《第33回日本緑内障学会原著》あたらしい眼科40(8):1103.1107,2023cマイクロパルス経強膜毛様体光凝固術の短期治療成績神谷由紀神谷隆行木ノ内玲子中林征吾善岡尊文室野真孝宋勇錫旭川医科大学眼科学教室CShort-termSurgicalOutcomesofMicropulseTransscleralCyclophotocoagulationYukiKamiya,TakayukiKamiya,ReikoKinouchi,SeigoNakabayashi,TakafumiYoshioka,MasatakaMuronoandSongYoungseokCDepartmentofOphthalmology,AsahikawaMedicalUniversityC目的:視野障害が中期以降の緑内障に対するマイクロパルス経強膜毛様体光凝固術(MP-CPC)の短期治療成績を検討した.対象および方法:2021年5.12月に旭川医科大学病院でCMP-CPCを施行し,6カ月以上経過観察可能であったC21例C21眼を対象とし,診療録から後ろ向きに術前,術後C1,3,6カ月の眼圧値,点眼スコア,有害事象の有無を検討した.結果:平均年齢はC72.3C±11.9歳,病型は原発開放隅角緑内障がC9眼で最多であった.また,16眼が緑内障手術既往眼であった.平均眼圧は術前がC22.5C±5.4CmmHg,術後1,3,6カ月がそれぞれC15.6C±4.3,16.9C±5.5,16.7C±4.3CmmHgで,すべての時点で術前と比較して有意に下降した(p<0.05).点眼スコアは術前がC3.8C±1.4,術後1,3,6カ月がそれぞれC3.4C±1.0,3.4C±1.0,3.5C±0.9で,すべての時点で術前と比較して有意な差はなかった(p>0.05).合併症は瞳孔散大C4例で,眼内出血や眼球癆などの重篤な合併症を認めなかった.結論:中期以降の緑内障に対するMP-CPCは術後C6カ月では安全かつ眼圧下降に有用な治療法であると考えられる.CPurpose:ToCinvestigateCtheCshort-termCsurgicalCoutcomesCofCmicropulseCtransscleralCcyclophotocoagulation(MP-TSCPC)forCmoderate-toCsevere-stageCglaucoma.CMethods:InCthisCretrospectiveCstudy,CweCreviewedCtheCmedicalrecordsofglaucomapatientswhounderwentMP-TSCPCatAsahikawaMedicalUniversityHospitalfromMaytoDecember2021andwhowerefollowedforatleast6-monthspostoperative.Results:Atotalof21eyesof21patients(meanage:72.3C±11.9years)wereincluded,andprimaryopen-angleglaucomawasthemostcommondiagnosis.CInC16CofCtheC21Ccases,CtheCpatientChadCpreviouslyCundergoneCglaucomaCsurgery.CFollowingCMP-TSCPC,CmeanCintraocularpressure(IOP)wasCsigni.cantlyClowerCatCallfollow-upCtime-points(p<0.05)C,CthereCwasCnoCsigni.cantchangeinthemeannumberofglaucomamedicationsused,andnomajorcomplicationsoccurred.Con-clusion:OurCshort-termCoutcomesCrevealedCthatCMP-TSCPCCisCaCsafeCandCe.ectiveCsurgicalCtreatmentCforCtheCreductionofIOPinpatientswithsevere-stageglaucoma.〔AtarashiiGanka(JournaloftheEye)C40(8):1103.1107,C2023〕Keywords:マイクロパルス経強膜毛様体光凝固術,緑内障,短期治療成績.micropulsetransscleralcyclophoto-coagulation(MP-CPC)C,glaucoma,short-termsurgicaloutcomes.Cはじめに現在,緑内障に対するエビデンスに基づいた唯一確実な治療法は眼圧下降であり1),薬物療法,手術やレーザー治療などで眼圧下降が図られる.