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トラボプロスト点眼液からトラボプロスト・チモロールマレイン酸塩配合点眼液への変更

2012年11月30日 金曜日

《原著》あたらしい眼科29(11):1559.1562,2012cトラボプロスト点眼液からトラボプロスト・チモロールマレイン酸塩配合点眼液への変更青木寧子*1南雲はるか*2井上賢治*2富田剛司*3*1西葛西・井上眼科病院*2井上眼科病院*3東邦大学医療センター大橋病院眼科OcularHypotensiveEffectandSafetyofTravoprost0.004%/TimololMaleate0.5%FixedCombination,SwitchedfromTravoprost0.004%Alonefor3MonthsYasukoAoki1),HarukaNagumo2),KenjiInoue2)andGojiTomita3)1)NishikasaiInouyeEyeHospital,2)InouyeEyeHospital,3)DepartmentofOphthalmology,TohoUniversityOhashiMedicalCenter目的:トラボプロスト・チモロールマレイン酸塩配合点眼液の眼圧下降効果と安全性を前向きに検討する.対象および方法:トラボプロスト点眼液を単剤使用し,眼圧下降が不十分な原発開放隅角緑内障患者33例33眼を対象とした.トラボプロスト点眼液を中止し,washout期間なしでトラボプロスト・チモロールマレイン酸塩配合点眼液に変更した.変更前と変更1,3カ月後の眼圧を比較した.副作用を来院時ごとに調査した.結果:眼圧は変更前16.9±3.3mmHg,変更1カ月後15.2±3.0mmHg,変更3カ月後14.8±3.0mmHgで,変更後に有意に下降した.4例(12.1%)で副作用が出現した.結論:トラボプロスト点眼液をトラボプロスト・チモロールマレイン酸塩配合点眼液に変更することで,点眼回数を増やすことなく眼圧が下降し,安全性も良好であった.Purpose:Weprospectivelyinvestigatedtheintraocularpressure(IOP)-decreasingeffectandsafetyoftravoprost/timololmaleatefixed-combinationeyedrops.SubjectsandMethods:Subjectscomprised33patients(33eyes)diagnosedwithprimaryopenangleglaucoma,forwhomtheIOP-decreasingefficacyoftravoprosteyedropmonotherapywasinsufficient.Thetravoprosteyedropswerediscontinued,withnowashoutperiod,andreplacedbytravoprost/timololmaleatefixed-combinationeyedrops.IOPat1and3monthsafterthechangewascompared.Adversereactionswereinvestigatedateachcheck-up.Results:IOPwas16.9±3.3mmHgatthetimeofthechange,15.2±3.0mmHgat1monthafterthechangeand14.8±3.0mmHgat3monthsafterthechange,thepost-changedecreasebeingsignificant.Adversereactionsappearedin4cases(12.1%).Conclusion:Afterswitchingfromtravoprosteyedropstotravoprost/timololmaleatefixed-combinationeyedrops,IOPdecreasedwithoutincreasingadministrationfrequency,andsafetywassatisfactory.〔AtarashiiGanka(JournaloftheEye)29(11):1559.1562,2012〕Keywords:トラボプロスト・チモロールマレイン酸塩配合点眼液,トラボプロスト点眼液,眼圧,副作用,変更.travoprost/timololmaleatefixedcombination,travoprosteyedrops,intraocularpressure,adversereaction,switch.