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コンタクトレンズのブリスターパックソリューションのディスク拡散法試験による抗菌性評価

2020年7月31日 金曜日

《原著》あたらしい眼科37(7):873.877,2020cコンタクトレンズのブリスターパックソリューションのディスク拡散法試験による抗菌性評価平田文郷平田眼科CEvaluationoftheAntimicrobialPerformanceofContactLensBlisterPackSolutionviaaDiskDi.usionTestFumisatoHirataCHirataEyeClinicC角膜感染症の主要な原因としてコンタクトレンズの装用があげられる.コンタクトレンズはブリスターパック内にブリスターパックソリューション(blisterpacksolution:BPS)に浸かった状態で保管されている.BPSには防腐剤が含まれる場合があるがその抗菌性は十分には解明されていない.今回ディスク拡散法試験にてC4種類のC1日使い捨てソフトコンタクトレンズのCBPSの抗菌性を評価した.4種類のCBPSとも,3種類の細菌およびC2種類の真菌に対してディスク拡散法試験で阻止円の形成を認めなかった.今回調査したC4種類のCBPSは手指や外部からの二次汚染を防ぐほどの十分な抗菌性があるとはいえず,適切な手洗い手順や洗面所の衛生管理などの啓発が重要である.Contactlenses(CLs)areamajorcauseofcornealinfection,andarestoredbyimmersioninablisterpacksolu-tion(BPS)inCblisterCpacks.CAlthoughCBPSsCmayCcontainCpreservatives,CtheirCantimicrobialCperformanceCremainsCunclear.Inthispresentstudy,weevaluatedtheantimicrobialperformanceofBPSsforfourdi.erenttypesofdailyCLsusingadiskdi.usiontest.NoneofthefourBPSspresentedazoneofinhibitionagainstthethreetypesofbac-teriaandthetwotypesoffungiinthediskdi.usiontest.Therefore,allfourBPSsshowedinsu.cientantimicrobialperformanceCtoCpreventCsecondaryCinfectionCfromC.ngertipsCandCotherCexternalCsources.CThus,CitCisCimportantCtoCrecommendCappropriateChand-washingCtechniquesCandCproperCmanagementCofCsinkChygieneCtoCpatientsCwhoCuseCCLs.〔AtarashiiGanka(JournaloftheEye)C37(7):873.877,C2020〕Keywords:ブリスターパックソリューション,ディスク拡散法試験,角膜感染症,抗菌性,啓発.blisterCpackCsolution,diskdi.usiontest,microbialkeratitis,antimicrobiale.ect,enlightenment.Cはじめに角膜感染症例全体に占めるコンタクトレンズ(contactlens:CL)装用者の割合は過半数を占めており,CL装用はわが国における角膜感染症の最大のリスクファクターといえる1).1日使い捨てソフトコンタクトレンズ(dailyCdispos-ableCsoftCcontactlens:DDSCL)は毎回新品のCCLを使用でき,レンズの汚れの蓄積もなく,またCCLケアやレンズケースの管理も不要のため,DDSCLを使用することにより微生物による角膜感染症が減少することが期待された.