《原著》あたらしい眼科40(11):1491.1495,2023c低加入度数分節型眼内レンズの.内固定方向の違いによる立体視機能の比較福田莉香子蕪龍大岩崎留己松本栞音古島京佳竹下哲二上天草市立上天草総合病院眼科CComparisonofStereopsisbyDi.erenceinIntracapsularFixationDirectionafterBi-aspheric,Segmented,RotationallyAsymmetricIntraocularLensImplantationRikakoFukuda,RyotaKabura,RumiIwasaki,KanonMatsumoto,KyokaFurushimaandTetsujiTakeshitaCDepartmentofOphthalmology,KamiamakusaGeneralHospitalC低加入度数分節型眼内レンズであるレンティスコンフォートおよび同トーリック(以下,LC,LCT)の.内固定方向の違いによる立体視機能について比較検討した.両眼ともCLCまたはCLCTを挿入したC49例C98眼を術翌日に散瞳し,前眼部解析装置OPDScanIIIの徹照像でトーリックレンズ軸が60.120°だった28例56眼を縦群,30°以下および150°以上だった21例42眼を横群とした.StereoCFlyTest(以下,Fly)で立体視機能を測定し,Flyの視差は対数変換(log秒)して,WelchC’sCttestを用いたC2群間比較を行った.5Cm矯正片眼視力は縦群と横群で有意差はなかった.遠見矯正下C40Ccm片眼視力も両群で有意差はなかった.遠見矯正下C40Ccm両眼視力は縦群が有意に良好だった(p<0.01).Flyは縦群がC1.94C±0.33(87秒),横群がC2.16C±0.45(145秒)で縦群は横群よりも良好だった(p<0.05).LC・LCTは両眼に挿入した場合,横方向に固定した場合よりも縦方向に固定した場合のほうが立体視が良好だった.CPurpose:TocomparethepostoperativestereoscopicfunctionofLentisComfortandLentisComfortToric(LC/LCT)intraocularlens(IOL)implantedCeyesCwithCdi.erentCintracapsularC.xationCdirections.CSubjectsandMeth-ods:ThisCstudyCinvolvedC98CeyesCofC49patients(verticalgroup[VG]:28patients;horizontalgroup[HG]:21patients)whounderwentcataractsurgeryandIOLimplantationfrom2018to2022.Postimplantation,stereopsiswasCmeasuredCusingCtheCStereoCFlyTest(Fly)C.CResults:ThereCwasCnoCsigni.cantCdi.erenceCinCmonocularCvisualCacuityat40CcmunderdistancecorrectionbetweentheVGandtheHG,andbinocularvisualacuityat40Ccmunderdistancecorrectionwasnotsigni.cant;Fly:1.94C±0.33(logseconds)fortheVGand2.16±0.45fortheHG(p<0.05)C.CConclusion:ThestereopsisoftheimplantedLC/LCTwasbetterintheVGthanintheHG,anddi.erencesinnearstereopsiswereobserveddependingonthedirectionofintracameral.xationofthelens.