はじめに緑内障治療の最終目標は残存する視野の維持である.視野維持効果が高いエビデンスで示されているのは眼圧下降療法のみである1,2).眼圧下降のために通常は点眼液治療が第一選択である.プロスタグランジン関連点眼液はその強力な眼圧下降作用,全身性副作用が少ない点,および1日1回点眼の利便性により近年緑内障点眼液治療の第一選択薬となっている3).緑内障診療ガイドラインでは,眼圧下降が不十分な症例では点眼液を変更するか,他の点眼液の追加投与を行うことを推奨している4).しかし,多剤併用症例では点眼回数が増えるに伴ってアドヒアランスが低下することが問題である5).そのため同じ1日1回点眼の配合点眼液への変更が最適と考えられる.日本では2010年6月にトラボプロスト点眼液とマレイン酸チモロール点眼液の配合点眼液(デュオト〔別刷請求先〕井上賢治:〒101-0062東京都千代田区神田駿河台4-3井上眼科病院Reprintrequests:KenjiInoue,M.D.,InouyeEyeHospital,4-3Kanda-Surugadai,Chiyoda-ku,Tokyo101-0062,JAPAN0910-1810/12/\100/頁/JCOPY(109)1559 ラバR)が発売された.25.0そこで今回,トラボプロスト点眼液を単剤使用中の原発開20.0放隅角緑内障患者を対象に,トラボプロスト・チモロールマ**眼圧(mmHg)15.010.05.00.0レイン酸塩配合点眼液に変更した際の眼圧下降効果と安全性を前向きに検討した.I対象および方法2010年7月から2012年5月までの間に井上眼科病院に変更前変更1カ月後変更3カ月後通院中で,トラボプロスト点眼液を単剤使用中で眼圧下降効図1トラボプロスト・チモロールマレイン酸塩配合点眼液果が不十分な原発開放隅角緑内障(広義)33例33眼(男性変更前後の眼圧14例14眼,女性19例19眼)を対象とし,前向きに研究を(ANOVAおよびBonferroni/Dunnet検定,*p<0.0001)行った.平均年齢は63.2±12.9歳(平均±標準偏差)(26.82歳)であった.緑内障病型は原発開放隅角緑内障(狭義)5.0右眼を,片眼症例では該当眼を解析対象とした.使用中のトラボプロスト点眼液(1日1回夜点眼)を中止0.0NS変更1カ月後変更3カ月後し,washout期間なしでトラボプロスト・チモロールマレ図2トラボプロスト・チモロールマレイン酸塩配合点眼液イン酸塩配合点眼液(1日1回夜点眼)に変更した.点眼液変更後の眼圧下降幅(NS:nonsiginificant)変更前と変更1,3カ月後に患者ごとにほぼ同時刻にGold14例,正常眼圧緑内障19例であった.Humphrey視野の4.0眼圧(mmHg)meandeviation値(MD値)は.8.6±6.5dB(.22.1.0.2dB)3.0であった.トラボプロスト・チモロールマレイン酸塩配合点2.0眼液変更前の眼圧は16.9±3.3mmHg(12.25mmHg)であった.両眼該当例では眼圧の高い眼を,眼圧が同値の場合は1.0mann圧平眼圧計で同一の検者が眼圧を測定し,比較した25.0NS(ANOVAおよびBonferroni/Dunnet検定).変更後に来院時ごとに副作用を調査した.有意水準はいずれも,p<0.05とした.本研究は井上眼科病院の倫理委員会で承認され,研究の趣旨と内容を患者に説明し,患者の同意を得た後に行った.眼圧下降率(%)20.015.010.05.0II結果眼圧は変更1カ月後15.2±3.0mmHg,3カ月後14.8±3.0mmHgで,変更前16.9±3.3mmHgに比べて有意に下降した(p<0.0001)(図1).眼圧下降幅は変更1カ月後1.9±1.7mmHg,3カ月後2.1±1.7mmHgで同等であった(図2).眼圧下降率は変更1カ月後10.5±9.9%,3カ月後11.9±9.6%で同等であった(図3).副作用は4例(12.1%)で出現し,変更1カ月後に霧視が2例,光視症が1例,変更3カ月後に角膜上皮障害の悪化が1例であった(表1).