しかし,DDSCLを使用した場合の微生物による角膜炎のリスクは,計画的に交換するソフトコンタクトレンズ(softCcontactlens:SCL)におけるリスクと比較し,低下しないとの報告がある2).近年登場したCCL内面に指が触れにくく,手指からCCLへの微生物付着が起きにくい構造のブリスターパック3,4)の使用は角膜感染症を減少させることが期待されている.微生物に対抗するため新たな抗菌成分をブリスターパックソリューション(blisterCpacksolution:BPS)に用いるという案もある5).また,既存のCBPSのなかで抗菌性のあるものがあるのであれば,抗菌性のあるCBPSを選択することも有用かもしれない.これまでにCDDSCLに用いられている〔別刷請求先〕平田文郷:〒486-0845愛知県春日井市瑞穂通C6-22-3平田眼科Reprintrequests:FumisatoHirata,M.D.,Ph.D.,HirataEyeClinic,6-22-3Mizuhodori,Kasugai,Aichi486-0845,JAPANC0910-1810/20/\100/頁/JCOPY(99)C873表1本研究で用いたブリスターパックソリューション(BPS)と多目的用剤(MPS)DDSCL素材名もしくは構成モノマー記載されている成分CBPS1Cseno.lconA塩化ナトリウム,緩衝剤(ホウ酸系)CBPS2Csten.lconA塩化ナトリウム,緩衝剤(リン酸系)CBPS32-HEMA,四級アンモニウム基含有メタクリレート系化合物,カルボキシル基含有メタクリレート系化合物,MMA,CEGDMA塩化ナトリウム,非イオン性界面活性剤,アルギン酸,ホウ酸系緩衝材,EDTACBPS4Cneso.lconA塩化ナトリウム,ホウ酸系緩衝剤,ポロキサミンCMPS1塩化ポリドロニウム,アレキシジン塩酸塩,界面活性剤,緩衝材,安定化剤,等張化剤,エデト酸塩対照液精製水EDTA:エチレンジアミン四酢酸,HEMA:ヒドロキシエチルメタクリレート,MMA:モノメチルメタクリレート,EGDMA:エチレングリコールジメタクリラート.BPSの細菌や真菌に対する抗菌性の効果は十分には検討されていない.BPSは製造業者やCCLの種類によって異なることが多い.CLの添付文章にはCBPSの成分が一部記載されているが詳細には公表されていない.本研究では異なるC4種類のCBPSおよびC1種類の多目的用剤(multi-purposesolution:MPS)の抗菌性の効果をディスク拡散法試験で評価した.CI対象および方法1.被.験.物.質被験物質としてCDDSCLのブリスターパックに封入されているC4種類のCBPSとC1種類のCMPSを用い,対照物質として日本薬局方精製水を使用した(表1).液の成分は日本の添付文章に記載されている情報を記載した.C2.試.験.菌.株細菌はCPseudomonasaeruginosa(NBRC13275),Serratiamarcescens(NBRC12648),StaphylococcusCaureusCsubsp.aureus(Staphylococcusaureus)(NBRC13276)のC3菌種を,真菌はCCandidaCalbicans(NBRC1594),FusariumCsolani(NBRC104627)のC2菌種を用いた.C3.培地・試薬の調整a.2%グルコース/0.5μg/mlメチレンブルー溶液添加ミューラーヒントンII寒天培地(以下,GMB)の調整0.1Cgのメチレンブルー(富士フィルム和光純薬工業)を20Cmlの日本薬局方精製水(山善製薬)で溶解した液C200Cμlを,40gのCD(+)-グルコース(特級)(富士フィルム和光純薬工業)をC100Cmlの日本薬局方精製水で溶解した液に加え,高圧蒸気滅菌(121℃,15分)した.その液のC1CmlをミューラーヒントンCII寒天培地(日本ベクトンディッキンソン)(以下,MHA)に均等に塗り広げ,完全に乾くまで静置したものをCGMBとした.b.0.05%ポリソルベート80添加生理食塩液の調整日本薬局方大塚生食注(大塚製薬)にC0.05%濃度になるようにポリオキシエチレン(20)ソルビタンモノオレエート(ポリソルベートC80)(富士フィルム和光純薬工業)を加えて溶解し,高圧蒸気滅菌したものをC0.05%ポリソルベートC80添加生理食塩液とした.C4.