従来,点眼や手術によるコントロールが不良な難治性緑内障に対し,経強膜毛様体光凝固術(continuousCwaveCtransscleralcyclophotocoagulation:CW-CPC)が施行されてきた.CW-CPCは良好な眼圧下降は得られるが,合併症の重篤さから眼圧下降の最終手段と考えるべきとされている1).2017年にわが国にマイクロパルス経強膜毛様体光凝固術(micropulseCtransscleralcyclophotocoagulation:MP-CPC)が導入された.MP-CPCは照射のCon-o.サイクルを繰り返すことによりCCW-CPCと比較し重篤な合併症が少ないことが特徴であり,点眼治療への追加など早期の患者にも適応とされることが期待されてい〔別刷請求先〕神谷由紀:〒078-8510北海道旭川市緑が丘東C2-1-1-1旭川医科大学眼科学教室Reprintrequests:YukiKamiya,M.D.,DepartmentofOphthalmology,AsahikawaMedicalUniversity,2-1-1-1MidorigaokahigashiAsahikawacity,Hokkaido078-8510,JAPANCるがまだ十分に検討されていない1).海外ではその効果と安全性が多数報告されている2.9)が,国内での報告はまだ少数である10,11)ため,旭川医科大学病院(以下,当院)における短期治療成績を検討した.CI対象および方法対象はC2021年C5.12月に当院眼科でCMP-CPCを施行した中期以降の緑内障患者で,6カ月以上経過観察可能であった男性C10例,女性C11例,年齢C72.3C±11.9歳(平均年齢C±標準偏差)のC21例C21眼である.本研究において,全症例で6カ月以上経過観察可能であった.術前,術後C1,3,6カ月の眼圧値,点眼スコア(配合剤はC2点,内服薬はC1日当たりの錠数につきC1錠をC1点とした),有害事象の有無を診療録から後ろ向きに検討した.緑内障病期を静的視野検査で初期:meandeviation(MD)値≧C.6CdB,中期:C.12CdB≦MD値<C.6CdB,後期:MD値<C.12CdBと定義し,対象の視野障害の程度を評価した.MP-CPCはCCycloG6CGlaucomaCLasermachine(IRIDEX社)とCMP3プローブを使用し,推奨されている以下の条件で施行した.PowerはC2,000mW,DutycycleはC31.3%(on0.5Cms,o.1.1Cms)で各半球を最大C80秒,片道C10秒,合計4往復照射した.3時,9時,濾過胞作製部と留置チューブのある部分は避けて照射した.解析は眼圧,点眼スコアについて統計ソフトCGraphPadPrism9を用いてCDunnett’stestで検討した.また,手術既往の有無別についても検討した.いずれもCp<0.05を有意水準とした.なお,本研究は旭川医科大学倫理委員会で承認された.CII結果対象のC21眼の病型は,原発開放隅角緑内障C9眼,閉塞隅角緑内障C2眼,血管新生緑内障C3眼,落屑緑内障C3眼,その他C4眼であった.静的視野検査を施行できたものはC11眼(52.4%)で,平均値はC.20.49±5.9CdBであった.また,16眼が緑内障手術既往眼であった(表1).平均眼圧の推移を図1に示す.平均眼圧は術前C22.5C±5.4mmHg,術後C1,3およびC6カ月はC15.6C±4.3,16.9C±5.5,C16.7±4.3CmmHgで,すべての時点において術前と比較して有意に下降した(p<0.05,Dunnett’stest).術前からC20%以上の眼圧下降を示した割合は術後C1,3およびC6カ月で76.2,71.4,61.9%であった.また,眼圧C6.21CmmHgの割合は術前,術後C1,3およびC6カ月でC42.9,90.5,76.2,85.7%であった.点眼スコアの推移を図2に示す.点眼スコアは術前C3.8C±1.4,術後C1,3およびC6カ月はC3.4C±1.0,3.4C±1.0,3.5C±0.9ですべての時点において術前と比較して有意な差を認めなかった(Dunnett’stest).手術既往の有無別にみた平均眼圧の推移を図3に示す.手術既往眼の平均眼圧は術前C21.9C±5.9CmmHg,術後1,3およびC6カ月はC15.8C±4.8,16.5C±5.1,17.2C±4.7CmmHgで,すべての時点において術前と比較して有意に下降した(p<C0.05,Dunnett’stest).非手術既往眼の平均眼圧は術前C24.4C±3.1mmHg,術後C1,3およびC6カ月はC14.8C±3.0,18.0C±7.2,14.6C±1.8CmmHgで,術後C1,6カ月において術前と比較して有意に下降した(p<0.05,Dunnett’stest).手術既往眼,非手術既往眼ともに,術後C6カ月時点で術前と比較し有意に下降した(p<0.05,Dunnett’stest).合併症は瞳孔散大C4例を認め,羞明の自覚症状があったが,いずれも術後C6カ月までには改善または改善傾向であった.また,眼内出血や眼球癆などの重篤な合併症を認めなかった.CIII考按今回,眼圧は術後C1,3およびC6カ月のすべての時点において術前と比較して有意に下降した.