霧視の1例で患者の希望によりトラボプロスト・チモロールマレイン酸塩配合点眼液を中止した.III考按トラボプロスト点眼液単剤で眼圧下降効果が不十分な場合にはb遮断点眼液あるいは炭酸脱水酵素阻害点眼液の追加,他のプロスタグランジン関連点眼液あるいはプロスタグラン1560あたらしい眼科Vol.29,No.11,20120.0変更1カ月後変更3カ月後図3トラボプロスト・チモロールマレイン酸塩配合点眼液変更後の眼圧下降率(NS:nonsiginificant)表1トラボプロスト・チモロールマレイン酸塩配合点眼液変更後の副作用副作用発症時期転帰霧視霧視光視症角膜上皮障害悪化1カ月後1カ月後1カ月後3カ月後中止継続継続継続ジン関連薬/チモロール配合点眼液への変更が考えられる.他のプロスタグランジン関連点眼液への変更は,トラボプロスト点眼液に対するノンレスポンダーの症例では効果が期待できる.配合点眼液は併用療法に比べて点眼回数が減り,ア(110) ドヒアランスが向上し,眼圧がさらに下降することが期待される.しかし,トラボプロスト・チモロールマレイン酸塩配合点眼液の点眼回数は1日1回で,本来チモロール点眼液は1日2回点眼なので,眼圧下降効果の減弱が懸念される.つまり,トラボプロスト・チモロールマレイン酸塩配合点眼液単剤とトラボプロスト点眼液+チモロール点眼液併用との眼圧下降効果が同等なのかが懸念される.筆者らはプロスタグランジン関連点眼液とb遮断点眼液を併用中の原発開放隅角緑内障43例に対してトラボプロスト・チモロールマレイン酸塩配合点眼液に変更し,6カ月間投与した6).眼圧は変更前15.7±2.9mmHgと変更1カ月後15.5±2.7mmHg,3カ月後15.3±3.6mmHg,6カ月後15.8±3.2mmHgで同等であった.大橋らはトラボプロスト点眼液とb遮断点眼液(チモロール点眼液あるいはカルテオロール点眼液)を併用中の原発開放隅角緑内障17例32眼をトラボプロスト・チモロールマレイン酸塩配合点眼液に変更し,3カ月間投与した7).眼圧は変更前13.8±2.5mmHgと変更1カ月後13.6±2.7mmHg,2カ月後14.0±2.7mmHg,3カ月後13.9±2.4mmHgで同等であった.佐藤らはプロスタグランジン関連点眼液とb遮断点眼液を併用中の原発開放隅角緑内障40例78眼をトラボプロスト・チモロールマレイン酸塩配合点眼液に変更し,6カ月間投与した8).炭酸脱水酵素阻害点眼液使用症例は継続使用とした.眼圧は,変更前は15.2±3.7mmHg,変更2カ月後は14.3±3.4mmHg,4カ月後は15.0±3.4mmHg,6カ月後は14.1±3.4mmHgで,変更2,6カ月後は変更前に比べて有意に下降した.Hughesらは開放隅角緑内障,高眼圧症,色素性緑内障,落屑緑内障患者をトラボプロスト・チモロールマレイン酸塩配合点眼液(朝点眼)151例とトラボプロスト点眼液(夜点眼)+チモロール点眼液(朝点眼)142例に振り分けた9).投与3カ月後の眼圧下降率はトラボプロスト・チモロールマレイン酸塩配合点眼液が32.37%,トラボプロスト点眼液+チモロール点眼液が36.38%で同等であった.トラボプロスト・チモロールマレイン酸塩配合点眼液の副作用は充血(12.4%),不快感(5.6%),掻痒感(3.7%),乾燥感(2.5%),角膜炎(2.5%)で,その頻度はトラボプロスト点眼液+チモロール点眼液と同等であった.Schumanらは開放隅角緑内障,高眼圧症,色素性緑内障,落屑緑内障患者をトラボプロスト・チモロールマレイン酸塩配合点眼液(朝点眼)155例とトラボプロスト点眼液(夜点眼)+チモロール点眼液(朝点眼)148例に振り分けた10).投与3カ月後の眼圧下降率はトラボプロスト・チモロールマレイン酸塩配合点眼液が29.1.33.2%,トラボプロスト点眼液+チモロール点眼液が31.5.34.8%で同等であった.トラボプロスト・チモロールマレイン酸塩配合点眼液の副作用は充血(14.3%),不快感(9.9%),異物感(6.2%),掻痒感(4.3%),乾燥感(3.1%)で,その頻度はトラボプロスト点眼液+チモロール点眼液と同等であった.Grossらは開放隅角緑内障,高眼圧症,色素性緑内障,落屑緑内障患者をトラボプロスト・チモロールマレイン酸塩配合点眼液(朝点眼)322例とトラボプロスト点眼液(夜点眼)+チモロール点眼液(朝点眼)313例に振り分けた11).投与3カ月後の眼圧下降率はトラボプロスト・チモロールマレイン酸塩配合点眼液が32.37%,トラボプロスト点眼液+チモロール点眼液が36.38%で同等であった.