《原著》あたらしい眼科32(10):1493.1498,2015cスペクトラルドメイン光干渉断層計による正常眼における黄斑部の視細胞内節外節接合部―網膜色素上皮間距離の定量今井俊裕*1後藤克聡*2,3水川憲一*2瀧澤剛*2荒木俊介*2,3桐生純一*2*1川崎医科大学眼科学2教室*2川崎医科大学眼科学1教室*3川崎医療福祉大学大学院医療技術学研究科感覚矯正専攻QuantifyingDistancebetweenInnerandOuterSegmentsofPhotoreceptor-RetinalPigmentEpitheliumatMacularRegioninNormalEyesUsingSpectralDomainOpticalCoherenceTomographyToshihiroImai1)KatsutoshiGoto2,3)KenichiMizukawa2),GoTakizawa2)SyunsukeAraki2,3)andJunichiKiryu2),,,1)DepartmentofOphthalmology2,KawasakiMedicalSchool,2)DepartmentofOphthalmology1,KawasakiMedicalSchool,3)DoctoralPrograminSensoryScience,GraduateSchoolofHealthScienceandTechnology,KawasakiUniversityofMedicalWelfare目的:スペクトラルドメイン光干渉断層計(SD-OCT)を用いて視細胞外節を含めた視細胞内節外節接合部(IS/OS)から網膜色素上皮までの厚み(TotalOS&RPE/BM)を測定し,正常眼における黄斑部領域での定量および検討を行った.対象および方法:正常眼57眼に対し,中心窩から1mm部位と3mm部位の各12点(合計24点)のTotalOS&RPE/BMを内蔵ソフトにより計測し,黄斑部領域での定量および年齢,屈折度数との相関,性差について検討した.結果:TotalOS&RPE/BMは中心窩で平均80.6±5.5μmであった.また,全象限で1mm部位(上方70.3μm,耳側70.9μm,下方68.9μm,鼻側71.3μm)より3mm部位(上方68.0μm,耳側67.0μm,下方66.0μm,鼻側66.8μm)が有意に薄く,下方が他象限に比較し薄い傾向にあった.男性における中心窩のTotalOS&RPE/BMは年齢と負の相関を認めた(r=.0.4936,p=0.0104)が,屈折度数との相関はなかった.結論:TotalOS&RPE/BMは中心窩がもっとも厚く,全象限で1mm部位より3mm部位が有意に薄かった.男性における中心窩のTotalOS&RPE/BMは加齢に伴い減少する.Purpose:Toquantifythedistancebetweeninnerandoutersegmentsofphotoreceptor-retinalpigmentepithelium(TotalOS&RPE)atthemacularregioninnormaleyes,usingspectraldomainopticalcoherencetomogra-phy(SD-OCT).SubjectsandMethods:Each12pointsofTotalOS&RPE/BMat1mmand3mmareas(total24points)fromthefoveawereexaminedbySD-OCTin57normaleyes.Wealsoinvestigatedtherelationshipofage,refractionandgender,andcomparedthethicknessinfourquadrants.Results:TotalOS&RPE/BMwassignificantlythinatthe3mmareasite(superior70.3μm,temporal70.9μm,inferior68.9μm,nasal71.3μm)thanatthe1mmareasite(superior68.0μm,temporal67.0μm,inferior66.0μm,nasal66.8μm)inallquadrants.Inferiorquadrantswerethincomparedtotheotherquadrants.TotalOS&RPE/BMatthefoveainmalesshowedsignificantnegativecorrelationwithage.Therewasnocorrelationwithrefraction.Conclusion:TotalOS&RPE/BMwasthickestinthefovea,the3mmareabeingsignificantlythinnerthanthe1mmareainallquadrants.TotalOS&RPE/BMofthefoveainmalesdecreasedwithage.