接種用菌液Pseudomonasaeruginosa,Serratiamarcescens,Staphy-lococcusaureusをCMHAに接種し,35C±2℃でC16.18時間培養した.Candidaalbicansはポテトデキストロース寒天培地(日水製薬)(以下,PDA)にて,35C±2℃でC22時間培養した.FusariumsolaniはCPDAにてC20.25℃で5.7日間,または良好な胞子形成が認められるまで培養した.Pseudo-monasaeruginosa,Serratiamarcescens,Staphylococcusaureus,Candidaalbicansは出現した寒天平板上の集落を日本薬局方大塚生食注に浮遊させ,0.5CMcFarland相当になるように目視で調整したものを接種用菌液とした.Fusariumsolaniは出現した寒天培地上の胞子をC0.05%ポリソルベート80添加生理食塩液に浮遊させ,約C10C6CFU/mlの濃度になるように調整したものを接種用菌液とした.C5.ディスク拡散法試験Pseudomonasaeruginosa,Serratiamarcescens,Staphy-lococcusaureusの接種用菌液は,滅菌した綿棒を用いてC6枚ずつCMHAに均等に塗布し,寒天培地の中心部分に滅菌したペーパーディスク(アドバンテック,厚手,直径C8Cmm)を静置した.Candidaalbicansの接種用菌液は,滅菌した綿棒を用いてCGMB6枚に均等に塗布し,寒天培地の中心部分に滅菌したペーパーディスクを静置した.FusariumCsolaniの接種用菌液は,滅菌した綿棒を用いてCPDA6枚に均等に塗布し,寒天培地の中心部分に滅菌したペーパーディスクを図1Staphylococcusaureusに対するディスク拡散法試験の培地代表例写真a:BPS1,Cb:BPS2,Cc:BPS3,Cd:BPS4,Ce:MPS1,Cf:対照液.MPS1において阻止円の形成を認めた.BPS1,BPS3,BPS4においてディスク周囲に若干の変化を認めるが阻止円までは形成していない.静置した.一つの寒天培地につき,1枚のみペーパーディスそれぞれC3回,別日に実施した.クを設置した.各寒天培地に静置したペーパーディスクに,上記の培地,試薬,接種用菌液の調整およびディスク拡散各被験物質C80Cμlまたは対照物質C80Cμl滴下し浸漬させた.法試験は第三者の外部検査機関であるファルコバイオシステMHAはC35C±2℃でC16.18時間培養,GMBはC35C±2℃でC24ムズに委託し実施した.時間培養,PDAはC20.25℃でC7日間培養した.その後ノギCII結果スを用いて寒天培地に形成された阻止円の直径を計測し,判定後の培地について写真を撮影した.ディスク拡散法試験はディスク拡散法試験でCBPS1,BPS2,BPS3,BPS4,対照液すべてにおいて,3回の試験ともC3種類の細菌およびC2種類の真菌いずれも阻止円の形成を認めなかった(<8Cmm).また,MPS1ではCStaphylococcusaureusに対してC13.7Cmm,14.4Cmm,14.0CmmとC3回の試験とも阻止円の形成を認めたが,他のC2種類の細菌およびC2種類の真菌に対してはC3回の試験とも阻止円の形成を認めなかった(<8Cmm).代表例としてC3回目のCStaphylococcusaureusに対するディスク拡散法試験の培地写真を図1に示した.CIII考按今回調査したC4種類のCBPSにおいて,3種類の細菌およびC2種類の真菌に対してディスク拡散法試験で抗菌性を認めなかった.通常CDDSCLや頻回交換型CSCLはブリスターパックの中でCBPSに浸かっている状態で密封後に高圧蒸気滅菌される.その後CDDSCLや頻回交換型CSCLは製造工場から販売店に移送され,販売店からCCL使用者に届けられる.BPSには生理食塩水が用いられることが多く,キレート化剤(金属封鎖剤),界面活性剤,等張化剤,浸潤剤,緩衝剤,防腐剤などが含まれることがある.BPSのオスモル濃度や緩衝剤はレンズパラメータに影響を及ぼすことがある6).BPSに求められる機能として,SCLのレンズパラメータを製造時からSCL使用時まで変化させないこと,SCLがブリスターパック内面に固着することを避けること,SCL装着時の初期装用感を改善すること,抗菌性をもたせて滅菌後ブリスターパック開封までの保管中に汚染を起こさないようにすることなどがある.SCLは製造時に滅菌処理が可能なため必ずしもCBPSに抗菌性をもたせる必要はなく,抗菌性のあるCBPSと抗菌性のないCBPSがある可能性がある.