トラボプロスト・チモロールマレイン酸塩配合点眼液の副作用は充血(13.7%),不快感(9.3%),乾燥感(4.3%),異物感(4.0%),掻痒感(4.0%),視力低下(3.1%),霧視(2.5%),角膜炎(2.2%)で,その頻度はトラボプロスト点眼液+チモロール点眼液と同等であった.これらの切り替え試験6.8)や二重盲検並行試験9.11)よりトラボプロスト点眼液+チモロール点眼液の併用とトラボプロスト・チモロールマレイン酸塩配合点眼液の単剤との眼圧下降効果と安全性は同等と考えられる.つぎに,今回の研究と同様にトラボプロスト点眼液をトラボプロスト・チモロールマレイン酸塩配合点眼液に変更した際の眼圧下降効果についても報告がある12).Pfeifferらは原発開放隅角緑内障,高眼圧症,色素性緑内障51例に対してトラボプロスト・チモロールマレイン酸塩配合点眼液に変更し,12週間投与した12).眼圧は変更前22.1±2.7mmHgに比べて変更4週間後16.2±2.6mmHg,12週間後15.8±2.4mmHgに有意に下降した.変更12週間後の眼圧下降幅は6.3±2.5mmHgであった.副作用は9例(18%)に出現した.今回の眼圧下降幅と眼圧下降率は1.9.2.1mmHgと10.5.11.9%で,過去の報告12)に比べて低値であったが,変更前眼圧が今回(16.9±3.3mmHg)のほうが過去の報告(22.1±2.7mmHg)に比べて低値であったためと考えられる.一方,トラボプロスト点眼液にチモロール点眼液(1日2回点眼)を追加投与した際の眼圧下降効果についても報告されている13,14).Holloらは高眼圧症,原発開放隅角緑内障,色素性緑内障95例に対してチモロール点眼液を12週間追加した13).眼圧下降幅は3.2±2.4mmHgであった.副作用は28.4%で出現し,睫毛伸長7.4%,充血6.3%,睫毛剛毛5.3%などであった.重篤な副作用として肺炎,丹毒が出現した.Pfeifferらは高眼圧症,原発開放隅角緑内障,色素性緑内障90例に対してチモロール点眼液を12週間追加した14).眼圧下降幅は4.2±2.8mmHg,眼圧下降率は19.6±12.7%であった.副作用は12.9%に出現し,充血5.4%,掻痒感2.2%などであった.今回の研究と過去の報告13,14)を比較すると,眼圧下降幅は今回(1.9.2.1mmHg)のほうが過去の報告(3.2.4.2mmHg)より低値であった.これは今回の変更前眼圧(16.9±3.5mmHg)が過去の報告の追加前眼圧(21.2.21.3mmHg)に比べて低値であった,あるいはチモ(111)あたらしい眼科Vol.29,No.11,20121561 ロール点眼液の点眼回数が異なっていたためと考えられる.トラボプロスト・チモロールマレイン酸塩配合点眼液の副作用として充血,不快感,異物感,掻痒感,乾燥感,角膜炎,視力低下,霧視などが報告されている6.14).また,重篤な副作用は出現しなかったという報告6.12,14)が多く,今回も同様であった.しかし,今回はトラボプロスト・チモロールマレイン酸塩配合点眼液に含まれるb遮断点眼液による血圧や脈拍の変化は評価しておらず,b遮断点眼液による循環器系や呼吸器系の全身性副作用を考慮する必要がある.結論として,日本人の原発開放隅角緑内障に対してトラボプロスト点眼液をトラボプロスト・チモロールマレイン酸塩配合点眼液に変更することで,点眼回数を増やすことなく眼圧を下降させることができ,安全性も良好であった.しかし,b遮断点眼液が追加されることから循環器系や呼吸器系の全身性副作用の出現に注意する必要がある.本稿の要旨は第23回日本緑内障学会(2012)にて発表した.文献1)CollaborativeNormal-TensionGlaucomaStudyGroup:Theeffectivenessofintraocularpressurereductioninthetreatmentofnormal-tensionglaucoma.AmJOphthalmol126:498-505,19982)TheAGISInvestigators.TheAdvancedGlaucomaInterventionStudy(AGIS):7.Therelationshipbetweencontrolofintraocularpressureandvisualfielddeterioration.AmJOphthalmol130:429-440,20003)井上賢治,塩川美菜子,増本美枝子ほか:多施設による緑内障患者の実態調査2009年度版─薬物治療─.