〔AtarashiiGanka(JournaloftheEye)32(10):1493.1498,2015〕Keywords:光干渉断層計,視細胞外節,網膜色素上皮,年齢.opticalcoherencetomography,photoreceptorofoutersegment,retinalpigmentepithelium,age.〔別刷請求先〕今井俊裕:〒700-8505岡山市北区中山下2丁目1番80号川崎医科大学眼科学2教室Reprintrequests:ToshihiroImai,DepartmentofOphthalmology2,KawasakiMedicalSchool,2-1-80Nakasange,Okayama7008505,JAPAN0910-1810/15/\100/頁/JCOPY(121)1493はじめにスペクトラルドメイン光干渉断層計(spectraldomainopticalcoherencetomography:SD-OCT)の普及により視細胞内節外節接合部(junctionbetweenphotoreceptorinnerandoutersegment:IS/OS)を指標に視力の根源とされている視細胞外節の状態を評価できるようになった.しかし,視細胞外節の評価はOCTの解像度や自動セグメンテーションの問題により,厚みによる定量的評価を行った報告は少なく1,2),おもにIS/OSの有無による定性的評価が行われてきた3,4).近年では,IS/OSとされていた高反射ラインは視細胞内節のミトコンドリアを反映しているellipsoidzoneであると報告されている5)が,本研究では筆者らの既報6,7)に合わせてIS/OSと表記する.以前に筆者らは,視細胞外節の代謝に重要である網膜色素上皮(retinalpigmentepithelium:RPE)を含めたIS/OS内縁からRPE外縁までの距離(totaloutersegmentandRPE/bruchmembrane:TotalOS&RPE/BM)2)の定量を行い,中心窩下のTotalOS&RPE/BMは平均81.3μmで年齢との相関がないことを報告した6).さらに,裂孔原性網膜.離術後における中心窩下のTotalOS&RPE/BMは正常眼よりも減少しおてり,経過とともに増加し,術後6カ月で正常眼と同等の値になったことから,視細胞外節の再生過程を二次的に定量することが可能であったことを報告した7).今回,筆者らは黄斑部領域における視細胞外節の厚みと視機能との上方耳側鼻側下方関連を検討する前段階として,層境界検出アルゴリズムによりTotalOS&RPE/BMの測定が可能なSD-OCTを用いて,正常眼における黄斑部領域での定量および年齢,屈折度数との相関,性差について検討した.I対象および方法対象は研究に対してインフォームド・コンセントを行い同意が得られ,眼科疾患の既往はなく,検眼鏡や眼底写真,OCT所見が正常であり,屈折異常以外の眼科的疾患を有さない健常者57例57眼(男性26例,女性31例)で,右眼のデータを採用した.矯正視力は1.0以上で中心固視が可能であったものとした.全体の平均年齢は49.7±18.4(20.79)歳で,平均屈折度数は.1.75±3.12(+3.75..9.50)Dであった.男性の平均年齢は48.7±18.8(20.79)歳,年齢の内訳は20代5例,30代5例,40代3例,50代5例,60代4例,70代4例,女性の平均年齢は50.5±18.3(20.79)歳,年齢の内訳は20代4例,30代5例,40代5例,50代5例,60代6例,70代6例である.平均屈折度数は男性.2.60±3.20(+2.75..9.50)Dで,女性.1.00±2.90(+3.75..8.50)Dであった.使用機器はSD-OCT(RS-3000R:NIDEK)を用い,スキャンモードとして6.0mmの黄斑ラジアルスキャンで測定した.黄斑ラジアルスキャンは黄斑部を15°間隔に12本スキャンし,加算枚数は5枚とした.中心窩から1mm部位と3mm部位の各12点(合計24点)のTotalOS&視細胞内節外節接合部内縁網膜色素上皮外縁図1TotalOS&RPE/BMのセグメンテーション上段:SD-OCTにより黄斑部を15°間隔に12本ラジアルスキャンし,中心窩から1mmと3mm部位の各12点(合計24点)のTotalOS&RPE/BMを内蔵ソフトより抽出した.1mm,3mm部位の耳側(135°.225°),上方(45°.135°),鼻側(45°.315°),下方(225°.315°)の平均を算出し,4象限のTotalOS&RPE/BMとした.