〔AtarashiiGanka(JournaloftheEye)C40(11):1491.1495,C2023〕Keywords:レンティスコンフォート,立体視,低加入度数分節型眼内レンズ.LentisComfort,stereopsis,bi-aspheric-segmented-rotationallyasymmetricintraocularlens.Cはじめに近年,明視域を拡張させる眼内レンズ(intraocularlens:IOL)が次々と開発され,白内障手術は屈折矯正および老視矯正としての意味合いが強くなった1).2019年発売のレンティスコンフォート(モデル名:LS-313MF15,参天製薬,以下CLC)は光学部上部が遠用部,下方に+1.50ジオプトリー(D)を加入した低加入度数分節型CIOLである.2020年には乱視矯正効果も併せもつレンティスコンフォートトーリック(モデル名:LS-313MF15T1-3,以下CLCT)が発売となり,幅広い症例に適用できるようになった.LC・LCTはループをもたないプレートハプティクス型IOLで,国内で保険診療適用のCIOLには類似した形状と光学特性をもつものはない2).トーリックモデルを含む単焦点IOLや回折型多焦点CIOLなど,同心円形状のレンズの場合は,.内固定の方向による収束点の位置に変化はない.LCTは弱主経線(軸マーク)が縦方向にあり,角膜倒乱視眼〔別刷請求先〕福田莉香子:〒866-0293熊本県上天草市龍ヶ岳町高戸C1419-19上天草市立上天草総合病院眼科Reprintrequests:RikakoFukuda,DepartmentofOphthalmology,KamiamakusaGeneralHospital,1419-19RyugatakemachiTakado,Kamiamakusa,Kumamoto866-0293,JAPANCノントーリックor直乱視右眼遠用部左眼加入度数部倒乱視右眼【加入度数部同側パターン】加入度数部【加入度数部両鼻側パターン】加入度数部左眼図1LCおよびLCTの.内固定方向のイメージノントーリックモデルまたは角膜直乱視眼の場合,加入度数部を下方にした縦方向に.内固定するのが一般的だが,角膜倒乱視眼ではIOLの軸マークが縦方向にあるため水平方向に倒した状態に固定する.その際,加入度数部の位置が左右同側のパターンと両耳側,または両鼻側のパターンが生じる.では水平に固定して乱視矯正を行う(図1)ため,加入度数部の位置が患者ごとに異なる.過去の報告で固定方向の違いによる視力へ影響はないとしたが3),視力が良好であるにもかかわらず日常視の違和感から不満を訴える患者も一定数存在する4).両眼CIOL挿入の際,立体視を含む両眼視機能の改善は患者満足度の向上につながる5).多焦点CIOLは単焦点CIOLよりも立体視は良好であり,満足度も高い6).一方で両眼多焦点CIOLであっても近用焦点の異なるCIOLインプラントの場合は立体視が低下するとの報告があり,両眼とも同じ光学設計であることが術後立体視を改善する要因となる7).しかし,LCTの場合,両眼の近用焦点が同程度であっても左右眼の.内固定方向の違いによって網膜像の遠用部と加入度数部の収束点の位置に違いが生じることになり,それが立体視機能にどのように影響するか疑問のあるところである.LCの.内固定方向の違いによる術後立体視機能の影響について比較検討した.CI対象および方法対象はC2018年C12月.2022年C5月に上天草総合病院で白内障手術を行い,両眼ともCLC・LCTを挿入したC49例C98眼(男性C15例,女性C34例,72.4C±4.7歳:平均C±標準偏差,以下同様).術翌日散瞳し,前眼部解析装置COPDCScanIII(ニデック)の徹照画像でIOLの固定方向がC60.120°だったC28例56眼を縦群,30°以下およびC150°以上だったC21例42眼を横群とし,後ろ向きに情報収集した.術後C3カ月以上経過観察し,視力検査(5Cmの片眼裸眼および片眼矯正,70Ccm,50Ccmの片眼遠方矯正下,40Ccmの片眼遠方矯正下および両眼遠方矯正下),自覚的屈折検査(乱視矯正は乱視表を用いた雲霧法),他覚的屈折検査(TONOREFII:ニデック),術後満足度のアンケートを行った.5Cm視力は単点灯式CLandolt環字づまり視標(イナミ)を用い,70Ccm,50Ccm,40Ccm視力はCCランドルト近距離・中距離視力表(テイエムアイ)をハロゲン球のペンライトMini-cCliplampe(HEINE社)で照射し測定した.術後の近見眼位検査で顕性の眼位ずれがないことを確認した後,StereoCFlyTest(STEREOOPTICAL社:以下,Fly)を用いて近見立体視の測定を行った.検査距離は40Ccmを保ち,circle視標のみを使用し,遠方矯正下にて測定した.