今回とCMP-CPC施行条件,成功基準が類似している既報との比較を表2に示す.既報では成功基準を「眼圧C6.21CmmHgまたは術前からC20%以上の眼圧下降」とした場合,術後C6カ月時点でC74.3.83.3%の症例がこの基準を満たす2.5)と報告されている.今回はC90.5%の症例がこの基準を満たしており,既報と比較し同等以上の効果を認めた.加齢により毛様体無色素上皮の色素が増加すること12),白色人種と比較し,有色人種のほうが眼の色素が濃いために少ないレーザーパワーで効果が現れやすいこと6,7,13)が知られている.CW-CPCの成功率は患者の年齢と相関がある8)という報告や,MP-CPCでもC40歳以上の患者ではC40歳未満の若年者と比較し再手術のリスクが低いこと2),有色素眼のほうが無色素眼よりもレーザーの効果が高い9)という報告がある.今回は既報と比較し,平均年齢が高く,色素の増加によりレーザーの感受性が高くなり生存率を上昇させた可能性も考えられる.点眼スコアに関し,今回は術前後で点眼スコアに有意な変化は認めなかった.既報では点眼スコアは有意に減少した2.5)と多く報告されている.一方,Laruelleらは点眼調整における明確な基準が存在しなかったこと,症例に進行例が含まれていたことなどから,術前後で点眼スコアに有意な変化を認めなかった14)と報告している.本研究においても末期緑内障が多く,20%以上の眼圧下降が得られていても,10CmmHg台前半以下の眼圧を達成するため術前と同強度の薬物療法が継続となった症例が多かったためと考えられる.また,このように術後も術前と同強度の薬物治療を継続としたことが,術後C6カ月時点で既報と比較し良好な術後成績が得られた一因とも考えられる.手術既往の有無別に検討したところ,本研究では手術歴の表1患者背景30年齢C72.3±11.9歳25性別男10例(C47.6%)女11例(C52.4%)病型原発開放隅角緑内障9眼(42.8%)閉塞隅角緑内障2眼(9.5%)眼圧(mmHg)2010血管新生緑内障3眼(14.2%)落屑緑内障3眼(14.2%)C5その他4眼(1C9.0%)静的視野検査(HFA)11眼(C52.4%)初期(MD値≧C.6dB)0眼(0C.0%)中期(C.12CdB≦MD値<C.6dB)1眼(4C.8%)末期(MD値<C.12dB)10眼(4C.8%)手術既往16眼(C76.2%)Trabeculectomy12眼(C57.1%)Trabeculotomy3眼(1C4.2%)Ahmedglaucomavalve2眼(9C.5%)Express2眼(9C.5%)術前術後1カ月術後3カ月術後6カ月図1平均眼圧の推移平均眼圧は術前と比較し,術後すべての時点で有意な下降を認めた(p<0.05).C6(平均±標準偏差)*p<0.05,Dunnett’stest533.5±0.93.8±1.43.4±1.03.4±1.02Selectivelasertrabeculoplasty1眼(4.7%)(平均±標準偏差)点眼スコア4有無にかかわらず,術後C6カ月の時点で有意な眼圧下降を認めた.Zaarourらは手術歴の有無にかかわらず,有意な眼圧下降を認めたが,非手術既往眼のほうが手術既往眼よりも眼圧下降率が高い3)と報告している.この理由としてCChenらは手術既往眼であること自体,難治性緑内障である可能性が1術前術後1カ月術後3カ月術後6カ月図2点眼スコアの推移点眼スコアは術前と比較し,術後すべての時点で有意差を認めな高く,以前に手術を受けた患者は成功率が低くなる可能性がかった.高いのではないか2)と示唆している.一方で手術既往眼のほうが非手術既往眼よりも眼圧下降率が高い4,9)という報告もC30あり,統一した見解はない.25以上から,MP-CPCは手術後の眼圧コントロール不良な難治性緑内障のみならず,認知症や全身状態不良などの理由で手術自体が困難な患者に対する治療の選択肢の一つとなりうると考えられる.しかし,手術既往の有無別での眼圧下降率の優劣に関しては,本研究では非手術既往眼はC5例と症例眼圧(mmHg)201510数も少ないため,さらなる症例の蓄積・検討が必要と考えられる.合併症に関しては,本研究では既報同様に眼球勞やその他視機能に影響を与える重篤な合併症は認めなかった.これまでの報告では前房炎症の頻度が高い2,3)が,本研究では前房炎症を生じた症例はなかった.既報においてCMP-CPC後の前房炎症はC1週間程度のステロイド点眼の使用により改善が得られており,本研究では予防的にステロイド点眼を処方していたため前房炎症の発生が抑制された可能性が考えられる.また,本研究では経過中に瞳孔散大をC4眼(18%)で認めた.ChenらはC3.3%,RadhakrishnanらもC11%で瞳孔散大を認めたと報告している2,15).Radhakrishnanらはアジア(119)5手術既往眼非手術既往眼図3手術既往の有無別にみた平均眼圧の推移手術歴の有無にかかわらず,術後C6カ月の時点で有意な眼圧下降を認めた.