下段:TotalOS&RPE/BMは視細胞内節外節接合部内縁.網膜色素上皮外縁とした.1494あたらしい眼科Vol.32,No.10,2015(122)RPE/BMを計測し,上方(45°.135°),耳側(135°.225°),下方(225°.315°),鼻側(45°.315°)の平均値を算出し,4象限のTotalOS&RPE/BMとした(図1).TotalOS&RPE/BMはIS/OS内縁からRPE外縁までとし,そのセグメンテーションは内蔵ソフトの層境界検出アルゴリズムにより自動で行われた.層境界の検出が不正確な場合は再測定を行い,画質を示すsignalstrengthindex(SSI)は7以上の信頼性のある結果を採用した(図1).検討項目はTotalOS&RPE/BMの4象限での比較,TotalOS&RPE/BMの年齢,屈折度数との相関および性差である.統計学的検討はTotalOS&RPE/BMの4象限での比較に対して,分散分析(ANOVA)法を用いて有意差が得られた場合はScheffe多重比較法を行った.また,年齢や屈折度数との相関に対して,4象限ではSpearman順位相関係数,性差に対してはMann-WhitneyUtestを用いて危険率5%未満を統計学的に有意とした.なお,本研究は川崎医科大学倫理委員会の承認を得て行った.II結果1.TotalOS&RPE/BMの中心窩および4象限での比較TotalOS&RPE/BMは,中心窩では80.6±5.5μmと他象限と比較し有意に厚く(p<0.01),1mm部位は上方70.3±3.4μm,耳側70.9±3.4μm,下方68.9±3.6μm,鼻側71.3±3.6μmで,鼻側,耳側,上方,下方の順に厚く,下方は鼻側,耳側と比較し有意に薄かった(p<0.01,0.05).3mm部位は上方68.0±3.0μm,耳側67.0±3.3μm,下方66.0±3.6μm,鼻側66.8±3.8μmで,上方,耳側,鼻側,下方の順に厚く,下方は上方と比較し有意に薄かった(p<0.05).全象限1mm部位より3mm部位が有意に薄かった(p<0.01)(図2,3).性差では,男性は中心窩80.3±6.4μmと他象限と比較し有意に厚く(p<0.01),1mm部位は上方69.8±3.5μm,耳側70.0±3.4μm,下方68.0±4.1μm,鼻側70.2±3.6μmで,鼻側,耳側,上方,下方の順に厚かった.3mm部位は上方67.9±2.4μm,耳側66.7±3.2μm,下方65.8±4.0μm,鼻側69.2±3.9μmで,鼻側,上方,耳側,下方の順に厚かった(図2,3).女性は中心窩80.8±4.8μmと他象限と比較し有意に厚く(p<0.01),1mm部位は上方70.6±3.2μm,耳側71.7±3.3μm,下方69.7±3.0μm,鼻側72.0±3.4μmで,鼻側,耳側,上方,下方の順に厚かった.下方は耳側と比較し有意に薄かった(p<0.05).3mm部位は上方68.2±3.5μm,耳側67.1±3.3μm,下方66.2±3.3μm,鼻側66.5±3.7μmで上方,耳側,鼻側,下方の順に厚かった(図2,3).男女ともに中心窩は他象限と比較して有意に厚く,全象限(123)図2TotalOS&RPE/BMマップ内円:1mm部位TotalOS&RPE/BM.外円:3mm部位TotalOS&RPE/BM.1mm部位より3mm部位が有意に薄かった(p<0.01)(図2,3).また,各象限における性差では,1mm部位の鼻側のみ女性と比較して男性が有意に薄かった(p<0.05)(図4).あたらしい眼科Vol.32,No.10,20151495901mm部位8090全体***TotalOS&RPE/BM(μm)TotalOS&RPE/BM(μm)TotalOS&RPE/BM(μm)TotalOS&RPE/BM(μm)TotalOS&RPE/BM(μm)*男性701mm**70****女性**◆3mm6050上方耳側下方鼻側903mm部位80*上方耳側下方鼻側90男性80男性701mm**70**女性****◆3mm60605050上方耳側下方鼻側上方耳側下方鼻側90女性*801mm****70****◆3mm6050上方耳側下方鼻側図31mm,3mm部位における各象限の比較全体,男性,女性:4象限ともに1mm部位より3mm部位が図41mm,3mm部位における各象限の性差男性1mm部位の鼻側のみ,女性よりも有意に薄かった(p<0.05).*:p<0.05.RPE/BMは中心小窩から周辺になるに従い薄くなると報告している2).この理由として,中心窩では錐体外節の先端がRPEまで達しているのに対して,周辺では錐体外節が杆体外節の半分の長さでRPEから伸びた微絨毛に包まれていることが関与していると述べている.また,Ootoらの3DOCTを用いた検討では,視細胞外節の厚みは中心部網膜から周辺有意に薄かった(p<0.01).