あたらしい眼科28:874-878,20114)日本緑内障学会緑内障診療ガイドライン作成委員会:緑内障診療ガイドライン(第3版).日眼会誌116:3-46,20125)DjafariF,LeskMR,HarasymowyczPJetal:Determinantsofadherencetoglaucomamedicaltherapyinalong-termpatientpopulation.JGlaucoma18:238-242,20096)InoueK,SetogawaA,HigaRetal:Ocularhypotensiveeffectandsafetyoftravoprost0.004%/timololmaleate0.5%fixedcombinationafterchangeoftreatmentregimenfromb-blockersandprostaglandinanalogs.ClinOphthalmol6:231-235,20127)大橋秀記,嶋村慎太郎:2剤併用緑内障治療患者に対するトラボプロスト/チモロールマレイン酸点眼剤への切り替え効果の検討.臨眼66:871-874,20128)佐藤出,北市伸義,広瀬茂樹ほか:プロスタグランジン製剤・b遮断薬からトラボプロスト・チモロールマレイン酸塩配合液への切替え効果.臨眼66:675-678,20129)HughesBA,BacharachJ,CravenRetal:Athree-month,multicenter,double-maskedstudyofthesafetyandefficacyoftravoprost0.004%/timolol0.5%ophthalmicsolutioncomparedtotravoprost0.004%ophthalmicsolutionandtimolol0.5%dosedconcomitantlyinsubjectswithopenangleglaucomaorocularhypertension.JGlaucoma14:392-399,200510)SchumanJS,KatzGJ,LewisRAetal:Efficacyandsafetyofafixedcombinationoftravoprost0.004%/timolol0.5%ophthalmicsolutiononcedailyforopen-angleglaucomaorocularhypertension.AmJOphthalmol140:242-250,200511)GrossRL,SullivanEK,WellsDTetal:Pooledresultsoftworandomizedclinicaltrialscomparingtheefficacyandsafetyoftravoprost0.004%/timolol0.5%infixedcombinationversusconcomitanttravoprost0.004%andtimolol0.5%.ClinOphthalmol1:317-322,200712)PfeifferN,ScherzerML,MaierHetal:Safetyandefficacyofchangingtothetravoprost/timololmaleatefixedcombination(DuoTrav)frompriormono-oradjunctivetherapy.ClinOphthalmol4:459-466,201013)HolloG,ChiselitaD,PetkovaNetal:Theefficacyandsafetyoftimololmaleateversusbrizolamideeachgiventwicedailyaddedtotravoprostinpatientswithocularhypertensionorprimaryopen-angleglaucoma.EurJOphthalmol16:816-823,200614)PfeifferN:Timololversusbrizolamideaddedtotravoprostinglaucomaorocularhypertension.GraefesArchClinExpOphthalmol249:1065-1071,2011***1562あたらしい眼科Vol.29,No.11,2012(112)