人や水晶体眼では術後散瞳の頻度が高いと報告しており15),本研究およびCChenらの研究でもアジア人の割合が高いため,他の研究に比較し瞳孔散大の頻度が高くなった可能性が考えられる.本研究で瞳孔散大を認めた症例はいずれも経過あたらしい眼科Vol.40,No.8,2023C1105表2既報との比較評価項目と達成率文献年齢おもな病型手術既往(術後C6カ月)合併症原発開放隅角緑内障9眼(42.8%)手術既往眼16眼(76.2%)瞳孔散大4眼(18.2%)閉塞隅角緑内障2眼(9.5%)Trabeculoctomy12眼(57.1%)今回血管新生緑内障3眼(14.2%)Trabeculotomy3眼(14.2%)①眼圧6.21CmmHgor21例21眼90.5%C72.8±11.8歳落屑緑内障3眼(14.2%)Ahmedglaucomavalve2眼(9.5%)②術前からC20%以上の下降Express2眼(9.5%)Selectivelasertrabeculoplasty1眼(4.7%)原発開放隅角緑内障26眼(34.7%)手術既往眼31眼(41.3%)炎症17眼(23.0%)閉塞隅角緑内障6眼(8.0%)Trabeculoctomy14眼(18.7%)視力低下8眼(14.0%)CZaarourKetal.20183)血管新生緑内障4眼(5.3%)Ahmedglaucomavalve20眼(26.7%)①眼圧6.21CmmHgor69例75眼81.4%C55.5±22.9歳落屑緑内障3眼(4.0%)Diodelasereyelophotocoagulation6眼(8.0%)②術前からC20%以上の下降Laserperipheralindotomy6眼(8.0%)Selectivelasertrabeculoplasty3眼(4.0%)原発開放隅角緑内障66眼(56.9%)手術既往眼79眼(68.1%)視力低下9眼(7.8%)閉塞隅角緑内障7眼(6.0%)Trabeculoctomy31眼(26.7%)低眼圧症2眼(1.7%)CGarciaGAetal.20194)血管新生緑内障3眼(2.6%)Tubeshuntsurgery57眼(49.1%)①眼圧6.21CmmHgor116例C116眼74.3%C65.8±16.9歳落屑緑内障6眼(4.3%)Express5眼(4.3%)②術前からC20%以上の下降Diodelasereyelophotocoagulation3眼(2.6%)Selectivelasertrabeculoplasty9眼(7.8%)原発開放隅角緑内障12眼(41.4%)手術既往眼17眼(58.6%)黄斑浮腫1眼(3.4%)CVigNetal.20205)閉塞隅角緑内障1眼(3.4%)Trabeculoctomy8眼(27.6%)①眼圧6.21CmmHgorC64.7±15.1歳血管新生緑内障2眼(6.9%)Bacrveldttubes9眼(33.3%)②術前からC20%以上の下降29例29眼落屑緑内障1眼(3.4%)Diodelasereyelophotocoagulation10眼(34.5%)75.9%Minimallyinvasivegraucomashunt7眼(24.1%)原発開放隅角緑内障37眼(61.7%)手術既往眼18眼(30.0%)前房炎症13眼(21.6%)閉塞隅角緑内障6眼(10.0%)Trabeculoctomy14眼(273.3%)①眼圧6.21CmmHgor結膜出血4眼(6.7%)CChenHSetal.20222)C58.9±12.4歳Express2眼(3.3%)②術前からC20%以上の下降低眼圧症2眼(3.3%)56例60眼血管新生緑内障4眼(7.1%)CW-TSCPC8眼(13.3%)83.3%瞳孔散大2眼(3.3%)(<6mmHg)今回とCMP-CPC施行条件,成功基準が類似している既報についてまとめた.既報では成功基準を「眼圧C6.21CmmHgまたは術前からC20%以上の眼圧下降」とした場合,術後C6カ月時点でC74.3.83.3%の症例がこの基準を満たす.今回はC90.5%の症例がこの基準を満たしており,既報と比較し同等以上の効果を認めた.観察のみで術後C6カ月には改善が得られている.以上より,MP-CPCは安全性に優れた治療法と考えられる.CIV結論利益相反:利益相反公表基準に該当なし文献1)日本緑内障学会緑内障診療ガイドライン作成委員会:緑内障診療ガイドライン(第C5版).