全体:1mm部位において下方は鼻側,耳側と比較し有意に薄かった(p<0.01,0.05).3mm部位において下方は上方と比較し有意に薄かった(p<0.05).女性:1mm部位において下方は鼻側と比較し有意に薄かった(p<0.05).**:p<0.01,*:p<0.05.2.TotalOS&RPE/BMと年齢および屈折度数との相関年齢との相関では,男性の中心窩のみ加齢に伴いTotalOS&RPE/BMが減少する負の相関が認められた.屈折度数との相関では男性,女性ともに全象限において屈折度数との相関はなかった(表1).性別による各パラメータでの比較では,男女間で年齢(p=0.7075),屈折度数(p=0.1044)に有意差はなかった.III考按1.TotalOS&RPE/BMの黄斑部領域での定量今回のSD-OCTを用いたTotalOS&RPE/BMの黄斑部領域における定量により,TotalOS&RPE/BMは中心窩でもっとも厚く,全象限で1mm部位より3mm部位が有意に薄いことが明らかとなった.Srinivasanらのultrahigh-resolutionOCT(UHR-OCT)を用いた検討では,TotalOS&1496あたらしい眼科Vol.32,No.10,2015になるにつれ薄くなると報告している1).Hoganら8)のヒト網膜の組織学的検討では,視細胞内節の付け根からRPEの距離は後極部より周辺部のほうが短いと報告している.本研究の結果は,これらのUHR-OCTを用いたSrinivasanら2)や3DOCTを用いたOotoら1)の報告,Hoganら8)の組織学的所見とも一致する結果であった.よって,TotalOS&RPE/BMを測定することでRPEを含めた視細胞外節厚を二次的に定量することが可能であると考えられた.今回の検討により,日本人における黄斑部領域のTotalOS&RPE/BMを定量することができた.2.TotalOS&RPE/BMの4象限での比較および年齢,屈折度数との関連4象限における比較検討では,有意差はみられなかったが,1mm部位および3mm部位において下方が他象限と比較して薄い傾向があった.また,各象限で性差をみたところ1mm部位の鼻側のみ女性と比較して男性が有意に薄く,その他の象限も男性が薄い傾向にあったが有意差はなかった.Curcioら9)の組織学的検討では,44.58歳頃から杆体細胞密度は下方網膜から減少しはじめ,その減少は加齢とともに全体へ広がると報告している.しかし,本研究では男性の中心窩以外はTotalOS&RPE/BMと年齢に負の相関はみら(124)表1TotalOS&RPE/BMと年齢および屈折度数との相関年齢屈折度数相関係数p値相関係数p値中心窩.0.10940.41800.09720.4721全体1mm上方耳側下方鼻側.0.1673.0.0203.0.13350.01920.21360.88090.32210.8871.0.05370.05590.03940.12530.69140.67950.77110.35303mm上方耳側下方鼻側.0.04250.1458.0.1535.0.09520.75330.27910.25440.4813.0.14670.0927.0.00080.03940.27610.49270.99500.7712中心窩.0.49360.0104*.0.11050.5909男性1mm上方耳側下方鼻側.0.15760.0496.0.3019.0.03800.44200.81000.13390.85380.04130.0921.0.07650.05720.84120.65440.71020.78133mm上方耳側下方鼻側.0.03060.1149.0.2326.0.15860.88190.57620.25280.43890.07940.0965.0.09710.10960.69970.63920.63700.5941中心窩0.19480.29360.25700.1628女性1mm上方耳側下方鼻側.0.1814.0.0820.0.03110.00280.32880.66100.86800.9880.0.2337.0.11510.0172.0.02340.20580.53750.92680.90043mm上方耳側下方鼻側.0.04200.1511.0.0469.0.01270.82250.41720.80240.9457.0.30080.05720.0416.0.01370.10020.75990.82400.9418れなかったため,下方が他象限よりも薄かった理由や1mm部位の鼻側のみ男性が有意に薄かった理由は不明であり,今後もさらなる検討が必要である.年齢や屈折度数との関連については,男性の中心窩のみ加齢に伴い薄くなる負の相関がみられたが,全象限で屈折度数との相関はなかった.