表1対象者背景および群別比較(術後)縦群横群変数(28例56眼)(21例42眼)p値年齢(歳)C73.4±3.9C71.4±5.2C0.94性別男性C8/女性C20男性C7/女性C14C1.005Cm裸眼視力(logMAR)C.0.06±0.04C.0.04±0.09C0.135Cm矯正視力(logMAR)C.0.07±0.02C.0.06±0.04C0.3270Ccm視力C※(logMAR)C0.02±0.12C0.06±0.13C0.1250Ccm視力C※(logMAR)C0.10±0.15C0.18±0.16C0.0640Ccm視力C※(logMAR)C0.18±0.17C0.21±0.15C0.44両眼C40Ccm視力C※(logMAR)C0.05±0.09C0.18±0.14<0.01自覚等価球面値(D)C.0.04±0.31C.0.11±0.33C0.34他覚等価球面値(D)C.0.76±1.09C.0.73±0.45C0.87C※70cm,50cm,40cm,両眼C40Ccm視力は遠方矯正下.平均値±標準偏差性別以外CWelch’st検定性別のみCFisher’s正確検定術後アンケートは白内障患者の生活の質の評価尺度であるCCatquest-9SF8)(英語版)を用いて,日常生活に関する項目である「新聞・読書」「値札・ラベル」「裁縫等」の満足度について評価した.回答は「満足」「やや不満」「そこそこ不満」「大変不満」のC4件法とした.満足度の高い順に最大C4点からC1点ずつ減じたスコアの平均値でした.視力は小数視力表で測定し,統計解析の際は小数視力値をlogMARに変換した.自覚屈折値および他覚屈折値は球面度数から円柱度数(絶対値)のC2分のC1を引いた等価球面値(sphericalequivalent:SE)で解析した.近見立体視の視差は対数(log秒)に変換して統計解析を行った.統計解析はCRおよびCRコマンダーの機能を拡張した統計ソフトウェアのCEZRVer1.54を使用した9).Shapiro-Wilk検定にて正規性を確認し,Welch’st検定を用いて評価した.両眼視力値と立体視の相関分析にはCPearsonの関率相関係数を用いた.統計学的有意水準は5%未満(両側検定)とした.本研究は,上天草総合病院の倫理審査委員会の承認(承認番号C2021-001,2021/5/14)を得たのち,ヘルシンキ宣言10)に準拠して実施した.CII結果対象者の群別基本属性は縦群C73.4C±3.9歳(男性8名,女性C20名),横群C71.4C±5.2歳(男性C7名,女性C14名)で年齢(p=0.94)および性別(p=1.00)に有意差はなかった.5m片眼視力は縦群,横群の順に裸眼がC.0.06±0.04,C.0.04±0.09(p=0.13),矯正がC.0.07±0.02,C.0.06±0.04(p=0.32)でいずれも有意差はなかった.遠方矯正下のC70Ccm片眼視力はC0.02C±0.12,0.06C±0.13で有意差はなかった(p=0.12).同じく遠方矯正下のC50cm片眼視力はC0.10C±0.15,0.18C±0.16で有意差はなかった(p=0.06).さらに遠方矯正下の40Ccm片眼視力はC0.18C±0.17,0.21C±0.15でこれも有意差は(log秒)p<0.05*2.752.502.252.001.751.50図2術後立体視機能の群別比較グラフの縦軸はCFly(秒)を対数換算した(log秒).立体視は数値が低いほど良好となる.縦群はC1.94C±0.33(87.1秒),横群はC2.16±0.45(144.5秒)となり,縦群のほうが有意に良好な成績となった.なかった(p=0.44).遠方矯正下のC40Ccm両眼視力はC0.05C±0.09,0.18C±0.14で縦群のほうが有意に良好だった(p<0.01).屈折値は縦群,横群の順に自覚CSEはC.0.04±0.31D,C.0.11±0.33D(p=0.34),他覚CSEはC.0.76±1.09D,C.0.73C±0.45D(p=0.87)で有意差はなかった(表1).Flyは縦群がC1.94C±0.33(87.1秒),横群がC2.16C±0.45(144.5秒)で縦群のほうが有意に良好だった(p<0.05)(図2).両眼視力(logMAR)と立体視(log秒)の間には縦群で有意な相関を認め,視力がよいほど立体視も良好だった.横群では相関を認めなかった(全例;r=0.44,p<0.01,図3a,縦群;r=0.62,p<0.01,図3b,横群;r=.0.11,p=0.72,図3b).