日眼会誌C126:85-177,C20222)ChenHS,YehPH,YehCTetal:MicropulsetransscleralcyclophotocoagulationCinCaCTaiwanesepopulation:2-yearCclinicalCoutcomesCandCprognosticCfactors.CGraefesCArchCClinExpOphthalmolC260:1265-1273,C20223)ZaarourCK,CAbdelmassihCY,CArejCNCetal:OutcomesCofCmicropulseCtransscleralCcyclophotocoagulationCinCuncon-trolledglaucomapatients.JGlaucomaC28:270-275,C20194)GarciaCGA,CNguyenCCV,CYelenskiyCACetal:MicropulseCtransscleralCdiodeClaserCcyclophotocoagulationCinCrefracto-ryglaucoma:Short-termCe.cacy,Csafety,CandCimpactCofCsurgicalChistoryConCoutcomes.COphthalmolCGlaucomaC2:C402-412,C20195)VigCN,CAmeenCS,CBloomCPCetal:MicropulseCtransscleralcyclophotocoagulation:initialCresultsCusingCaCreducedCenergyprotocolinrefractoryglaucoma.GraefesArchClinExpOphthalmolC258:1073-1079,C20206)CheungCJJC,CLiCKKW,CTangSWK:RetrospectiveCreviewConCtheCoutcomeCandCsafetyCofCtransscleralCdiodeClaserCcyclophotocoagulationCinCrefractoryCglaucomaCinCChineseCpatients.IntOphthalmolC39:41-46,C20197)KaushikS,PandavSS,JainRetal:LowerenergylevelsadequateCforCe.ectiveCtransscleralCdiodeClaserCcyclophoto-coagulationCinCAsianCeyesCwithCrefractoryCglaucoma.CEye(Lond)22:398-405,C20088)SchloteT,DerseM,RassmannKetal:E.cacyandsafe-tyCofCcontactCtransscleralCdiodeClaserCcyclophotocoagula-tionCforCadvancedCglaucoma.CJCGlaucomaC10:294-301,C20019)deCCromCRMPC,CSlangenCCGMM,CKujovic-AleksovCSCetal:MicropulseCtrans-scleralCcyclophotocoagulationCinCpatientsCwithglaucoma:1-andC2-yearCtreatmentCout-comes.JGlaucomaC29:794-798,C202010)山本理紗子,藤代貴志,杉本宏一郎ほか:難治性緑内障におけるマイクロパルス経強膜的毛様体凝固術の短期成績.あたらしい眼科36:933-936,C201911)光田緑,中島圭一,谷原秀信ほか:マイクロパルス波経強膜毛様体凝固術の短期成績.あたらしい眼科C36:1078-1082,C201912)GartnerJ:ElectronCmicroscopicCobservationsConCtheCcil-iozonularCborderCareaCofCtheChumanCeyeCwithCparticularCreferencetotheagingchanges.ZAnatEntwicklungsgeschC131:263-273,C197013)CantorLB,NicholsDA,KatzLJetal:Neodymium-YAGtransscleralCcyclophotocoaguration.CTheCroleCofCpigmenta-tion.InvestOphthalmolVisSciC30:1834-1837,C198914)LaruelleG,PourjavanS,JanssensXetal:Real-lifeexpe-rienceCofCmicropulseCtransscleralCcyclophotocoagulation(MP-TSCPC)inadvancedanduncontrolledcasesofsev-eralglaucomaCtypes:aCmulticentricCretrospectiveCstudy.CIntOphthalmolC41:3341-3348,C202115)RadhakrishnanS,WanJ,TranBetal:Micropulsecyclo-photocoagulation:aCmulticenterCstudyCofCe.cacy,Csafety,CandCfactorsCassociatedCwithCincreasedCriskCofCcomplica-tions.JGlaucomaC29:1126-1131,C2020***