ホウ酸はCBPSの緩衝剤としてだけでなくて防腐剤としても用いられることがある.EDTA(エチレンジアミン四酢酸)はCBPSのキレート化剤としてだけでなくて防腐剤としても用いられることがある.今回調査したCBPSにもホウ酸やCEDTAを含むものがある.BPSは種々の成分の混合液であり,すべての成分が公表されているわけではなく,公表されている成分でも濃度が不明である.瀧沢ら7)は一般用点眼薬において,トロメタモール,ホウ酸,EDTAを一定比率で混合した組成が優れた抗菌効果を示し,トロメタモールやCEDTAはホウ酸の発育抑制作用を何らかの形で高めていると考えられると述べている.BPSに用いられているホウ酸やCEDTAも単独よりも混合により抗菌性が変化する可能性がある.そのため今回は単一成分の微量液体希釈法ではなく,混合液である製品そのもののCBPSを用いたディスク拡散法試験を実施した.近年では微量液体希釈法に置き換わってきているが,ディスク拡散法試験は日常診療において従来から眼脂や角膜擦過などによる検体検査で広く行われている.ある薬剤において阻止円が形成されない場合,薬剤耐性と判定され臨床的に微生物に対して無効で治療には他の薬剤を選択する.今回のディスク拡散法試験では,すべてのCBPSにおいてホウ酸やCEDTAの有無にかかわらず阻止円の形成を認めなかった.また,本調査ではCMPSのなかでは比較的新しい,2種類の抗菌成分を含むCMPSについても調査した.本来MPSは本調査で用いたC3種類の細菌およびC2種類の真菌に対して抗菌性があるはずで,MPSは陽性対照になりうるとしてディスク拡散法試験を実施した.しかし,Staphylococ-cusaureusに対しては阻止円の形成を認めたが,他の細菌や真菌に対しては阻止円を認めず,結果的に本調査ではCStaph-ylococcusaureus以外は陽性対照が未確認となった.植田ら8)は,MPSは他の消毒法に比べて消毒効果が弱いことが難点と述べている.Staphylococcusaureus以外は陽性対照が未確認となった理由として,MPSはこすり洗いやすすぎ洗いが前提の弱い消毒効果しかないため,ディスク拡散法試験では十分な抗菌性を示さなかったことが考えられる.ディスク拡散法試験は一般的な検査で,外部の経験豊富な検査機関で計C3回適切に行われており,3種類の細菌およびC2種類の真菌に対して本調査で用いたC4種類のCBPSはいずれも臨床的に十分な抗菌性をもたないと考えるが,本研究から確実に言えることは,Staphylococcusaureusに対して,4種類のBPSともディスク拡散法試験において阻止円を形成するほどの抗菌性を示さなかったことである.本調査で用いたCBPSはブリスターパック開封後の外部からの二次汚染を防ぐほどの十分な抗菌性があるとはいえないため,できるだけ汚染を起こさないようにすることが大切である.常在菌以外の微生物のCCLへの付着は,おもに手指や水回りなどの外部環境から起こると考えられる.わが国での洗面所における微生物汚染調査で,夏季と冬季の細菌の検出率はそれぞれC83.3%,93.3%であり真菌のうち糸状菌については夏季,冬季ともC100%近く検出された9).CLのつけ外しや保管することの多い洗面所は感染源の多い場所で常に感染対策が必要である.江口10)はCCL保存ケース近傍をアルコール綿で除菌をすることを数カ月にわたって実行することにより,ケース内生菌量が減少したと報告し,手順が増えるのでむずかしい場合もあるが保存ケース近傍の除菌の指導をすべきであると提案している.これらのことを踏まえるとCCL使用者は洗面所の衛生管理に配慮し,可能な範囲で洗面所のアルコールなどによる除菌を行うことが望ましい.また,SCLのブリスターパックを箱から出してブリスターパックをそのまま洗面所に保管している場合もあるが,洗面所は細菌や真菌に高率に汚染されており,そのような保管方法ではブリスターパックの外側が微生物で汚染される可能性がある.