日常生活満足度は縦群,横群の順に,「新聞・読書」はC3.40±0.68,3.38C±0.87(p=0.96),「値札・ラベル」はC3.90縦群横群Welch’st検定a-0.1b-0.1000.10.10.30.3全例横群0.4r=0.440.4r=-0.11p<0.01p=0.720.50.52.752.251.751.252.752.251.751.25(log秒)(log秒)縦群横群縦群横群Pearsonの関率相関検定r:相関係数図3立体視機能と視力の相関a:縦群および横群の全例の結果を示す.両眼視力が良好になるほど立体視機能も良好となる.Cb:群別の相関を示す.縦群は両眼視力と立体視機能との相関を認めたが,横群は有意とはならなかった.■縦群■横群ったと考えられる.疋田ら12)は同心円状屈折型多焦点CIOL(点)p=0.96p=0.14p<0.05*によるC70Ccm,50Ccm,30Ccmの両眼加算視力は単眼視と比C4logMARlogMAR0.20.2較し平均C2段階良好となったと報告した.本研究の縦群40Ccm両眼視力も同様に,小数視力換算でC2段階程度良好となった.LCTの場合,参天製薬が公開しているトーリック21Welch’st検定図4日常生活満足度アンケートスコアの比較アンケートスコアが高いほど満足度も高い.文字視認である「新聞」や「値札・ラベル」では有意差は認めなかったが,奥行き知覚が必要な「裁縫等」では縦群の満足度が高かった.C±0.31,3.69C±0.48(p=0.14)で有意差はなかったが,「裁縫等」はC3.60C±0.50,3.00C±1.15(p<0.05)で縦群の満足度が高かった(図4).CIII考按LC・LCTは横固定よりも縦固定のほうが両眼視力および立体視が良好だった.LCの.内固定方向に根拠を示した報告はないが,LCの場合は縦方向に固定することが一般的である11).LC・LCTを両眼とも縦固定した場合,同時視の際には遠用部,加入度数部それぞれから投影される網膜像の収束点の位置はほぼ同じになり,左右眼で重なり(オーバーラップ)が生じることから視力の両眼加算効果が得られる.そのため縦群のほうが横群よりも両眼C40Ccm視力が良好だカリキュレーターでは,加入度数部が水平より下方になる向きに挿入するよう表示される.角膜乱視が倒乱視の場合は加入度数部が耳側や鼻側に大きく傾くケースが発生する.たとえば予定軸が片眼C1°,僚眼179°のような場合,加入度数部が両耳側もしくは両鼻側となる.そのため同時視をすると片眼の遠用部と僚眼の加入度数部の網膜像が重なり,不同視様状態となることから,両眼加算の有無が両眼視力に影響を与えたと推察する.両眼加算の有無は立体視機能にも影響を与えたと考えられる.立体視の成立条件は視力の左右差がないこと,不等像視がないことがあげられている13).LCの立体視について言及している報告は調べた範囲ではなかったが,多焦点CIOLでは明視域拡張によってもたらされる近方視力の向上により立体視もおおむねC80秒以上と報告されている14).本研究では縦群で類似した結果が得られた.LCTは縦群,横群の片眼視力には差がなかったものの,横群では網膜像のオーバーラップがなく両眼加算が得られなかったため立体視は劣っていたと思われる.これは「裁縫等」の奥行き知覚を必要とする日常生活動作の満足度が縦群のほうが良好だったことにも表れている.近方の立体視作業が必要な倒乱視の症例の場合は,同心円型の多焦点CIOLを選択するか,レンティスコンフォートを挿入したのちに近用眼鏡を処方する必要があるかもしれない.とはいえ,横群でも遠見矯正下でのC40Ccm両眼視力は小数視力換算でC0.66,立体視は秒換算でC144秒と,従来の単焦点CIOLに劣ることなく日常生活に影響はないと考える.筆者らは,LCおよびCLCT挿入後の慣れや満足度は若年層のほうが俊敏であると報告した4).若年層では角膜直乱視の割合が高いため,LCTの適応であっても縦方向へ.内固定する場合が多い.しかし,高齢者では加齢に伴う倒乱視化15)によって横方向に固定する例が多くなる.今回の研究では縦群と横群の年齢に有意差がなかったため,若年層のほうが見え方の慣れが早く満足度が高い理由が固定方向の違いによるものなのかは判断できなかった.両眼視力と立体視能について縦群では視力が良いほど立体視能も良いという相関が得られたのに対し,横群では相関がみられなかった.今回固定角度が30°以下およびC150°以上だった場合を横群としたが,そのなかには加入度数部が同方向(両眼とも右方もしくは左方)の症例と異方向(両耳側もしくは両鼻側)の症例が混在している.加入度数部の位相によって視力良好例と立体視良好例が異なる可能性がある.また,先述のように,両眼視力や立体視能が網膜像のオーバーラップに依存するのであれば,横群であっても加入度数部を同方向に挿入した場合は縦群と同等の両眼視力や立体視が得られるかもしれない.