalmology105:88-92,199814)O’ConnorDJ,MartoneJF,MeadA:Additiveintraocularpressureloweringeectofvariousmedicationswithlatanoprost.AmJOphthalmol133:836-837,200215)MaruyamaK,ShiratoS:Additiveeectofdorzolamideorcarteololtolatanoprostinprimaryopen-angleglaucoma.Aprospectiverandomizedcrossovertrial.JGlaucoma15:341-345,200616)MiuraK,ItoK,OkawaCetal:Comparisonofocularhypotensiveeectandsafetyofbrinzolamideandtimololaddedtolatanoprost.JGlaucoma17:233-237,200817)TamerC,OksuzH:Circadianintraocularpressurecon-trolwithdorzolamideversustimololmaleateadd-ontreat-mentsinprimaryopen-angleglaucomapatientsusinglatanoprost.OphthalmicRes39:24-31,200718)中島正之:III.1.2)炭酸脱水酵素阻害薬.眼科プラクティス11,緑内障診療の進めかた,p262-264,文光堂,2006果と安全性は保たれない.利便性の高い治療薬が登場してくる一方で,それを処方する医師側には今後ますます高い知識と経験が要求されることを肝に銘じなければならない.文献1)BeckerB:Decreaseinintraocularpressureinmanbyacarbonicanhydraseinhibitor,Diamox.AmJOphthalmol37:13-15,19542)FriedenwaldJS:Theformationofintraocularuid.AmJOphthalmol32:9-27,19493)小林博,小林かおり,沖波聡:ブリンゾラミド1%とドルゾラミド1%の眼圧下降効果と使用感の比較─切り替え試験.臨眼58:205-209,20044)添田祐,塚本秀利,野間英孝ほか:日本人における1%ブリンゾラミド点眼薬と1%ドルゾラミド点眼薬の使用感の比較.あたらしい眼科21:389-392,20045)長谷川公,高橋知子,川瀬和秀:ドルゾラミドからブリンゾラミドへの切り替え効果の検討.臨眼59:215-219,20056)SilverLH:Clinicalecacyandsafetyofbrinzolamide(Azopt),anewtopicalcarbonicanhydraseinhibitorforprimaryopen-angleglaucomaandocularhypertension.BrinzolamidePrimaryTherapyStudyGroup.AmJOph-thalmol126:400-408,19987)KitazawaY,AzumaI,IwataKetal:Dorzolamide,atopi-calcarbonicanhydraseinhibitor:atwo-weekdose-responsestudyinpatientswithglaucomaorocularhyper-tension.JGlaucoma3:275-279,19948)秦桂子,田中康一郎,杤久保哲男:1%ドルゾラミドから1%ブリンゾラミドへの切り替えにおける降圧効果.あたらしい眼科23:681-683,20069)今井浩二郎,森和彦,池田陽子ほか:2種の炭酸脱水酵素