そのためブリスターパックは箱に入れたまま水回り以外の場所に保管するのが望ましいと考えられる.CLや眼表面の汚染を起こさないために,CL装着時および外す際には手洗いと清潔なタオルやペーパータオルでの手指乾燥も必要である.しかし,わが国で行われたアンケート調査では医学生でさえCCLを装用するときに約C60%は手洗いをしておらず11),CLを取り扱う際の手洗いの現状は十分とはいえない.また,DDSCL使用者が,CLを使用後にCBPSに戻して,再使用する場合がある.Boostら12)は使用したCDDSCLをBPSで一晩保存するとレンズが汚染され,再利用するととくにCStaphylococcusaureusの感染リスクが高まることを示唆している.また,BPSは消毒剤ではないことを説明し,DDSCLをCBPSに保存して再使用することは許容できない行動であることを警告する必要があると述べている12).今回の調査で示されたようにCBPSに十分な消毒効果はなく,一度外したCDDSCLを一時的であってもCBPSに保存して再使用することは危険な行動であることを啓発する必要がある.DDSCLのCBPSには防腐剤が含まれるものもあるが,今回調査したCBPSには外部からの二次汚染を防ぐほどの十分な抗菌性はなく,DDSCL使用者の角膜感染症を減らすためには洗面所の衛生管理指導,DDSCLのブリスターパックの保管方法や保管場所の指導,手洗いや手指乾燥方法の指導,DDSCLを再使用することの危険性の啓発なども必要である.また,今後外部からの二次汚染を防ぐのに臨床的に十分な抗菌効果があり,かつ眼や人体に安全なCBPSの開発が期待される.利益相反:利益相反公表基準に該当なし文献1)土至田宏:コンタクトレンズ関連角膜感染症:細菌感染を中心に.あたらしい眼科26:1193-1198,C20092)DartJK,RadfordCF,MinassianDetal:RiskfactorsformicrobialCkeratitisCwithCcontemporaryCcontactlenses:aCcase-controlstudy.OphthalmologyC115:1647-1654,20083)NomachiCM,CSakanishiCK,CIchijimaCHCetal:EvaluationCofCdiminishedmicrobialcontaminationinhandlingofanoveldailyCdisposableC.atCpackCcontactClens.CEyeCContactCLensC39:234-238,20134)平田文郷,熊沢あづさ:コンタクトレンズの新型ブリスターパックの有効性.あたらしい眼科C35:1540-1544,C20185)FonnCD,CJonesL:HandChygieneCisClinkedCtoCmicrobialCkeratitisandcornealin.ammatoryevents.ContLensAnte-riorEyeC42:132-135,C20196)LumCE,CPereraCI,CHoA:OsmolalityCandCbu.eringCagentsCinsoftcontactlenspackagingsolutions.ContLensAnteri-orEyeC27:21-26,C20047)瀧沢岳,片岡伸介,小高明人ほか:ホウ酸含有点眼剤組成の抗菌メカニズム.あたらしい眼科C27:518-522,C20108)植田喜一,柳井亮二:コンタクトレンズケアの現状と問題点.あたらしい眼科26:1179-1186,C20099)鈴木崇,白石敦,宇野敏彦ほか:洗面所における微生物汚染調査.あたらしい眼科26:1387-1391,C200910)江口洋:コンタクトレンズケースの微生物汚染.あたらしい眼科26:1187-1192,C200911)針谷明美:感染対策としてのレンズケア.日コレ誌C49:C80-83,C200712)BoostM,PoonKC,ChoP:ContaminationriskofreusingdailyCdisposableCcontactClenses.COptomCVisCSciC88:1409-1413,C2011C***