これは,以前に筆者らが報告した中心窩下のTotalOS&RPE/BMは加齢による変化がなく,女性のみ屈折度数の近視化に伴い厚みが減少し,遠視化に伴い増加する正の相関がみられた結果6)と異なるものであった.TotalOS&RPE/BMと年齢,屈折度数との関連を検討した報告は少なく,Srinivasanらの加齢に伴いTotalOS&RPE/BMが減少するという本研究と同様の報告2)もあるが,一定の見解は得られなかった.本研究と筆者らの既報との結果が異なる要因としては,対象者における屈折異常の程度差による影響も考えられるため,屈折異常の程度を揃えたうえで,TotalOS&RPE/BMと年齢,屈折度数との関連を詳細(125)(*:p<0.05)に検討する必要がある.おわりに今回,筆者らはSD-OCT(RS-3000R)を用いて日本人の正常眼におけるTotalOS&RPE/BMの黄斑部領域での定量を行った.TotalOS&RPE/BMは男性の中心窩のみ年齢との相関があり,耳側,上方,鼻側と比較して下方が薄い傾向にあった.しかし,本研究の問題点としては,対象者に中等度以上の近視眼が含まれていること,黄斑部ラジアルスキャンにおける測定ポイントの少なさ,症例数の少なさがあげられる.そのため,今後は症例数を増加し,対象の屈折異常の程度を限定したうえでのさらなる検討が必要である.そして,視細胞外節病をはじめとする網膜疾患における黄斑部領域のTotalOS&RPE/BMを定量し,臨床的意義や視機能との関連を検討する予定である.あたらしい眼科Vol.32,No.10,20151497文献1)OotoS,HangaiM,TomidokoroAetal:Effectsofage,sex,andaxiallengthonthethree-dimensionalprofileofnormalmacularlayerstructures.InvestOphthalmolVisSci52:8769-8779,20112)SrinivasanVJ,MonsonBK,WojtkowskiMetal:Characterizationofouterretinalmorphologywithhigh-speed,ultrahigh-resolutionopticalcoherencetomography.InvestOphthalmolVisSci49:1571-1579,20083)OokaE,MitamuraY,BabaTetal:Fovealmicrostructureonspectral-domainopticalcoherencetomographicimagesandvisualfunctionaftermacularholesurgery.AmJOphthalmol152:283-290,20114)OtaM,TsujikawaA,MurakamiTetal:Fovealphotoreceptorlayerineyeswithpersistentcystoidmacularedemaassociatedwithbranchretinalveinocclusion.AmJOphthalmol145:273-280,20085)StaurenghiG,SaddaS,ChakravarthyUetal:Proposedlexiconforanatomiclandmarksinnormalposteriorsegmentspectral-domainopticalcoherencetomography:theIN・OCTconsensus.Ophthalmology121:1572-1578,20146)後藤克聡,水川憲一,山下力ほか:スペクトラルドメイン光干渉断層計による正常眼での視細胞内節外節接合部-網膜色素上皮間距離の定量.あたらしい眼科30:1767-1771,20137)後藤克聡,水川憲一,今井俊裕ほか:スペクトラルドメイン光干渉断層計による裂孔原性網膜.離術後の視細胞内節外節接合部-網膜色素上皮距離の経時的変化.あたらしい眼科31:1070-1074,20148)HoganMJ,AlvaradoJA,WeddellJE:RETINA.HISTOLOGYoftheHUMANEYE─anatlasandtextbook.W.B.Sanuderscompany,Philadelphia,19719)CurcioCA,MillicanCL,AllenKAetal:Agingofthehumanphotoreceptormosaic:evidenceforselectivevulnerabilityofrodsincentralretina.InvestOphthalmolVisSci34:3278-3296,1993***1498あたらしい眼科Vol.32,No.10,2015(126)