その場合,倒乱視症例では加入度数部の方向は上下よりも左右を優先すべきとなる.今回は症例数が少なかったため,横群での加入度数部位相の影響については検討できなかった.今後症例を増やして再検討する必要がある.分節状屈折型CIOLであるCLC・LCTは両眼に挿入した場合,横方向に固定した場合よりも縦方向に固定した場合のほうが立体視が良好だった.文献1)神谷和孝:眼内レンズ度数計算の現状と今後.視覚の科学C42:39-43,C20212)OshikaT,AraiH,FujitaYetal:One-yearclinicalevalu-ationofrotationallyasymmetricmultifocalintraocularlenswith+1.5dioptersnearaddition.SciRepC9:13117,C20193)川下晶,岩崎留己,蕪龍大ほか:低加入度数分節型トーリック眼内レンズの術後成績.あたらしい眼科C39:118-122,C20224)蕪龍大,川下晶,岩崎留己ほか:レンティスコンフォートR挿入後における満足度に影響する因子の検討.CIOL&RSC35:623-631,C20215)大木伸一,ビッセン宮島弘子,中村邦彦ほか:回折型多焦点眼内レンズ挿入眼後の立体視.IOL&RSC23:371-374,C20096)VaronCC,CGilCMA,CAlba-BuenoCFCetal:Stereo-acuityCinCpatientsCimplantedCwithCmultifocalCintraocularlenses:isCthechoiceofstereotestrelevant?CurrEyeResC39:711-719,C20147)ZhuCM,CFanCW,CZhangG:StereopsisCandCvisualacuity:CBilateralCtrifocalCversusCblendedCextendedCdepthCofCfocusCandCdi.ractiveCbifocalCintraocularClenses.CFrontCMed(Lausanne)C9:1042101,C20228)LundstromCM,CPesudovsK:Catquest-9SFCpatientCout-comesquestionnaire:nine-itemCshort-formCRasch-scaledCrevisionCofCtheCCatquestCquestionnaire.CJCCataractCRefractCSurgC35:504-513,C20099)KandaY:InvestigationCofCtheCfreelyCavailableCeasyCto-useCsoftware‘EZR’CforCmedicalCstatistics.CBoneCMarrowCTransplantC48:452-458,C201310)WorldCMedicalCAssociation,CWorldCMedicalCAssociation,CDeclarationCofHelsinki:EthicalCprinciplesCforCmedicalCresearchCinvolvingChumanCsubjects.CJAMAC27:2191-2194,C201311)井上康:低加入度数分節眼内レンズ・レンティスコンフォートR.眼科グラフィックC8:257-264,C201912)疋田朋子,清水公也,藤澤邦俊ほか:多焦点眼内レンズ挿入眼の視機能評価.IOL&RSC20:43-47,C200613)矢ヶ崎悌司:立体視検査法の問題点.神経眼科C23:416-427,C200614)ChangDF:ProspectivefunctionalandclinicalcomparisonofCbilateralCReZoomCandCReSTORCintraocularClensesCinCpatients70yearsoryounger.JCataractRefractSurgC34:C934-941,C200815)NambaCH,CSuganoCA,CNishiCKCetal:Age-relatedCvaria-tionsincornealgeometryandtheirassociationwithastig-matism:TheYamagataCStudy(Funagata)C.CMedicine(Baltimore)C97:e12894,C2018***